昨年から、左耳をカットした地域猫ちゃんが我が家にやって来るようになりました。
この猫ちゃんが来ると、相変わらず我愛羅はにゃんにゃん鳴きますが、まるちゃんのときほど激しくはなく、今のところおしっこをすることもありません。
この子が、女の子だからでしょうか。
ただ、年末から我愛羅が体調を崩し、体重が400gも減っていたので、ストレスになっている可能性はあって、猫ちゃんが我愛羅と同じエイズキャリアでも家族に迎えることは無理そうです。
寒さの厳しい季節、無事に生き延びてと願わずにはいられません。
カバーをかけた自転車と自転車の間に、大きめのキャリーバックを段ボールとプチプチ梱包材でくるんで、中に毛布とカイロを入れて寒さをしのぐ所を作ってみたのですが、1ヶ月経っても猫ちゃんが中に入った様子はありません。
避妊手術をされたときの怖い記憶が残っているのでしょうか。
せめて、猫ちゃんが顔を見せてくれたときには、栄養たっぷりのご飯を食べてもらうことにしています。
うちの市では、地域猫活動をするための資金を集めるためにふるさと納税のクラウドファンディングを行っています。
10月末から3ヶ月間で、目標額は300万円。
全て地域猫活動に使われるため、返礼品はありません。
私も少しだけ参加させていただきましたが、現在270万円ぐらい集まっているそうです。
市の税金を地域猫活動に使うのは賛否両論があるのでしょう。
市政の行うべきことはたくさんあって、税金には限りがあります。
その中で、地域猫活動のためにと寄付されたお金で、捕獲器の購入や不妊・去勢手術をするための補助金、飼い主のいない猫の命と住民の生活環境を守る取り組みを行うとのことです。
猫は生後6か月ごろから妊娠可能で、一度妊娠すると2か月ぐらいで4~8匹の赤ちゃんが生まれます。
また、猫は交尾排卵動物なので、交尾するとほぼ確実に妊娠するのだそうです。
だから、野良猫を何もせずに放置していると、「1匹のメス猫が3年後には2000匹以上にも増える」と、環境省の試算で出ているそうです。
過酷な環境で生きる野良猫の寿命は5~6年。
市内で1年間に200匹以上の猫が交通事故等で道路で亡くなっていることが確認されているそうで、見えないところではそれ以上の命が失われていることでしょう。
誰もが少しでも生きやすい世の中になりますように・・・。
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