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城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

タマネギ収穫と猿 20.6.3

2020-06-03 19:37:25 | 野菜作り
 今朝は、畑に6時前に出勤。まずは、トマト、トウガラシ、ナス、キュウリに2回目の追肥。1回目が5月18日だったので、16日経過している。この時期、キュウリはどんどん実をつけているし、ナスやトマトもどんどん成長しているので栄養が必要だ。作業中、いつものように花火のような音が山際の方から聞こえてくる。次に、土から芽を出して、葉を展開しつつある里芋にも追肥を行った。まだ、芽を出したばかりのもあるが、2枚葉以上のものもあるので追肥を行った。そして、残った時間で作朝に続きタマネギの収穫を行った。

 タマネギについてよく知っておられる方も見えると思うが、まずは基礎的な知識から述べたい。野菜の代表的な存在で、実に多くの方が作っている。種を蒔き、苗を育てる方もみえる(おじさんも一度だけ試みた)が、大体は10月頃から苗をホームセンターや農協の直売店等で求める。品種には、早生、中生、晩生さらに中晩生というのがある。早生は4月頃から食べられると聞くが、おじさんは作ったことがない。中晩生で12月、晩生で翌年の3月まで貯蔵が可能と言われているが、晩生は玉が堅いので、煮物には向いているが、サラダにはできない(試したことはないのだが)。今回初めて赤玉なる苗を購入した。大きくはならなかったが、サラダやマリネで食べると最高だった。あとはいつものとおり中晩生を買って植え付けた。

 昨年との比較になるが、収穫時期が1週間以上遅くなったのと、小さな玉が多い。元肥や追肥は同じようにやっているが、場所が少し変わり、さらに気象状況は毎年変わる。感じるのは、4月、5月比較的冷涼であったのが成長に大きく影響していると思う。明日の朝も残りの収穫を行うが、吊すのは200以下となりそう(当初300以上の苗を植えた。赤玉や新玉で食べたものがあるし、小さな玉は吊せない)。

 本日朝の収穫分 昼からも収穫した

 4本づつビニール紐でくくり、それを2組あわせて、吊す

 最後に昨年の話題となるが、おじさんの知人のKさんは小屋の屋根の下にタマネギを吊していたが、それを猿に食べられたそうだ。早速、残ったタマネギを屋内の方に移動した。また、椎茸もやられたと聞いた。山際の家、畑は今や鹿、猪ばかりでなく猿の食害が目立ってきている。山仲間のOさんは、上石津に住んでいて、猿等の食害でサツマイモ、スイカ、カボチャ、枝豆は作れないとこぼしていた。防ぐには、人間様が檻の中に入るより仕方がないようだ(揖斐川町の小津ではこのような畑を見ることができる)。花火のような音は実は猿を追い払うためのもののようだ。しかし、一時的な効果はあるかもしれないが、継続的ではない。

 猿対策はあるのだろうか。テレビで見たことがあるが、犬が猿を追い回すというのもあるようだ。我が町では、地元の要請により役場が大きな檻を必要箇所に設置してくれる。檻に食べ物を置き、群れ毎一網打尽にしようとするものだ。猿も賢いので、簡単にはかからない。近くのでその出没に困って、檻を設置した。そして、たくさんの猿(同じグループ)がかかった。問題はそれをどうするかということだが、ここではその詳細は明らかにできない。かかったグループのほかに別のグループもいるそうだ。鹿の出没に困り、鹿策を設置した。そして、今度は猿である。悩みは尽きない。
コメント
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