やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

やり切った!

2025年03月07日 | 日記(息子・高校生)

昨日、最後のサッカー部の練習がありました。

 

鶴見緑地まで車で1時間50分ぐらい。

1時からの練習なので、そろそろ出発だという11時頃、

「マッサージするやつがない!」

と、息子が騒ぎ出しました。

 

ヤーマンの電動頭皮マッサージ器で頭をわしゃわしゃすると、気持ちが落ち着くらしく、息子は出かける前によく使っています。

それが、見当たらなくて、息子は半ばパニック状態になり、

「もう、休む!」

と、言い出しました。

 

出かける準備万端だった私は、ため息つきつつも、

「〇〇の好きなようにしたらいいよ。」

と、部屋着に着替え直しました。

 

そして、いつもマッサージ器が置いている場所を探すと、すぐ近くのぬいぐるみの間にあるではありませんか!

なぜこれが息子に見えないのか不思議ですが、この時点で出発時間を10分程過ぎてしまいました。

 

「遅れても行きたっから、行ったらいいんやで。」

と、声をかけると、

「行きたい!」

と、息子。

 

突然のアクシデントで、息子の調子が悪くなっていると思うので、最後の部活に行った方がいいのか、休んだ方がいいのか、私には分かりません。

なので、息子の言う通りにするまでです。

 

息子は無事にマッサージをし、頓服のエチゾラム錠を飲んで、20分遅れての出発となりました。

 

鶴見緑地の第2球技場は観戦席がなく、外からも見えにくいので、私は車の中でゆっくり待っていました。

 

この日は練習後に打ち上げがあるようでしたが、息子は人と話をするのが苦手なので、今までそうした集まりには一度も参加したことがありません。

 

サッカー部を、息子が楽しんで続けていたようには、私には見えませんでした。

 

辛そうだったし、月に1~3回ぐらいの練習なのでなんとか続けられたように思いますが、息子にとっては、小学生、中学生の時にやりとげられなかったサッカーへのリベンジの意味があったのかもしれません。

 

練習を終え、車に戻って来た息子は、

「しんどくて、ゲームに参加できへんかった。

ボール拾いしてた。」

と、言いました。

 

「そう。

ちょっとは体、動かせた?」

と、聞くと、

「うん。」

と。

 

「なら、良かった!

やり切ったな~。

ほんまにお疲れ様!」

 

これで、最後。

最後まで、本当によく頑張りました!

 

実は、先月の練習のときに、大阪高体連の「優秀選手賞」の盾をもらいました。

名前入りの立派なものです。

 

 

息子は、実力的にも気力、体力的にもないでしょうと思いましたが、顧問の先生の推薦枠とかでいただくことができました。

 

不器用でも、調子を崩しながらでも、息子が頑張り続けてきたことが認められて嬉しいです。

 

おめでとう!

本当によく頑張ったね!!

 

 

 

 


タイミングが重要

2025年03月02日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

昨日は、息子のメンタルクリニックの日でした。

 

息子のみ、1時間のカウンセリングは、10分ほど時間をオーバーして、しっかり話を聞いてもらうことが出来たようです。

 

診察では、

「調子はどうですか?」

と、先生に聞かれ、

「調子が悪いです。

いや、特に悪いって感じじゃなく、ずっとこんな感じです。」

と、息子は答えていました。

 

「お母さんから見て、どうでしょう?」

と、聞かれ、

「ずっとぐるぐる歩き回っています。

それか、寝ているか・・・。

少し本を読むようになったのですが、すぐ疲れてしまうみたいで、また寝てしまってって感じです。

試験が終わったとき、

『3ヶ月ぐらいゆっくりしたい。』

と、言っていました。」

 

「いいと思いますよ。

卒業されるのですね。」

 

「はい、3月14日が卒業式です。

本人は出席しないと言っていますが・・・。

何かやることがあった方がいいのかなと思って、

『こういうとこあるけど、見学に行ってみない?』

って、つい言いたくなるんですけど、私からは言わない方がいいのですよね。」

 

「次に進むのにはタイミングが重要で、本人がやる気になっているときに、見学に行ったり、体験に行くと、これだって思えて成功することが多いようです。

そうでないときに何かを始めても、うまくいくときが絶対ないとは言えませんが、少ないように思います。

卒業は素晴らしい成功体験ですので、まずは卒業証書を手に取って、しっかり感じてください。」

 

今さら焦る必要はないと思っています。

ただ、ぐるぐる歩き回っている姿を見ていると、強迫観念をなくすためにも、息子に合った環境で、息子が無理せず出来ることを見つけてあげたいと思ってしまうのですが、まだそのタイミングでではないようです。

 

「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、トリンテリックス錠10mg(2錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(3包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてのエチゾラム錠のみ0.5mgを一日6錠まで」を処方され、次の診察は3月29日になりました。

 

 


