城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

夏野菜等の今(4) 20.7.17

2020-07-18 09:33:14 | 野菜作り
 15日に雨の合間に今年5回目の草刈りをした。前回が6月20日で少し間があきすぎたのと雨に濡れて重くなった草の刈り取りはいつもより大変だった。その翌日、鹿よけのための網の手入れを行っていたら、近くの鹿、猪の駆除を役場から委託されている方から話しかけられた。曰く、その人の畑でも、サツマイモのツルが食べられたとのことで、しかも食べられたのはベニアズマではなく、イモは美味しくないがツルが美味しい品種だけ食害にあったそうである。鹿も味がわかるということで妙に感心した次第。罠(今や鹿、猪の駆除はほとんど罠で行われており、講習を受ければ誰でも出来ると聞いた。)をしかけたいのだが、中心となる木がないし、あってもその周囲が暴れ回られ、余計に被害がひどくなるので、しかけれないとのことだ。先日、どなたかの田で柵用の網に鹿がかかり、その除去に大変苦労したらしい。おじさんの畑では、周囲を簡単な網で囲っているだけだが、幸い被害はない。

 鹿の被害は防ぐことができているが、謎の小動物(ヌートリア?)の被害は起きている。少し前には大玉トマト、そしてついにスイカに及んできた。今年は長雨でさんざんな目に遭っている。特に大玉の品種が病気で枯れたり、弱くなってしまった。ミニは既に5個収穫したが、大玉はいまだゼロ。そこでスイカのそれぞれにかごをかぶせることにし、かごをピンで4箇所固定した。

 前から全体に網は掛けてあるのだが、隙間から入り込んだらしい。最初のは少し雑に食べ散らかしていた(あまり美味しくなかったのか)が今日のは皮だけ残して、きれいに食べてあった。後残りは7個、果たして食卓に上ることができるだろうか。

 トマト特に大玉のトマトは絶好調だ。一段目が小動物にやられたが、その上の段までは届かないようだ。

 色が変わっているには三段目、四段目、五段目もしっかりできている

 ナスは水分をほしがる野菜だから、梅雨時でも問題ない。


 カボチャがもうじき収穫できると思う。

 栗カボチャ

 飛騨のすくなカボチャ

 雨があれば元気な里芋

 左の列が親芋も食べれる赤いも(おでんに最高!) 右は石川早生?

 最近、ウィズコロナ(with corona)ということが言われ出した(うちのかみさんに言わせればこれも必要の無い英語だそうだ。「コロナとともに(生きる)」なんてどうかな。)。地球に生物が発生したのと同じ時期にウイルス(非生物)も誕生しているらしい。通常ウィルスはその宿主(ウィルスは単独では生きられない)と平和的に共存している(この場合のウィルスは弱毒性、強毒性になるとその宿主を殺してしまうので子孫が残せない)のだが、これがあるとき人間等に移ると強毒性になり、その宿主を死に至らしめてしまう。エボラ出血熱、エイズなどがその例である。いずれ(とんでもない時間の後かもしれないが)コロナも人間と共存するために弱毒化するかもしれない。揖斐川図書館で借りた井上栄著「感染症」によると日本人はきれい好き(風呂好き、家に土足で上がらない等々)であるので、感染症にかかるリスクは低いが、外国への旅行、外国人の訪問が増えているので、リスクは高くなっていると言う。強力なワクチンでも発明されない限り、ウィズコロナは続くのである。終わり近くに興味深いことが書いてあるが、ここに書くにははばかられるので、興味のある方は読んで欲しい。

 昨日書いた記事を以下で訂正したい。朝読んだ東洋経済のネットニュースの大崎明子氏が書いた「新型コロナ、日本で重症化率・死亡率が低いワケー高橋泰教授が「感染7段階モデルで」見える化」から。新型コロナウィルスは初期から中盤まで暴露力(体内に入り込む力)は強いが、伝染力と毒性は弱く、かかっても多くの場合無症状か風邪の症状程度に終わるウィルス。ただし、1万~2.5万人に一人程度という低い確率ではあるが、高齢者を中心に重症化する。インフルエンザ(強毒性を持つ)に比べれば、死者数は1000人に及ばず、インフルエンザの三分の一で、かかっても98 %が自然免疫で直る。この記事を読むと、私たちは騒ぎすぎている感じがする。インフルエンザの流行時のようにマスクをし、不要な外出を控えればよいのではないか(ただし、高齢者は重症化しやすいので、別格の対策が必要)。ここからはおじさんの独断で、最近の感染者は若者が多いせいかもしれないが、重症化するケースをほとんど聞かない。ウィルスが初期の頃と比べて、人間と共存するために弱毒化してきたのではないか(RNAウィルスは変異しやすい?)と。

 いずれにしても未確定な情報が多すぎて、何が正しいのかわからないのは困ったことだ。いつまでこの状態は続くのだろうか。


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