私は若い頃からアクセサリーが大好きでした。
しかし、ビーズをやり始めてからは ショップに並べられているアクセを見ても
「欲しい!」・・・じゃなくて 「これなら作れる」と視点が変化。
この写真のネックレスもそうやってできた一つです。
連休中、あるお店で並べられていたアクセを見て
ん? 6010番(スワロフスキーの型番)をこんな風に使うなんて考えたことなかった! やってみよう!
と、そのままビーズショップに駆け込み、色を選んで家に連れて帰りました。
チェーンと丸小(間に使っている小さいビーズ)は家にある在庫を使って15分ほどで完成。
私的には、お店で見た以上の物ができた、と満足してます。
他の色でも作ってみたい。
と、こんな風に、作り手の目線でショップのアクセを見てしまう私です。
真剣な眼差しで売り物を見ていると 必ずと言っていいほど店員さんがやってきます。
「それ、今日入ったんですよ~ すごく可愛いでしょう?」
すると私は正直に
「私、ビーズやってるんで、どうやって出来ているのか気になって・・・」
と言ってしまいます。
すると 大抵の売り子さんは
「あぁ、そうなんですか・・」 と 離れて行きます。
この人は買うつもりがない、と判断するからでしょう。
しかし、あるお店で同じように声をかけてきた売り子さんがいました。
「良かったら鏡で合わせて見てくださいね」 の言葉に これまた同じように
「私、ビーズやってるもので、ちょっと気になって見せてもらってました」
と言ったら
「え~ そうなんですか! 今、つけてらっしゃるのも手作りですか? すごーい!
何かヒントになるといいんですけど・・どうぞ、ゆっくり見て行ってくださいね」
なんだかすごく嬉しくなりました。
なかなかこういう店員さんはいません。
すごく気持ちを良くした私は その後、店内をゆっくり見て歩き、
洋服を一つお買い上げしてしまいました。
まんまと乗せられた、って言う人がいるかもしれないけど、
こういうちょっとした言葉がけって人の気持ちを動かすって私は思うのです。
それとも 私がただ単純なだけだろうか・・・