春ちゃん

2025年02月19日 | 猫の話

我が家に地域猫ちゃんがやってくるようになって、そろそろ5ヶ月になるでしょうか。

 

 

我愛羅が自分以外の猫にストレスを感じるようなので、我が家で飼ってはやれません。

 

せめて寒さをしのぐ場所をと、キャリーバッグで作った避難所を自転車の間に置いていましたが、全く入ってくれないので、先日、猫ハウスを購入しました。

毛布の間に入れたカイロを毎日交換していますが、やはり入った様子はありません。

 

 

 

3日に2日ぐらい、この猫ハウスの前でご飯をあげています。

 

実は、私達の家族は、誰もこの猫ちゃんの声を聞いたことがありません。

 

以前、うちに来て保護してもらったまるちゃんも、そのとき邪魔しに来たボス猫のぶうも、「ご飯ちょうだい!」って、よく鳴いていたのに、ニャンともスンとも言ってくれないのです。

 

だから、我愛羅がにゃんにゃん鳴くまで、猫ちゃんが来たことが分かりません。

窓の外をチラチラ覗くようにはしていますが、タイミングが悪かったり、我愛羅が眠っていると、猫ちゃんは気付かれないまましばらく待った後、黙って帰ってしまうようです。

 

未だにご飯を食べるのは、私たちが家の中に入った後。

一度、新聞を取ろうと、ドアが閉まる前に引き返したら、猫ちゃんは慌てて逃げて行ってしまいました。

 

猫ちゃんがご飯をもらっている餌場があるのなら、そことの関係は切れない方がいいし、暑さや寒さをしのげる居場所があるのなら、しっかり守っておいてほしい。

 

お腹がすいたら、ご飯を食べられるところ。

 

それでもいいから、困ったときにはうちに来てね。

 

息子は、毎年、元気に春を迎えられるようにと、この猫ちゃんに「春ちゃん」と名前を付けました。

 

 

春ちゃんの声が聞きたいなぁ・・・。

 

 

 


「いたずらおばけ」

2025年02月13日 | 読書・読み聞かせ

 今日は、2年生の読み聞かせに行ってきました。

 

今回選んだのは、「いたずらおばけ」瀬田貞二・再話、和田義三・画。

イギリスの昔話です。

 

 

貧乏なおばあさんが金貨の入った壷を見つけて、大喜び。

重たい壺を引きずって帰る途中、壺は銀のかたまりに変わり、鉄に変わり、石に変わって、しまいにはいたずらおばけが本性を現します。

がっかりするようなことがあっても、心豊かな発想で元気に幸せに生きていくおばあさんのお話です。

 

「気の持ちよう」とはよく言いますが、こんな風に明るくおおらかに生きていけたら素敵だなぁと思って選びました。

 

読み聞かせの後、先生が、

「感想、手を挙げて!」

と、聞いてくださったのですが、男の子が一人、

「壺が色々変わっていって、最後にはおばけになったのが面白かったです。」

と、発表してくれました。

 

ありがとう!

 

「もう一人、誰か!」

と、先生に言われて、し~んとした間があって、子ども達も私もドキドキ・・・。

 

「感想は、読書ノートに書きましょう」。

と、先生が言ってくれたので、ほっとしました。

 

言葉にすることも大切です。

言葉にならない何かをふわっと感じてくれるだけでも嬉しいです。

 

 

 


ずっと一緒にゆっくりしたい

2025年02月07日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

1日は、息子のメンタルクリニックの日でした。

息子の単位認定試験が終わってほっとしたのか、私が体調を崩してしまったので、この日は夫が付き添うことになりました。

例によって、先生に渡してもらうメモを、息子に聞きながら書きました。

・人の話が頭に入ってこない。

・「どうなってるんや?」みたいな言葉が定期的に頭の中で回っている。

・悪くないことでも、全部悪いことに感じてしまう。

・歩き回るのが止まらない。

今回は、これだけでした。

病院から帰ってきた夫に、

「先生、何か言ってた?」

と、聞くと、

「〇〇が、『試験、1時間か2時間受けただけで、しんどくなって何も出来なくなってしまうから、このままじゃあかん。』みたいなことを言ったら、『そんな中で、よく頑張って卒業するのはすごいことやから、もっと自分をほめてください。』みたいに言ってた。」

と・・・。

薬は今まで通りで、「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、トリンテリックス錠10mg(2錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(3包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてのエチゾラム錠のみ0.5mgを一日6錠までを4週間分」を処方されました。

次の診察は、3月1日です。

息子曰く、

「3ヶ月ぐらい、ママと我愛羅とずっと一緒にゆっくりしたい。」

ずっと一緒やったけどな~。

学校があったから、ゆっくり出来へんかったんやろうな・・・。

3ヶ月が長いのか短いのか、これからどうなるのか分かりませんが、今はゆっくり休養中です。