運動会が終わってからずっと調子が良くない息子。
先日、子育て支援センターでプレイセラピーがあり、先生(4月から女性の先生が担当してくださっています)から、
「不安の原因を考えてもし分かったとしても、どうすることも出来ないこともあるから、無理して探さなくていいよ。
それより、楽しいことやリラックスする方法を考えよう。」
と、言われたそうです。
けれど、リラックスできない息子は、いつも夕食を食べ終えたぐらいから調子が悪くなってしまい、翌朝学校に行くまでが本当にしんどそうで、見ていて辛くなります。
「図工は、今、何作ってるの?」
「委員会って、どんな仕事するの?」
「お笑いの打ち合わせはいつするの?」
「ナップサック出来た~?」
そんなことを、息子がハグしに来た時に、少しずつ聞いていくと、息子の答から思うことがありました。
一つずつは、本当に些細なことなのです。
「版画をするんやけど、俺だけまだ下書きが出来てない。」
「お楽しみ朝会でやること考えて、修学旅行の翌日までに企画書を出さなあかんねん。」
「お笑いの打ち合わせは、中休みにしようと思ってる。」
「ナップサックな、失敗して下に重ねて縫ってって、だいぶん解かんなあかんねん。
修学旅行まで間に合うかな~。」
(家庭科で作ったナップサックを背負って、修学旅行に行くそうです。)
しなければならないことが積み重なって、しかも、自分だけうまく出来ていないことがあって、それが息子を落ち着かなくさせているようです。
水曜日の朝、それはそれはしんどそうな顔をして、息子が言いました。
「1時間目終わった休み時間に版画の下書き仕上げて、中休みはお笑いの打ち合わせをして、3時間目終わった休み時間だけ休憩して、昼休みは委員会の打ち合わせするわ。
出来るかなぁ、だいじょうぶかなぁ・・・。」
「あれもこれも考えたらしんどいから、今せんなあかん目の前のことだけ考えて一生懸命やった方がいいで。
出来へんことは、先生に相談したら、出来る方法を一緒に考えてくれるから。
それに、休み時間はゆっくりして、気分を切り替えることも大事やで。」
息子を送り出した後、息子がすでにいっぱいいっぱいになってる様子なので、先生にフォローをお願いしようと思っていたところ、通級の先生からお電話がありました。
その日は、放課後に市のソーシャルスキルトレーニングが行われることになっていて、その確認でした。
通級の先生から息子の様子を尋ねられ、すごく調子が悪いことを伝えました。
息子からちょくちょく聞いた話から、しなければならないことが積み重なっていっぱいいっぱいになってしまっていること。
修学旅行の班分け後に学校で調子が悪くなったことや、家ではカーペットが真っ直ぐかどうかとか、イスの角度が気になり出していること。
そして、今朝、聞いた話など。。。
通級の先生は、
「パンパンで、爆発寸前ですね。
担任と相談して、フォローできるところはフォローさせていただきます。
ナップサックは、また、通級で見させてもらってもいいかなと思います。
今日は、ソーシャルで〇〇君とも話す時機会があるので、話を聞いてみますね。」
息子が学校へ登校してからは、私に出来ることなんて限られています。
先生にフォローをお願いするしかありません。
「もうすぐ修学旅行なんで、学校ではいつも普通に友達とも楽しそうにしているとは聞いていますが、2日間もだいじょうぶなのかな、と、不安に思っているのですけど・・・。」
「連絡ファイルにも書いてくださってましたね。
だいじょうぶですよ。
帰って来た時は、疲れて、がくってなってしまうかもしれませんが、行ったら向こうで何とかなるし、結構楽しんでくると思いますよ!」
少し、心が軽くなりました。
学校や修学旅行先のことは先生にお任せして、私は、無事に送り出すことを考えようと思いました。
二学期は行事が多かったりしてやることも多くなり大変ですよね。
仁仁はいっぱいいっぱいさがでないのですが、ハイテンションになったり最近増えているのが息子さんと同じくカーペットの端がめくれていないかや椅子の位置ドアがしっかり閉まっているかなどの確認行動です。こちらは、職場体験が近づいてきてます。いつもマイペースに見えているのですが、いろいろ内心では考えていたりストレスあるんだろうなと思います。
現れ方は違う面はありますが、平日は学校生活時間が長いので親としては、お互いに見守ることしかできないですね。
お互い親として、頑張りすぎず乗り切っていきましょうね。
毎年大変な2学期、昨年もこの時期、胸が痛くなったり、息が出来ないと言い出し、心臓の検査をすることになりました。
息子さんも確認行為が出ることがあるのですね。
調子が悪くなり、イライラオドオドしてしんどそうな時に、息子はそうした確認行為が出てきます。
私一人では、到底息子を支えることは出来ないので、先生方のお力を借りるようにしています。
息子と一緒に不安になってしまってはダメで、親にも気持ちのゆとりが必要ですね。
頑張り過ぎず、大きな気持ちで見守っていきたいと思います。