モーセはイスラエル人に、神エホバの聖なる民であり、エホバ神が地上の全ての民の中から選び、特別な所有物としたことを伝えました。引き続きモーセはイスラエル人に次のように神エホバの言葉を伝えました。
「エホバが愛情を示して皆さん(イスラエル人)を選ばれたのは、皆さんが全ての民の中で最も数が多い民だったからではありません。皆さんは全ての民の中で一番少なかったのです。ただ、エホバは皆さんを愛し、父祖たちにした誓いを守るために、エホバが力強い手で皆さんを連れ出し、奴隷となっていた土地から、エジプトの王ファラオの手から救い出したのです。あなた(イスラエル人)が知っている通り、あなたの神エホバは真の神、信頼できる神であり、神(エホバ)を愛しいておきてを守る人には千代に至るまで契約を守り、ゆるぎない愛を示します。しかし神(エホバ)を憎む人については、神はその人たちを滅ぼし、面と向かって報復します。神を憎む人たちへの処罰を先延ばしにすることはなく、面と向かって報復します。それで、私(モーセ)が今日命じるおきてと規定と法規を注意して守りなさい」(申命記7:7~11)。
上の聖句に記されている通り、神エホバがイスラエル人をご自分の民に選ばれた理由が記されています。それは、全ての民の中で一番少ない民であったが、イスラエル人を愛し、イスラエル人の父祖たちとの誓いを守るためであったことが記されています。それゆえ神エホバは真の神であり、信頼できる神であり、神エホバを愛し、そのおきてを守る人には千代に至るまで契約を守る神であることを明らかにしています。今日で、唯一真の神エホバの御意志を学び守り行い、神エホバと共に歩む人々は幸いです。
引き続きモーセがイスラエル人に伝えた言葉が聖書に記されていますので、次回にお伝え致します。
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