この杏の木は幼木から育て三十年は経った。しかし、収穫はこの温暖な熱川温泉では気候風土になじまなったのか伊豆ボケ老人の気配りが不足だったのか、花見が出来ただけでも・・・、結実は数えるほどしかなく、結果はむなしかった・・・昨年の台風十五号でなぎ倒され、チェンブロックで何とか引起こしたが、その後の回復力も思わしくなく。春先に、思い切って切り詰めてみたが芽吹く様子はなさそうだ。果物好きな小生の楽しみが一つ・・・風前の灯・・・
今年ほど日本ミツバチの飛来を見かけない年はない。このナツメの開花の頃は例年ならミツバチが飛び交うのだが・・・今年はまったく確認できなかった。ミツバチ以外の虫たちが代役をしてくれたのか・・・何時の間にか小さな実が・・・来年に夢を繋ごう。
数年前、家内が四万温泉のお土産に買ってきたマコモ竹。ダメ元での試みが根付き、昨年、初めて穂を付けた、今年は七つの穂が芽を出した。料理はもとより、薬用効果やマコモ風呂の得体の分からぬ情報もあり・・・ちょっと興味をそそる。もう少し増やして・・・と欲深い伊豆ボケ老人は次の作戦を・・・欲をかいて枯れたマコモに・・・か。それもやってみなければ・・・