ブログでお世話になっている まんぼさんが
1ヶ月ほど前に 沢木耕太郎氏のことを記事にされていました
NHKの番組に出演していた、ということだったので
すぐに見逃し配信を探して番組を視聴。
新刊『天路の旅人』の話に釘付けになり、こりゃ絶対読みたい! と 即購入
読み終わってから既に時間が経ってしまいましたが
忘れないうちにしっかり記録しておかないと、と・・
何故、沢木氏に飛びついたかというと、
昔、『凍』というノンフィクションを読みました
それは私が尊敬するクライマー 山野井泰史、妙子夫妻による、
ヒマラヤの難峰ギャチュンカン登頂に挑戦した記録で
すごく衝撃を受けた本でした
この方のノンフィクションものを読んでいると、
丁寧な取材を重ねたことがわかるし、なによりとても読みやすいのです
『深夜特急』をドキュメンタリードラマにしたのも面白かったなぁ・・
前置きが長くなりましたが、話を『天路の旅人』に戻します
これは、第二次世界大戦末期に密偵として中国に入り、
身分を隠すために 巡礼と称して蒙古人のラマ僧になりすまし
日本が敗戦して使命が消滅しても尚、チベットからインドに向かい、
強制送還されるまで歩き続けた 西川一三の旅の記録です
西川本人の『秘境西域八年の潜行』という書物があるにも関わらず
あえて彼の旅を描こうと思ったのは
”西川一三の旅そのものではなく、その旅をした西川一三という希有な旅人”
に惹かれたから、と沢木氏は書いています
持てる全ての力、知恵、そして運・・
それらが合わさると、人間てこんなすごいことができるものなのか、と
ページをめくる度にただただ驚くばかりでした
沢木氏は彼に初めて会って取材をしてから
25年もの年月をかけてこの本を書き上げています
そして、本の最後には
「(コロナによる)状況が好転したら、なんとしてでも、
中国の内蒙古からインドまでの旅をしてみたいと思っている」
と 記しています
近い将来 『深夜特急』の第二弾、 西川一三の足跡を追う記録が読めるかもしれませんね
西川一三の旅の軌跡
ヒマラヤ近辺では5000㍍の峠越えもしています
しばらく映画ばかり観て活字から離れてしまってましたが、
私の読書スイッチをひょんなことから押してくださった まんぼさんに感謝します
沢木さん・・・75歳ですから
もうお若いとは言えないかもしれませんが
ダンディで柔和でとても素敵な作家さんですよ
あ、もしかして伊坂幸太郎と間違えてる?? 苦笑
ノンフィクションが多いので
すごくリアルで念入りに取材をされるので
安心して読めるんです
機会があったら いかがでしょう・・
PAPAさん 忙しくてとてもそんな時間ないですね・・😅
PAPAさん いつもありがとうございます
やっぱり・・
「深夜特急」zooeyさんは絶対に読んでいると思いました 🙂
旅行をたくさんされる方には
すごく刺激になる内容でしょうね
これを読んで、世界を回り始めた、
という人もいますものね
沢木さん、本当に素敵な方ですね
今、映画のことを書いた沢木さんの本を読んでいます
zooeyさん いつもありがとうございます
そんなに人気のある方なんですね~
まだ お若い方なのでびっくりです。
余計なことは言えない作家さん?人気のある方を教えて頂きありがとうございました(*^_^*)
色々な国に旅行する度に、また読み直したりしています。
この本も読むのを楽しみにしています~!
沢木さんは歳を取られても素敵ですよね、
私も、読書にはすごくむらがあって
次々乱読したり、そうかと思うと
何年も本を触らなかったり・・
沢木さんの『凍』はすごかったですよ
でも、『天路の旅人』も また・・・
ノンフィクションはどんな小説にも勝る・・
ような気がします
『深夜特急』・・私も大沢たかおのドラマ、見てました!
あれを本で読んだらもっとワクワクするんだろうな、って思いますけど
長いんですよね・・・・💦
sheepさん いつもありがとうざいます
そんな風に言ってもらえて嬉しいです~~
おお!mikaさんも 『深夜特急』読まれてましたか
すごく人気ですよね
あれから沢木氏のファンになった
って方もけっこういますよね
本を選ばないと、数分で眠くなっちゃって・・
でも、『天路の旅人』は 読むのが遅い私でも
スイスイと読み進められました
一緒に旅してる気分で ・・
mikaさん いつもありがとうございます
おお!ご主人も番組を見られたのですね!
