今日のシネマ
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2005年 アメリカ映画
ジャケット見てもわかる通り、17歳になっても 指しゃぶりが直らない男の子が
思春期を迎えて自分と葛藤するお話。(タイトルのサムサッカーは指しゃぶりをしている人の意味)
実はこれ、 人事とは思えない理由があってレンタルしました。
主人公のジャスティンが ADHD(注意欠陥多動性障害) と診断される場面があるからです。
我が家の二男も かつてそういう診断を受けたことがありました。
それから私は奔走し、親の会を作ったり 講演会を聞きに行ったり 本をよみあさったり、と
一時は本当に頑張ったものであります。
しかし、小学校の中学年の時に、息子は違う診断名に変わりました。
結局は 診断名にこだわるよりも その子が今、何が一番困っているか、
どうしたら少しでも生活しやすくできるかを
一つ一つ紐解き、根気強く指導していくしかないわけなんですよね。
映画の中で ジャスティンは処方された薬で 今までとは全く違う自分と出会います。
(息子も同じ薬を飲んだ時がありましたが 全く逆作用になってダメでした。)
これにも賛否両論ありますが 同じような立場の親は
それによって子供が少しでも学校内でのストレスを最小限にできるのならば、と
治療を行っている場合が多いです。
ただ、薬に依存するのではなく、うまくいった時に得られる達成感を
今度は自分だけの力で感じられるように意識して練習していくことが大事。
つまり・・いろんな事に 「自信をつける」 ことが一番大切なんですよね。
ジャスティンは
「うまくいかないのは 自分だけが特別だからではなく
家族や友達など 身近な人たちだってみんな何かしら問題を抱え悩んでいるんだ」
と気付いて ちょっと皆に近づいた気持ちになれたのでした。
そして自分の目標に向かって歩き出すところで映画は終わります。
親指をしゃぶりながら。 (苦笑)
主演のジャスティンには 新人 ルー・テイラー・プッチ。(画像見つからず)
そしてなんと彼の相談相手でもある歯科医に キアヌ・リーブス 。
ジャスティンママには ティルダ・スウィントン 。
他にも ヴィンス・ヴォーン 、 ベンジャミン・ブラット 、 ビンセント・ドノフリオ 等 多彩な顔ぶれが出ています。
こうやって具体的に診断名をあげる映画って
数少ないんだけど
それを取り上げてると やっぱり気になって観てしまいます。
たいていは納得するってよりも
「ちょっと違うんじゃない?」 って思う方が
多いけどね・・・
ひめちゃんに誉めてもらってうれしいです。
あの頃は本当に大変だったけど
それがあったから今につながっているんだと思います。
まあ、今が楽ってわけではなく
本当に大変なのはこれからだと思ってるけどね・・・(-_-;)
昔のこととか思い出しながら、自分の経験と重ねながら、観たのかな?
それにしてもジュリアは頑張り屋さんだよね。
マウント君の為に講演を聞きに行ったり本を読んだり・・・こういうジュリアの努力って本当に頭が下がる思いです。。
その頃のジュリアをひめひめは知らないけれど、でもどんだけ頑張ったかって、今のジュリアを見ていれば想像できるもの!!
アメリカは いろんなものにすぐ障害名をつけたり
薬物治療をしたりするので
なかなか受け入れられない場合もあるけれど
うまくそれらを利用しながら
いろんな経験をしていくことが
大切なのかなと思ってます。
デッサン・・・そうだったの・・
なんか責任感じちゃいます。
ごめんね。
ただ、マウントみたいな子たちには
本当に自分を好きになったり
自信をつけさせることが一番大切なの。
そのためには できるだけハードルを低くして
いろんなことに 「できた!」 と思える場面を
回りが作っていくことが大事なんです。
困難に立ち向かう・・・というそこまでの意識は
彼らにはもてないかもしれません。
日常のちょっとしたこと
(・・・例えば おはようって言えたり
ありがとうって言えたりするようなこと・・・)
から 少しずつ始めていきました。
うまくいくときもあれば 全然だめなときもある。
難しいです。
17歳・・・普通な状態でも世間が狭くって考えが堂々巡りしちゃう年代なのに~
ちょっと視野を広げれば世界はちょっぴり変わるって解るのが大人になる入り口なのかも?!
病名って 難しいよね。
自分に自信を持っていくようにすればいい。ってところを読んで
私 やっぱり デッサン習うのやめちゃったの。
自信喪失です。
私は 難しいことや 困難に立ち向かっていく
ことが
できない性格なんです。