聖書には、へベルの妻ヤエルがバラクに追われて逃げるシセラを巧みに招き入れ、眠ったところを、幕屋を張る杭でこめかみを刺し通し、打倒したことが記されていました。引き続き聖書には女預言者デボラとバラクが歌った歌が次のように記されています。
「その日(イスラエル人がカナンの王ヤビンを打ち倒した日)、デボラはアビノムの子バラクと一緒にこの歌を歌った。
「髪を縛っていないイスラエルの戦士のゆえに、
志願した民のゆえに、
エホバを賛美せよ。
王たち、聞け。支配者たち、耳を傾けよ。
私はエホバに向かって歌う。
イスラエルの神エホバを賛美して歌う。
エホバ、あなたがセイルから出て、
エドㇺの領土から進み出られた時、
地面は揺れ、天は水を注ぎ、
雲が水を注ぎ出した。
山々はエホバの顔の前で溶け、
シナイもイスラエルの神エホバの前で溶けた。
アナトの子シャムガルの日に、
ヤエルの日に、街道には人けがなく、
旅人たちは裏道を通った。
イスラエルに村人がいなくなった。
彼らがいなくなり、
ついに私、デボラが立ち上がった。
イスラエルで母として立ち上がった。」(裁き人5:1~7)。
上の聖句に記されている通り、神エホバのご意思に沿って、カナンの王ヤビンを征服した時、女預言者デボラとバラクが共に神エホバに栄光と賛美を帰して歌っています。神エホバは畏怖の念を抱く力を用い、ご自分の民を救われたことを振り返って歌っています。イスラエル人が神エホバのご意思を忘れ、衰退した時に、女預言者デボラはイスラエルの母として立ち上がった、ことが記されていました。
引き続女預言者デボラとバラクが歌った歌から、何を第一にすればよいかが分かりますので、引き続き紹介致します。
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