聖書にはサムエルはサウルに、「あなたがエホバの言葉を退けたので、神もあなたを王位から退けました」と、告げたことが記されていました。引き続き聖書には次のように記されています。
「サウルはサムエルに言った。「私は罪を犯しました。エホバの命令とあなたの言葉を踏み超えました。部下たちを恐れて、言うことを聞き入れたのです。どうか、私の罪を許し、一緒に帰って、私がエホバにひれ伏すことができるようにしてください」。サムエルはサウルに言った。「あなたと一緒に帰りません。あなたがエホバの言葉を退け、エホバがあなたをイスラエルの王位から退けたからです」。サムエルが背を向けて去ろうとした時、サウルはサムエルの袖なしの上着の裾をつかんだ。するとそれは裂けた。サムエルはサウルに言った。「エホバは今日、イスラエルの王権を引き裂いてあなたから取り上げました。神(エホバ)は王権をあなたより優れた仲間の1人に与えます。イスラエルの卓越した神は偽ったり意思を変えたりはしません。神は人間ではないので意思を変えることはないのです」。」(サムエル記第一15:24~29)。
上の聖句に記されている通りサウル王は、神エホバの命令とサムエルの言葉を踏み越えたので「私は罪を犯しました」と許しを請うています。サムエルはサウル王の願いを退け、神エホバがサウル王の王権を取り上げたことを告げ、サウル王より優れた人を王に選ぶことを明らかにし、告げています。この教訓から学べることは、神エホバのご意思は王であっても第一にしなければならない、ということです。それと、サウルは「部下たちを恐れた」とを述べていまので、神エホバのご意思を守るために人の目を恐れてはならない、ことも学べます。人よりも神エホバに対して健全な恐れを抱くことが必要なことを学べます。
引き続き聖書は何を記しているでしょうか。次回にお伝え致します。
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道辺には コスモスの花 残り咲く 今日の一句
まだ咲いていた道辺のコスモスの花