宮応かつゆきの日本改革ブログ

●日本共産党
総選挙で市民と野党の共闘で政権交代を、共産党の躍進をめざします。

「核兵器禁止条約ーホンジュラス、ネパールが早期批准を表明ー国連総会第1委員会」

2020年10月20日 | 核廃絶・平和

「しんぶん赤旗」20日付は、「国連総会第1委員会の一般討論」を掲載しています。核兵器禁止条約の発効条件である50か国の批准国・地域が近づいています。同紙の中から、ホンジュラス、ネパールの討論内容を紹介させていただきます。

【ホンジュラスー核兵器禁止条約『まもなく寄託』】

ホンジュラスが核兵器禁止条約の署名国となったことに大いに満足している。同条約はすでに国会で批准されており、まもなく批准書を寄託したい。禁止条約を署名・批准したことで、ホンジュラスが負う義務は、核兵器を削減し、ますます広い地域に非核地帯を設置していく国際社会の努力を引き続き支持することだ」

「核兵器がもたらす危険を除去する唯一の方法は、核兵器を完全に廃絶することだ。われわれは現存の核兵器の改良や新型核兵器の開発に反対する。戦略や安保政策から核兵器の役割をなくす必要がある」(15日)

【ネパールー核兵器の使用は国連憲章に違反】

「ネパールは、核兵器が人類を絶滅させかねない脅威をもたらしてることを極めて強く懸念する。核兵器国が抱える核抑止と安全保障上のジレンマがこの脅威を強めている」

「ネパールは核兵器の使用・使用の脅迫が国連憲章や国際人道法、人権法、環境法の原則に反すると考える。核兵器の全面廃絶だけが、使用・使用の脅迫に対する唯一の保障だ。同時に、核兵器国は透明で非可逆的で検証可能な全面廃絶という原則に従うべきだ」

「核兵器禁止条約の署名国として、ネパールはできるだけ早期に批准することを約束する」(16日)