今日のシネマ
2018年 イスラエル
◆俳優の名前をクリックすると詳細が見れます◆
発達障害のある息子と一度は家族を捨てた父親が約30年ぶりの共同生活を送る中で
戸惑いながらも互いに思い合い成長していく姿を描いたヒューマン・ドラマ。
主演はネヴォ・キムヒとドヴ・グリックマン。
監督はイスラエルのベテラン監督、ヤコブ・ゴールドヴァッサー。
エルサレムで自動車整備工場を営むルーベンは、
30年以上前に別れた妻が交通事故で亡くなったとの知らせを受ける。
妻が面倒見ていた一人息子のガディには発達障害があり、一人暮らしが困難なため、
受け入れてくれる施設が見つかるまで一緒に暮らすことに。
ガディには日常生活において彼なりの様々なこだわりがあり、
長年疎遠だったルーベンは戸惑うばかり。
それでも少しずつガディとの生活に慣れ始めた矢先、
ルーベンは末期の腎不全で人工透析が必要と診断されてしまうのだったが…。
(TSUTAYAより)
ブロ友の くぁんみぃさん が紹介されていた映画です
(くぁんみぃさん ありがとうございます 8月中旬鑑賞・・やっと8月まできた~)
イスラエルの映画って 今まで観たことあったかな
記憶にございませんが、とにかく泣きました
毎度書いている通り、障がい関係は どうしても我が子のことを思いつつ観ちゃうので
「発達障がい」 や 「自閉症スペクトラム」 など
実はなかなか診断の境界が難しく、
うちの息子は最初は「ADHD」と言われたのが「広汎性発達障がい」に診断が変わりました
今は「広汎性発達障がい」という診断名が無くなり
「自閉症スペクトラム」に統一されつつあります
??????
あ・・・すみません わけわかりませんよね
そんなことは置いといて 映画の話に戻します
何が言いたいか、というと、この映画の主人公のガディは 発達障がい、ということになっています
知能的にはボーダーなのかな、と思うのですが
”人と関わるのが好き” なガディ・・ここがうちの息子とは大きく違う点
これってすごく大きいことなんです
人間は一人じゃ生きていけませんから
息子の対人希薄に、ず~~~~~~~~~っと ヤキモキしてきた私にとっては
ガディが羨ましくて仕方なかったです
日々のこだわりの強さとか、ルーティンを崩せない、とか
共通点もあって、それには共感しまくり
そんなガディのお母さんが事故で亡くなってしまい、
ずっと離れて暮らしていたお父さんが 突然彼の面倒を見ることになりました
30年ぶりのガディとの生活はお父さんにとっては理解できないことばかり・・・
そりゃそうでしょう
でも、戸惑いながらも 徐々に彼を理解できるようになり
自分がやっている自動車工場で働かせながら彼の純粋さに触れて心がほぐれていくのです
しかし、ここでお父さんに病気が見つかり・・・・という展開なのですが
ガディがお父さんを助けたい、と思う気持ちと
お父さんがガディに負担をかけたくない、と思う気持ち
どちらもわかるので それがとても辛かった・・・
少し前に観た 『梅切らぬバカ』でも書きましたが
自分がいなくなった後の我が子をどうするか、を常に考えます
でも、私はガディなら大丈夫、と思いました
なぜなら、ガディは 自分が特別なサポートが必要だということを自覚していて
それを彼なりの言葉でしっかりと人に伝えることができるから。
それと、イスラエルの社会福祉制度について、よくはわかりませんが
映画を見る限り、ソーシャルワーカーがとても良い働きをしていて驚きました
こんな人がそばに居てくれたら安心だろうなぁ
日本はいったいどうなってるんだ・・・
ガディを演じているのは ネボ・キムヒ
お父さんは ドブ・グリックマン
ヤコブ・ゴールドワッサー監督自身もスペシャルニーズの息子さんをお持ちだそうです
これは、障がいを持つ子どもを残して老いていく親たちの
辛い思いを代弁している映画なんだと思いました
タイトルの「靴ひも」は
給付金の認定、腎臓移植の提供のための認定、その両方に関わるのですが、
それがなんとも皮肉というか・・・
でもその辺の絡ませ方が秀逸で、心に残る作品になりました
2022-53
私もイスラエルの映画は見たことないですね。
国によって障害や福祉の捉え方や
表現の仕方、周りの人の認知の仕方が
