毎日がHappy気分♪

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そんな私の日常を気ままに綴った日記です。

『N・P』

2011年09月20日 | 本でハッピー♪

 

吉本ばなな 著。

あ、今は 「よしもとばなな」 さんですけどね。

 

この人の本を読む度に いつも村上春樹氏を思い出す。

作家さんにとってそんな失礼な話はないのかもしれないけれど

正直そうなんだもの。

なんか雰囲気が似てるんですよね。

うまく説明できないけど。

なんかこう・・・捉えどころがないんだけど 

そう思った時には既にもうワシっと掴まれちゃってる、みたいな。

うぇ~ん・・どうにかしてほしい、この描写下手な私を。

 

とにかくですね、

出てくる人たちが置かれてる状況はかなりシビアなのに(近親相姦、自殺、オカルト?)

清涼飲料水を飲んだ時みたいな このさわやかさは何!? って感じ。

 

「哀しい予感」 で悔いを残した部分に精一杯取り組めてすがすがしい気持ち、ってばななさんは言ってます。

それは良かった。

 

「私も含めて、私のまわりにも、あなたを含めて多分あなたのまわりにも『困った人』はたくさんいます。

才能だったり、欠落だったり、生きていきにくいなにかをいつも抱えて歩いている人。

でも、この世にいるどのような人も、誰にもはばからずに好きな位置でその人が思うように生きていい、

そういうことを自分も含めて忘れそうになりそうなので、

 それを強くこめて、いまここで作品にしたかったのです。」 (あとがきより)

 

これが全て。

以上。

 

 

 

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