聖書には、サムエルがサウルに、神エホバがサウルからイスラエルの王権を取り上げたことを伝え、「神(エホバ)は人間ではないので意思を変えることはないのです」と伝えたことが記されていました。引き続き聖書には次のように記されています。
「サウルは(サムエルに)言った。「私は罪を犯しました。でも、どうか私の民(イスラエル人)の長老たちとイスラエルの前で私の顔をたててください。私と一緒に帰ってください。あなたの神エホバにひれ伏します」。それでサムエルはサウルに付いて帰り、サウルはエホバにひれ伏した。サムエルは言った。「アマレクの王アガグを私の所に連れて来なさい」。アガグは渋々彼の所に行った。「死の危険は去ったのだ」と思っていたからである。ところが、サムエルは言った。「あなた(アマレクの王アガグ)が剣で女性たちから子供を奪ったように、あなたの母親も子供も奪われる」。そしてギルガルで、サムエルはエホバの前でアガグを剣で切り刻んだ。
サムエルはラマに行き、サウルはギベアにある家に帰った。サウルは死ぬ日まで、二度とサウルに会わなかった。サウルのことで嘆き悲しんだからである。エホバもサウルをイスラエルの王にしたことを歎いた。」(サムエル記第一15:30~35)。
上の聖句に記されている通り、サウル王が神エホバの命令に背き、アマレクの王アガグを生かしたままにしていたので、サムエルはアマレクの王アガグを、自分の所に連れて来させ、剣で神エホバのご意思通りに切り刻んだことが記されています。サムエルは神エホバのご意思を第一にした生き方を貫いたことが分かります。
引き続き聖書は何を記録しているでしょうか。次回にお伝え致します。
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