第一次世界大戦が勃発した以降、真のクリスチャンたちもバビロンへの捕らわれの状態に陥りました(啓示11:7,8)。
しかし、1919年に事態は変化しました。神エホバはご自分の民を捕らわれから救出されたのです。真のクリスチャンたちは、それまで自分たちの崇拝を腐敗させていた偽りの教えを退けるようになり、その結果、癒しを受け、霊的なパラダイスに入りました。その霊的パラダイスは今日でも、全地に拡大し続けています(マタイ24:14)。霊的な意味で、盲人は見えるように、耳の聞こえなかった人は聞こえるようになっています。つまり、神エホバの聖霊の働き十分注意を払い、神エホバから離れないことの必要性を常に意識するようになっているのです(テサロニケ第一5:6.テモテ第二4:5)。真のクリスチャンたちはもはや口のきけない状態にはなく、意欲的に神の王国の「良い知らせ」を全地に宣明しています(マタイ24:14.ローマ1:15)。霊的に弱い、「足のなえた」ような人たちも、今では、熱意や喜びを表しています。「雄鹿のように登って行く」ことができるかのようです。
それら回復した真のクリスチャンたちは、「神聖の道」を歩みます。大いなるバビロンを出て、霊的なパラダイスに至るこの「神聖の道」は、霊的に清い崇拝者すべてに開かれています(ペテロ第一1:13~16)。それら清い崇拝者たちは、神エホバの保護に信頼し、サタンの動物的な攻撃が成功を収めることはない、という確信を抱くことが出来ています(ペテロ第一5:8)。神エホバに対して不従順な人も、飽くことを知らない野獣のように振る舞う人も、神エホバの神聖な街道を歩む人たちを堕落させることは許されていません(コリント第一5:11)。そうした神エホバから保護された中で、神エホバに受け戻された人たちは、つまり油注がれたクリスチャンたちと「ほかの羊(一般のクリスチャンたち)」は、共に唯一真の神エホバに仕えることに喜びを見いだしています(ヨハネ10:16)。
金木犀 満開となり 大樹かな 今日の一句
庭の満開になった「金木犀」
- 小雨の上がった17:15頃の写真です -