奥田英朗 著。
実はこれ、『ラン』 よりもかなり前に読み終わっていたのですがレビューが後回しになっちゃいました。
5月に映画公開されるらしいですが 観に行くことはないでしょう。
えっとそれは、面白くないってことじゃなくて
あと20年若かったら もっとスッポリはまってた、って意味で。
現役のOLさんにはかなりお薦めですよ、これ。
しかし・・・
奥田英朗って人は何なんでしょうかね。
男の名前を語ってるけど実は女性だったりするんじゃないですか?
だって働く女子の細かい心理描写、なんでこんな風にうまく表せるの? なんで、なんで?
1.ヒロくん
2.マンション
3.ガール
4.ワーキング・マザー
5.ひと回り
五つの短編集。
どれも納得・・・そして、
奥田英朗の表現力に果てしなく嫉妬した一冊でした。