今日のシネマ
1965年(倍賞千恵子編) 1977年(山口百恵編)
「眼には眼を」 から 松本清張の「霧の旗」につながって
本を読んだら今度は映画が観たくなって
どうせなら賠償さん版と百恵ちゃん版の両方を、と欲張ってしまいました
内容は既に知ってるわけだから
原作の上に映像を置いていくようなイメージ
原作に、より忠実なのは賠償さんの方でした
なんと山田洋次監督!
この二人の絆はこんな昔から・・・
そして、
ヒロインの桐子の雰囲気は
私は百恵ちゃんの方が合ってる気がしました
彼女は当時から色気がありましたねぇ
当時、事務所とかは悪女の役なので反対したのに
彼女がどうしてもやりたい、と言ったとか・・・
ラストの証拠品についての描き方が全く違っていてビックリ
でも、よく考えたらその部分て原作に書かれてたかしら?
・・やだ~ こうやってすぐに忘れちゃうんですよね・・・
「霧の旗」はドラマ化もされているようですが
もう映画2本観たからそっちはいいかな
ヒロインと同じくらい重要な大塚弁護士役は
賠償さんの方は 滝沢修さん(知らない)
百恵ちゃんの方は 三國連太郎さん でした
友和さんは記者の役ですが
やっぱり二人の絡みが原作より多く、
まあ、それは仕方ないでしょうね
どちらの映画にも 本当に懐かしい俳優さんがいっぱいで
ああ、いたいた、この人!
って感じで それもまた楽しかったです
映画の観方も色々ありますが、今回はひょんなところからつながって
昔の映画を掘り返す作業になりました
これもまた楽し