もう三週間くらい前の話になります。
11月3日、ついに野良猫のまるちゃんを捕獲し、猫の保護団体さんに手術、里親探しを託すことになりました。
(9月頃のまるちゃん)
捕獲器を設置するとまるちゃんが警戒してうちに来なくなるので設置せず、手術日の2日前、いつものようにまるちゃんがご飯を食べた後に直接手で捕まえ、キャリーバッグに入れました。
キャリーバッグに入れられたまるちゃんは、びっくりして、しばらく暴れまわりましたが、やがて、にゃ~にゃ~と鳴くだけになりました。
「ごめんね~、怖かったよね~。」
私は布製のキャリーバッグを外側から撫でながら、主人の運転で、息子も一緒に家族3人で猫保護団体さんのシェルターに向かいました。
まるちゃんがもし猫エイズのキャリアなら、我愛羅と一緒にうちで飼うことも考えていましたが、我愛羅はそれを許さないようです。
窓越しにまるちゃんに向かって犬のようにアオンアオンと吠えながら、おしっこをジャ~ッとする様子を見て、我愛羅のストレスになることはやめようと思いました。
手術後にリターンされた後、もし、まるちゃんがご飯を食べにうちにやって来ても食べさせてあげることは出来なくて、それは辛いな~と思っていました。
5日、まるちゃんは去勢手術を受けました。
同時に、ワクチンや害虫駆除など、まるちゃんにしてあげられることは全てお願いしました。
幸いにも、猫エイズも白血病も検査は陰性で、検便もきれいだったということでした。
とても人懐こい子なので、リターンせずに保護して里親を探していただけることになりました。
病院代の16300円は息子が、養育費の一部として30000円は私が出すことにしました。
(10月頃のまるちゃん)
出会った頃から体の模様も変わってきて、愛らしかったまるちゃんは立派な大人猫になった気がします。
もう、うちに来てくれることはないけど、この数ヶ月のまるちゃんとの日々は忘れないよ。
あれから、ふと、まるちゃんのことを思い出して寂しくなることがあります。
元気で幸せにね!
いつか優しい里親さんに巡り会えますように・・・。