今日のシネマ
2015年 イタリア
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傲慢な医師が型破りな神父との交流を通して人生を見つめ直していく姿を描いたイタリア製コメディドラマ。
腕利きだが傲慢な心臓外科医トンマーゾは、医大に通う息子アンドレアに後を継がせようと期待していたが、
アンドレアが突然「神父になりたい」と言い出したことから大騒ぎに。
息子が誰かに洗脳されたと決めつけたトンマーゾは、アンドレアが慕う神父のもとへと向かうが……。
主人公トンマーゾ役を「赤いアモーレ」のマルコ・ジャリーニ、
神父役を「トランスポーター2」のアレッサンドロ・ガスマンがそれぞれ演じた。
2015年・第28回東京国際映画祭コンペティション部門に出品され、観客賞を受賞した。
(映画com)
これ、かなり好きでした
息子をなんとか医者にしたい父親(マルコ・ジャリーニ)
嫌な奴なんだけど息子には甘い
その息子が神父になるなんて言い出したものだからさあ大変
息子を洗脳した神父(なんと前科者)(アレッサンドロ・ガスマン)に身分を隠して近づいてあれやこれや・・・
気付いたらその一癖ある神父によってこのお父さんが変化していきます
人を変えるのは信仰でも神様でもなく、やはり ”人” なんですよね
もしタイトルにひっかけるのであれば、傲慢な父がカリスマ神父と出会ったことが
「神様の思し召し」なのかな、と・・
私は長男のことがあってから 「神様なんていない」 と思うようになりました
でも、切羽詰まったとき無意識に
「神様どうか・・・」と手を合わせている自分にハッとすることがあります
神様って何なんだろう・・・
あと最後に一つ言いたいのは
あるシーンの中で 健常者が障がい者のマネをする場面があります
本当は笑うとこなんでしょうが、私は笑えませんでした
そこだけが心にひっかかったところです
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