昨日はまた母の所へ。
病院の面会時間は午後3時からだったのでいつも帰りが遅くなってしまったけれど
施設は9時から入れるので昨日も朝7時過ぎの列車で向かいました。
いつも妹が母のところに行くのは仕事が終わった夕方。
顔を見るなり泣き出したりして、色々妹に自己主張するそうですが
午前中の母は とろ~ん として眠そうで覇気がありません。
未だに昼夜逆転しているのでしょうか。
食堂に集まっている利用者さんたちはそれぞれ個性があって
その話を妹から聞きながら
なんだか可愛いね~ とつい笑顔になってしまいましたが
母はまだ馴染めない様子です。
というのも、母の中で、
「私はここにいる人たちとは違う」
と 壁を作っているように思えるのです。
それは母のプライド。
日中には毎日ではないけれど、色々イベントをやってくれているようですが
それにも参加していないようで、
ここが母にとって心地良い場所になるのには
もうちょっと時間がかかりそうです。
プライドを持つ、ということは悪いことではありません。
それは、母が人間として、女性として、誰にも譲れない誇りなのだから。
父が亡くなってから長い間一人で生活してきたのも関係しているのかもしれませんが
今のままだと、あそこは母にとって辛い場所でしかない、と
ちょっと悲しくなりました。
スタッフの皆さんも一生懸命やってくれているので、
どうか、少しずつでも慣れて笑顔が見れるようになるといいな。