私もどうしても見たくて
NHKプラスの配信でなんとか見ることができたんです
>ビルマの竪琴・・・・
確かに第二次世界大戦の時代ですから
共通するものがあるでしょうね
大変な時代に、大陸を托鉢しながら歩いた西川一三・・・
本当にすごいことです
映画の方が楽ちんなので、ついつい映像の方に
行きがちですが
本は想像する力を養えますよね
私も久々でしたが、これから少し、読書にも
時間を割きたいと思っています
レオさん いつもありがとうございます
密偵として大陸を8年かけて旅した・・・
・・・のは 沢木耕太郎さんではなくて
西川一三さん、という方なんですよ~
その人に興味を持ったノンフィクション作家の
沢木さんが25年前に取材をして
それからまとめあげたのが この『天路の旅人』
なんです
ササッと本を読む人がいますけど
私は集中力がないので、それはできなくて・・
なのでスイッチが入らないと
なかなか読書のための時間が取れません
今はちょうどその時なのかもしれません 🙂
蛍さん いつもありがとうございます
沢木さん・・・すごく穏やかで物腰が柔らか・・
でも、いいも悪いも しっかり伝えてくれるので
安心して手に取れる本ばかりですよね
私はすごくむらがあるので
何年も本を手にしてなかったと思うと
急にスイッチが入って次々乱読したり・・・
久々にスイッチが入った本が
沢木さんで本当によかった 😊
のんさん、いつもありがとうございます
コメント嬉しかったです
やっと・・・読んだ証を記録することができました
映画にしろ、本にしろ、そこまでが時間がかかるのです💦
改めて ありがとうございました
こういうつながりが生まれるのも
ブログをやってるからこそ・・・
不思議だなぁ~って思います
>それにしても、唯知らないだけで
凄い人は沢山いるよね、日本にも世界にも
本当にそう思います
だからこうやって書物になって後生にも
残っていくんでしょうが
それを知るきっかけが なかなかないんですよね
映画にしても本にしても・・・
今、知ることができて 本当に嬉しいです
まんぼさん 色々といつもありがとうございます
yokoさ~~ん、私、全然忙しくないのですよ~
なんたって お気楽専業主婦ですから 笑
本は、一旦スイッチが入ると
次から次から読めるのですが
なかなかそのスイッチが入りません
今回はまんぼさんの記事のおかげで
そういう運びになりました 😊
>写真とパソコンで一日が終わる・・
わかります~~
PCの前に一旦座ると時間が倍速で進みますよね・・
目が疲れて困ってます・・
yokoさん いつもありがとうございます
「深夜特急」すごく人気がありますよね
私はドキュメンタリードラマを見たのですが
本の方は読んでないのです
mac68615さんのコメントを読んでるだけでも
面白いに決まってる! と想像がつきます
なんだか沢木さんらしいな、って思いました
沢木さんのノンフィクションを読み始めると
すぐにその風景が目の前に浮かぶんですよね
そして、気付いたら一緒に歩いている感じ・・・
mac68615さん いつもありがとうございます
ほとんど読書しない私がここにコメントするのは
場違いなのですが😅沢木耕太郎さんの深夜特急…と聞いて
昔見た大沢たかおのドキュメンタリードラマ?を思い出しました!
独特の雰囲気に惹きつけられて、当時夢中になりました。
天路の旅人はチベットからインドへ向かう旅のお話なんですね
持てる全ての力、知恵、そして運・・・
読書しない私ですが、すごく惹きつけられる
ジュリアさんのレビューでした✨
ありがとうございます。
沢木耕太郎さん『深夜特急』好きでした💛
私も最近めっきり本を読まなくなりました。
以前は通勤の時に本必ず読んでたんですが…
文庫の字が…👓かけてると見にくくて…
最近は通勤時夜テレビ見れないので
(邪魔する子がいるので)通勤の時に見てるので
読みたい本まだ読んでない本あるんですよね。
私もお三味線がひと段落したら…読書スイッチ
onにしようかな~
私はPCしながらだったのでよく見ていませんでしたがσ(^◇^;)
「ビルマの竪琴」って言う映画を思い出しました。
私も最近本を読んでいないなぁ~
大阪に住んでいる時は通勤電車の中で文庫本をよく読んでいたのですが・・
ジュリアさんの解説を見てまた何か本を読んでみたくなりました。
ものすごい偉業を成し遂げた方なのですねぇ~
↑の地図を見て気が遠くなりそうです。
なんてすごいことを達成したのでしょう!
このような人が日本人にいるのですねぇ~
ジュリアさんのおかげで勉強になりましたよ!
若い時は本大好きで読み終わるまで眠れないと
いうほどでしたが今はまったく読めていませんよ。
ジュリアさん、えらいなぁ~
今日もお元気でお過ごしくださ~い!
ジュリアさん♪
沢木耕太郎さんの文章の書き方に憧れ真似っ子してみたのを思い出しました。
クレジットカード会社の冊子に写真と短文を連載されています。
「旅の窓」は完読。
素敵な方ですよね〜
読みたい本がたくさんあって積ん読状態ののんです(*^^*)
ジュリアさんの漂っていた読書欲を刺激出来て
お陰で僕も有意義な時間を得られましたよ。
「敗れざる者たち」から「凍」へ
まだまだ先にいろんな沢木worldが有るので
退屈の暇がなくなりそうな
清新な明日を予感してます
そうそう、ちょうど「1Q84」に出合って
”ハルキスト”になった時のような・・
それにしても、唯知らないだけで
凄い人は沢山いるよね、日本にも世界にも
何故、戦争してるんだろう・・
プーチンに
そんな人たちの”爪の垢”でも送りつけたいよね
もっとも”蛙の面に小便”かも知れないけど・・
ジュリアさん、お忙しいのに読書も・・・
もう、尊敬しちゃいます!
私も今「認知症」のことについて、本を買いましたが
なかなか進みません😢
写真とパソコンで毎日が終わってしまいます。
まんぼさんは、得ることが多い方ですよね!
本の内容についてはごめんなさい(>_<)
旅行記を書こうと思って旅に出たわけではないという話で、一切の写真がないという。
知恵が付くと、取材費というテクニックや経費で落とせる分野が分かる旅行記があるので、先ず嫌悪感を持ってしまいます。
深夜特急振り返りの旅行記の筈なのに、作品の昨日や昨晩が手の届きそうな近さに感じられる素晴らしい作品でした。