岐阜・福井県境の山はかなり登っているが、福井県だけの山となると途端に数は少なくなる。行っていない理由の一つは、我が町・揖斐川町から遠いし、その魅力?に触れていないせいか食わず嫌いになっているからである。そんな時にここのところ敦賀三山や青葉山などを登っているEさん(奥揖斐山荘のオーナー)から岩籠山(765.1m)に行かないかとお誘いを受けた。Eさんとは薬師岳以来山ではご無沙汰している。聞いたこともない山であったので、早速グーグルで調べ、さらにヤマップ及びフィールドアクセス2で山をキャッシュした。福井県は遠いというイメージだが、国道303号線を北に走り、旧坂内村から木之本町に抜ければ、敦賀周辺だったら意外と近い。
岩籠山 グーグルの画像 敦賀側から見たと思われる
303号線から昔海水浴や北陸に行くときに何回も通った8号線に出て、敦賀の手前で滋賀県高島に抜ける国道161号線を南下し、駄口地区の営業していないドライブインのすぐ隣に登山口はあった。駐車場はそのドライブインの対面で随分広い。この国道をかなりのスピードで走る大型車に注意しながら渡り、登り出す。最初の登りは結構急だが、標高500mに達すると緩やかな尾根歩きとなる。標高が654mに達すると目の前にブナの群生地が現れる。奥揖斐あたりでは少なくとも800mくらいにならないとブナは現れない(本州だと600m~1600m付近に生育、平均気温が13度付近にあるらしい)。ただし、樹高は高いが、いずれも木は細いので、比較的新しい群生地なのかもしれない。群生地は一度大きく下り、再び登り始めるあたりまであった。新緑や紅葉の季節に来るには良い山であろう。
登山口
唯一の岩のあるところ
ママコナ 花期は8月までとあるが盛り
ブナ群生地
同上
登るにつれて海らしきものが見えてきた。後からわかったことだが、これは琵琶湖であった。一面笹原の道となると、右手の方に石が露出しているところが見えてきた。このあたりはインディアン平原と呼ばれているようだ。なぜだろうか。私は屹立する白い石がインディアンのテントに見えるからかなと勝手に思った。ここからの長めは素晴らしかった。琵琶湖のすぐ横に大きな山体を見せている山が何であるのか最初わからなかったが、先行者が言うには伊吹山だと。確かに形からすると伊吹山、何よりすぐ右は琵琶湖、伊吹北尾根、金糞岳、横山岳もわかる。北に目をやると敦賀湾が見える。何と言う好位置にある山であろうか。
展望台
リンドウ 展望台の手前 笹原から飛び出して咲いていた
伊吹山と琵琶湖
敦賀湾と西方ヶ岳(今日のメンバーEさん、Mさん他二人は今週の火曜日に登った)
展望台から15分ばかりで岩籠山の山頂に着いた。到着後すぐに夕暮山(720.2m)に向かう。夕暮山の手前に反射板があるが、夕暮山はそこから少しばかり下ったところにあった。山頂には三角点(四等)と標識があるのみだった。ここから西へ進むと駄口の反対側に下ることになる。お昼は展望台まで戻りとることにした。敦賀湾と琵琶湖周辺の展望を楽しみながら、今日の参加者3人が各自持参した果物や食料(サツマイモの軸、おじさんもその蔓をいただいて畑で作ったことがあるが、軸の筋をとり、軽く湯がいて油で炒める。大変手間のかかる料理なのである。我が家の連れ合いは、その手間をいやがったので、ほとんど人に差し上げた。ある山の会に持って行ったら、あっという間になくなった。ちなみに芋はまずいみたいだし、大きくならない)をいただいた。
アキノキリンソウ
岩籠山
夕暮山
センブリ
食わず嫌いだった福井の山、Eさんが言うように道がきちんと整備されている、山頂から海の大展望ができる。揖斐から303号線経由で短時間で行ける。これに比べて岐阜の山はヤブ山が多く、道もはっきりしないし、山頂に至っても展望は必ずしも望めない。恵那や飛騨方面の山だと行くのに時間がかかる。こうして比べて見れば福井の山、登りやすさ、展望という点では軍配が上がる。
