今日のシネマ
2017年 スウェーデン・ドイツ・フランス・デンマーク合作
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「フレンチアルプスで起きたこと」で注目されたスウェーデンのリューベン・オストルンド監督が、
2017年・第70回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞したヒューマンドラマ。
アート界で成功を収めた男性がさまざまなトラブルに見舞われる様子をエレガントかつ痛烈な笑いを込めて描き、
他者への無関心や欺瞞、階層間の断絶といった現代社会の問題を浮き彫りにした。
現代アート美術館のキュレーターとして周囲から尊敬を集めるクリスティアンは、
離婚歴があるものの2人の娘の良き父親で、電気自動車に乗り、慈善活動を支援している。
彼が次に手がける展示「ザ・スクエア」は、通りかかる人々を利他主義へと導くインスタレーションで、
他人を思いやる人間としての役割を訴えかけるものだ。
そんなある日、携帯電話と財布を盗まれたクリスティアンは、
その犯人に対して取った愚かな行動によって予想外の状況に陥ってしまう。
(映画comより)
「キュレーター」という言葉を初めて知りました
博物館、美術館などの展覧会の企画、校正、運営などを司る専門職の事だそうです
そのキュレーターであるクリスティアンの、”なんだかなぁ” の日常を描いてます
クリスティアンが働く美術館で
”信頼と思いやり、平等の権利と義務”
をコンセプトに展示されたアート作品 『ザ・スクエア』
次々に起こる問題に対処する彼の行動は
果たして思いやりがある行動と言えるのか・・
皮肉にあふれています
クリスティアンを演じているのは50歳でハリウッドデビューしたという
デンマーク出身の クレス・バング
どうもパルムドールに選ばれる作品というのは一筋縄ではいきません
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