宮応かつゆきの日本改革ブログ

●日本共産党
総選挙で市民と野党の共闘で政権交代を、共産党の躍進をめざします。

「核兵器禁止条約 2021年1月22日に発効ー国連が24日に発表」

2020年10月25日 | 未来社会へのプロセス

 「国連は24日、この条約を批准した国と地域が50に達し、『核兵器禁止条約』が2021年1月22日に発効すると発表しました。50番目の国は、中米のホンジュラスで、ロサレス外相は、署名した批准文書の写真とともに、『歴史的な日だ』と投稿した」(ネットニュースより) 以下、同ニュースから、被爆者や被爆地の声を紹介させていただきます。

「広島で被爆し、カナダ在住のサーロー節子さんは、喜びと新たな決意を語った。サーロー節子さん『ちょっと言葉にならないんですよ。うれしさと驚きと興奮と。75年も、わたくしたちは待ったんですもの。広島で忌まわしい体験をして以来ずっと。これから廃絶に向かって、1歩1歩前進しなきゃいけないですよね』」

「広島県原爆被害者団体協議会・佐久間邦彦理事長『50カ国になった。その国々は大きな国ではありません。しかし、その1つ1つの国が、こうして批准をしたということは、本当にわたしは頭が下がります」

長崎市・田上富久市長『日本がこの核兵器禁止条約を発効するときに、締約国の1つになっていないことは、非常に残念』」

広島市・松井一実市長『(日本政府には)できあがった条約を、現実のものとして実効性あるものにする。そういう役割を果たしていただきたい』」

 サーロー節子さんの話を聞いたのは、何年か前の広島で開かれた原水爆禁止世界大会の会場でした。前述のサーロ節子さんの思いが胸に強く響きました。

 核兵器禁止条約には、「ヒバクシャ」のことが2カ所に書き込まれています。

一つは、「核兵器の使用の被害者(ヒバクシャ)及び核兵器の実験により影響を受けた人々にもたらされた受け入れがたい苦しみと損害に留意し」

二つは、「核兵器の完全廃絶への呼びかけに示された人道の諸原則の推進における公共の良心の役割を強調し、また、その目的のために国際連合、国際赤十字・赤新月運動、その他の国際的機関及び地域的機関、非政府組織、宗教指導者、国会議員、学術研究者、及びヒバクシャが行っている努力を認識し」