聖書には、アムノンが病気のふりをし、ダビデ王が見舞いに来ると、美しいタマルを食事の用意に遣わしてくださるように頼んだ結果、ダビデ王は人を遣わしタマルがアムノンの食事の用意をするためにアムノンの家に訪れたことが記されていました。さてアムノンの悪い企みはどのような結果を招くでしょうか。聖書は次のように記録しています。
「アムノンはタマルに言った。「食事を寝室で食べられるよう持ってきてくれないか」。タマルは作った菓子を寝室にいる兄アムノンの所に持っていった。すると、アムノンはタマルをつかまえて言った。「妹よ、さあ、私と寝ておくれ」。彼女(タマル)は言った。「いけません、お兄さま!私を辱めないでください。イスラエルではそのようなことをしてはならないのです。そんなひどいことをしないでさい。(性的な)辱しめを受けたら私は耐えられません。お兄さまもイスラエルで恥をかくことになってしまいます。ですから、どうか(ダビデ)王に話してください。王はきっと私をお兄様に(正式な妻として)与えてくださるでしょう」。それでもアムノンは聞き入れず、力ずくで彼女(タマル)を犯し、辱めた。するとアムノンはタマルを憎み始めた。非常に強い憎しみだった。彼女に対する憎しみが、彼女に抱いていた愛よりも大きくなり、「起きて、出ていけ!」と言った。タマルは言った。「嫌です、お兄さま。私を追い出すなんて、すでに私にしたことよりもひどいことです!」。それでもアムノンは聞き入れなかった。」(サムエル第二13:10~16)。
上の聖句に記されている通り、アムノンは美しいタマルをだまし、力づくで犯したことが記されています。アムノンはタマルに謝罪することもなく、「起きて、出ていけ!」と怒鳴って、憎しみをあらわにしています。タマルは健気にアムノンに抗議し、道理を尽くすように言っていますが、アムノンは聞き入れなかった、ことが記されています。
さて、アムノンはどうするでしょうか。次回に引き続きお伝え致します。
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庭に咲く バイカウツギの 香りよし 今日の一句
庭に咲いているバイカウツギの花
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