◆ディア・エヴァン・ハンセン◆

　今日のシネマ　

2021年　アメリカ

◆俳優の名前をクリックすると詳細が見れます◆

 

久々に映画館へ

せっかく貯まっていたポイントがコロナで行けない間に消滅しました

悔しい・・・・

 

トニー賞で6部門を受賞し、グラミー賞、エミー賞にも輝いたブロードウェイミュージカルを映画化。

とにかくミュージカルが大好きな私なのですが

それに加えて 『ワンダー君は太陽』の スティーブン・ショボウスキー　が監督で

『ラ・ラ・ランド』『グレイティスト・ショーマン』『アラジン』の

ベンジ・パセック　、ジャスティン・ポール　が楽曲担当と聞いたら

もう、早く観たくて飛んでいきました

 

最初の歌のシーンで、既にウルウルしちゃった私です

歌って踊る、明るいミュージカルのイメージとは違って

全編に渡って、心の叫びみたいなものを音楽に乗せて吐き出している、という感じ

 

人と関わることが苦手なエヴァン（ベン・プラット）は学校で友達もいない

セラピーの一環として自分宛に書いた手紙を

問題行動が多く やはり孤立しているコナー（コルトン・ライアン）に取られてしまう

そのコナーが なんと自死してしまい、ポケットにその手紙が入っていたことから

それがエヴァンに向けた遺言、とコナーの両親が勘違いし　

そこから真実を伝えられないエヴァンの嘘が始まる

周りの人やSNSも巻き込んで・・・

 

エヴァンの内気な行動を理解できる人はたくさんいると思う

「思いやりでついた嘘」←映画の宣伝文句 も　「そんなつもりじゃなかった」も

きっとそんなに珍しいことではないかもしれない

 

結果としてコナーの両親の気持ちは救われる形で終わっています

でも、なんだろう・・

ちょっとモヤモヤが残りました

彼のついた　”嘘”　を　本当に ”思いやり” と取れるかどうかが

評価の分かれ目になるかもしれませんね

 

ベン・プラットの歌声は優しく心地良く包み込んでくれたし

母親役の　ジュリアン・ムーア　が歌うの、もしかしたら初めて観たかも？？

コナーの妹で、エヴァンが心を寄せるゾーイに ケイトリン・デバー

その両親が ダニー・ピノ　と　エイミー・アダムス（実は苦手）

友人で、実は自身も色々抱えているアラナの存在が大きかったかな

演じている アマンドラ・ステンバーグ もとても魅力的でした

 

音楽は期待通りでとても良かったです

早速サントラをダウンロードしました（今も聴きながらこれ書いてます）

 

久々の映画館・・

ポイントを取り返すためにも

バンバン観に行こうと思います