「改定綱領学習講座」終了後、全国都道府県学習・教育部長会議が開かれ、志位委員長は、「綱領を力に強く大きな党建設」を訴えました。(「しんぶん赤旗」3月17日付参照)
志位氏は、「党創立100周年までに党員でも読者でも3割増をやりぬこうじゃないですか。~ 質的にも、本当に、綱領路線と科学的社会主義に対する深い確信に裏打ちされた党をつくろうではありませんか。共産党らしい党をつくろうじゃないですか」と次ぎのように語りました。以下、私が自分自身の反省を含めて考えさせられている点について、紹介させていただきたいと思います。
【改定綱領と党大会決定を文字通りすべての党員に届け、読了してもらおう】
「現在、改定綱領の読了率が24.9%、8中総の綱領問題の報告・結語の読了が35.6%、党大会での綱領問題の報告・結語の読了が22.6%、党大会の第1決議が23.0%、第2決議が22.6%、こういう状況です」
「党大会決定の徹底という点で、1970年の第11回大会では8割近くの党員が読みました。とにかく一刻を争って読んだ。今度の党大会決定は長いといいます。たしかに最近では長い。綱領一部改定の関連文書が入っていますから。しかし、かつての11回大会とか12回大会とかを見てください。比較にならないほど長いですよ。それをみんな読んだんですね」
【私たちを結びつけている最大の絆は綱領】
「若い人を党に結集する力をつけるためにも学ばなければなりません。たしかに過去とは条件が違うかもしれない。しかし、人間は何歳になっても成長する。進歩するんです。共産党員はそうでなくちゃいけません。何よりも、長年の人生を頑張り抜いてこられた同志は、若い世代にはない経験と知恵を蓄積している。学べないなどということはありません」
「理論に強い党をつらなければ決して大きな党をつくることはできません。~ やはり、党をつくるのは、綱領で党をつくらなければダメです。綱領の科学的確信で結はれている党をつくらなければならない。私たちを結びつけてついる最大の絆は綱領です」
「この綱領を本当にみんなの血肉にして、理論的確信をあふれるようにみんなのものにしてこそ、本当に強い党をつくれる」
【党創立100周年にむけ、毎月、毎月、強く大きな党をつくる努力を】
「党の決定の読了は3割~4割、綱領も4割台しか読んでいない。これでどうして革命ができるかという問題ですよね。ですから、ここをいかにして吹っ切るかということに心血注いでいただきたい。われわれも頑張ります」
「改定綱領と党大会決定を力に、この間、いろいろな分野で前進が始まっているのはうれしいことです。読者の拡大、党員の拡大、決定の読了と学習、青年・学生への働きかけ、この間、ずいぶん努力が始まっています」
「来るべき総選挙での勝利にむけ、そして党創立100周年にむけ、この努力を、3月に実らせ、4月に実のらせ、5月に実らせ、毎月、毎月、実らせていくとりくみを、ぜひ一体になってやろうじゃないか」