今日のシネマ
2011年 アメリカ
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ビックリな映画でした。
ブラピ と ショーン・ペン の競演だからいっちょ観てみるか、なんてノリで借りると打ちのめされます。
途中から、あれ? 私、いつの間にか違うDVD観ちゃってる? って思ったくらい。
イギリスBBC製作の 「プラネットアース」「アース」「オーシャンズ」「ライフ」・・・・
あのシリーズみたいな映像が延々と続きます。
でもそれがすっごく美しくて わあ、これIMAXで観たいなぁって、一時本編を忘れそうなくらいでした。
宗教色がちょっと強いので 日本人にはあまり向かないような気もするのですが
息子を亡くした母の気持ちが痛いほどよくわかったのと(でもそれがストーリーの軸ではない)
神父様の「神は与え 同時に奪いたもう」という言葉にピクンと一瞬、心の何かが反応した感じでした。
ブラピは3人の子の父親役で、その長男が大人になったのが ショーン・ペン。
全体的に見ると、ショーン・ペンの回想という形になっています。
おもしろいから観てごらん、と人に薦められないし、
ちょっと私の手に負えないほど大きな世界観だったりするのだけれど
これはこれでけっこう印象に残る映画だと私は思いました。
ブラピが好きってのもあるしね。
お母さん役の ジェシカ・チャスティン の透明感たら!
透けてなくなりそうでしたわ。
それにしても、長男の子役時代をやってた子がすっごく良かった。
思春期のもやもやと、父親に対する反抗心なんかを見事に演じきっていたと思います。
最近観た子役の中では一番かも。
↑ ハンター・マクラケン 君。