統計ブログはじめました!

各専門分野の統計技術、方法、テクニックなどを気ままに分かり易く例題をもとに解説します。

新・医学と統計(11)

2018-11-27 11:15:37 | 日記・エッセイ・コラム
JASPを使ったベイズ統計分析をご紹介していますが、ここで、ちょっとだけベイズについの知見をご紹介しておきましょう。
参考図書として;
● 「はじめての統計データ分析」(豊田秀樹:朝倉書店、2016年)では、<ポストp値時代>として、
    事前分布に対する批判に対して、著者はベイズ統計学の立場に立って解説しており、一読の価値があります。
● 「Rで楽しむベイズ統計入門」(石田基広:技術評論社、2018年)では、<しくみから理解するベイズ推定の基礎>
    として無情報事前・事後分布の再検討など「R」の利用方法を紹介しており「R」プログラミングでベイズを
  シュミレーション出来ます。
 
それでは、
JASPによる「相関」の方法を例題を使ってご紹介しましょう。
例題は、
情報統計研究所の下記URLにアクセスし、
kstat.sakura.ne.jp/dbase/dbasePWBI.html
 
[Down Load (Sample of Multi-Correlation Plot)]を右クリック

対象をファイルに保存

保存ホルダーを選択して保存

Excel でファイルを開きデータを確認

Excel(.csv)形式で、例えば、「ZTT-Protein.csv」として保存しなおす。
 
JASPの実行:
*****
「ZTT-Protein.csv」の読込

Regression アイコン

Correlation Matrix

図1 全変数(又は必要な変数)の選択 


図2 分析方法の選択 Corre-2.jpg


図3 分析結果の表示 Corre-3.jpg
*****
通常の相関マトリックスは以上を参考に色々やってみて下さい。
次回は、
ベイズによる相関分析をやってみましょう。
 
次回に続く!
 
情報統計研究所はここから。