行程 揖斐6:00→登山口7:30→ブナ群生地8:43→展望台9:17→岩籠山山頂9:34→夕暮山10:10→展望台10:55~11:25→登山口12:42
岩籠山 グーグルの画像 敦賀側から見たと思われる
303号線から昔海水浴や北陸に行くときに何回も通った8号線に出て、敦賀の手前で滋賀県高島に抜ける国道161号線を南下し、駄口地区の営業していないドライブインのすぐ隣に登山口はあった。駐車場はそのドライブインの対面で随分広い。この国道をかなりのスピードで走る大型車に注意しながら渡り、登り出す。最初の登りは結構急だが、標高500mに達すると緩やかな尾根歩きとなる。標高が654mに達すると目の前にブナの群生地が現れる。奥揖斐あたりでは少なくとも800mくらいにならないとブナは現れない(本州だと600m~1600m付近に生育、平均気温が13度付近にあるらしい)。ただし、樹高は高いが、いずれも木は細いので、比較的新しい群生地なのかもしれない。群生地は一度大きく下り、再び登り始めるあたりまであった。新緑や紅葉の季節に来るには良い山であろう。
登山口
唯一の岩のあるところ
ママコナ 花期は8月までとあるが盛り
ブナ群生地
同上
登るにつれて海らしきものが見えてきた。後からわかったことだが、これは琵琶湖であった。一面笹原の道となると、右手の方に石が露出しているところが見えてきた。このあたりはインディアン平原と呼ばれているようだ。なぜだろうか。私は屹立する白い石がインディアンのテントに見えるからかなと勝手に思った。ここからの長めは素晴らしかった。琵琶湖のすぐ横に大きな山体を見せている山が何であるのか最初わからなかったが、先行者が言うには伊吹山だと。確かに形からすると伊吹山、何よりすぐ右は琵琶湖、伊吹北尾根、金糞岳、横山岳もわかる。北に目をやると敦賀湾が見える。何と言う好位置にある山であろうか。
展望台
リンドウ 展望台の手前 笹原から飛び出して咲いていた
伊吹山と琵琶湖
敦賀湾と西方ヶ岳(今日のメンバーEさん、Mさん他二人は今週の火曜日に登った)
展望台から15分ばかりで岩籠山の山頂に着いた。到着後すぐに夕暮山(720.2m)に向かう。夕暮山の手前に反射板があるが、夕暮山はそこから少しばかり下ったところにあった。山頂には三角点(四等)と標識があるのみだった。ここから西へ進むと駄口の反対側に下ることになる。お昼は展望台まで戻りとることにした。敦賀湾と琵琶湖周辺の展望を楽しみながら、今日の参加者3人が各自持参した果物や食料(サツマイモの軸、おじさんもその蔓をいただいて畑で作ったことがあるが、軸の筋をとり、軽く湯がいて油で炒める。大変手間のかかる料理なのである。我が家の連れ合いは、その手間をいやがったので、ほとんど人に差し上げた。ある山の会に持って行ったら、あっという間になくなった。ちなみに芋はまずいみたいだし、大きくならない)をいただいた。
アキノキリンソウ
岩籠山
夕暮山
センブリ
食わず嫌いだった福井の山、Eさんが言うように道がきちんと整備されている、山頂から海の大展望ができる。揖斐から303号線経由で短時間で行ける。これに比べて岐阜の山はヤブ山が多く、道もはっきりしないし、山頂に至っても展望は必ずしも望めない。恵那や飛騨方面の山だと行くのに時間がかかる。こうして比べて見れば福井の山、登りやすさ、展望という点では軍配が上がる。
行程 揖斐6:00→登山口7:30→ブナ群生地8:43→展望台9:17→岩籠山山頂9:34→夕暮山10:10→展望台10:55~11:25→登山口12:42
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