違うのでしょうが…色んな人がいて
みんな関わり合って生きているのだから
程よい距離感で人に優しい社会だと
いいな❣️っで思います。
小学校の5・6年の時障害学級の子が
図工や音楽の時間に教室に来て
一緒に勉強しました。
エバリンも学童で障害の子と仲良く
してたので接することが普通で
私もエバリンも違和感がないですが
そういう人ばっかりじゃないですからね。
こういう映画を沢山の人に見てもらって
共に暮らす、親が先に亡くなっても
安心して生活できる様になっていって
もらいたいですね❤️
息子くんの笑顔がいいですね👍
自分のやりたいことが聞き入られないと聞き入られるまでパニックになったり・・・
落ち着くまでギュッと抱きしめます。
そして深呼吸をしてゆっくり自分の思いを話して貰います。
毎日接していたら苛つくことも多々あると思います。
「私はあなたが一番大事なんだよ」って・・
接していく中で何が彼に一番なのか、どういう風に我慢という物を覚えさせるか・・・
難しいですね。
私も感じることが大きいです。
政情不安の国なので、テーマも厳しいものが多いのですけどね。
この作品も気になっていたのですが、映画館が限られ、上映期間も短くて見損ない、
そして忘れてしまっていました。
この記事を読んで思い出しました~!
DVDで探してみますね。
ご紹介ありがとうございます。
此処にもいない
僕の所にも寄ってない
と言う事は
あんなに早くのお出かけだから
少し遠くの紅葉の山へ
山登りと紅葉狩りに出掛けたんだ
此方の今日のお天気はのちだけれど
其方は秋晴れで目的が達成されると良いね
イスラエル映画って あまり見かけないような・・・
今回は戦争に全く関係無い福祉の話でした
医療も関わってきているので
色々と勉強になりました
障がい者に優しい社会は
健常者にも優しいんですよね
日本はほんと、福祉が弱い・・・
高齢化社会になっているのだから
もうちょっと考えてほしいな、って思います
エバリンさん、学童で・・・って以前聞いて
その影響でmikaさんもそういう優しい見方が
できるんだと思います
こういうことって当事者じゃないとどうしても関心がないから
そういう話を聞くと嬉しくなりますよ~
mikaさん いつもありがとうございます
んんんん??
レオさん、障がい者に携わるお仕事をしていたのですか?
コメントを読む限りではそう感じたのですが・・・・
それが我が子の場合と
仕事でよそのお子さんと接するのとでは
全く気持ちの入れ方が違うと思うんです
お仕事だとしたら、心から尊敬します
私は自分がそういう子の親になったから
いろいろ勝手なこと言えるけれど
もし、上記の後者だとしたら、私には
務まらないかもしれません・・・
理解することは難しいけれど
こうやって映画などを通して
たくさんの人たちに知ってもらうことは大切だと思います
レオさん、いつもありがとうございます
zooeyさんはイスラエルの映画、たくさん観ているのですか
私は多分、今回が初めてかと・・
>政情不安の国なので、テーマも厳しいものが多いのですけどね。
そうでしょうね・・
zooeyさんは映画も本も色々数多く紹介されていて
いつも勉強になります
また情報教えてください
いつもありがとうございます
今回のお山は甲武信ヶ岳
甲州、武州、信州の境界の山なんです
埼玉も入っているのに、不便な場所なので
県内と言えども4時間近くかかります
しかも歩く行程が長いので 早い出発となりました
これからそちらに伺いまーす
遅くなってスミマセン
まんぼさん、いつもありがとうございます
父として全力で支えています。
だが、見通せない、不安をスマイルで!
夏目漱石
のんきとみえる人も、心の底をたたいてみると、どこか悲しい😭音がする。
ジュリアさん、馬鹿も一心
心の倉庫の奥深くにしまい込む。
>父として全力で支えています
息子さん、心強いでしょうね
見通せない不安・・・わかります
その通りですよね
私は自分が弱い人間なので
発信することで 皆さんに助けてもらってるのかも
一心さん いつもありがとうございます
そうそう! それから・・・
いつぞやの記事に 私のコメント並べてくださって・・
ただひたすらに そわそわしちゃいました 😅