妹と新宿へ行った日 の 話。
彼女と別れ、デパ地下で夕食のためのあれこれを買って駅に向かっている私に
突然、凄い勢いで知らないオバサンが近づいてきました。
そして
「あなたの家族に5月生まれと7月生まれの人がいますよね」
と 言いました。
とにかく怖くって 何も言えない私。
その怖さを分析すると、新宿という雑踏の中で私を目がけて一目散に向かってきたこと、
刃物でも持ってて刺されるんじゃないかと・・
それともう一つ。
オバサンが言うことが当たっていたこと。
うちはパパが5月生まれで、息子(二人共)と私は7月生まれ。
何なんだ、この人は・・・・
私がだまっていると その人はまた繰り返しました。
「5月生まれと7月生まれの方があなたの家族にいますよね」
私は 「いますけど何ですか?」 と ちょっと怪訝な感じで返しました。
すると オバサンは
「突然ごめんなさいね。 私と同じものを感じたからつい声をかけちゃったの。
大丈夫、あなたは守られているから。 ご先祖様に守られているから。」
私は 「失礼します」 と言って
足早に駅に向いましたが、 ずっと心臓がドキドキしたままでした。
こんなこと初めての経験だし、私はそもそも霊感みたいなのって持ってないし
もしあのまま話を聞いていたら
壺でも売りつけられたんじゃないか、あれで良かったんだ、っていう気持ちと
妹やパパから どんなことを言いだすのか、もっと聞いてみれば良かったのに
なんて言われてちょっと気になったり・・
はぁ。
世の中にはいろんな人がいますよね。
というわけで、私は今日、また一つ年を取りました。
この一年、健康で過ごせますように。
もはや、望みはこれだけです。