九十六年一睡之夢 枯木花開直入大千 九十六年の人生を振り返ると只一夜の夢だった。いたずらに歳を重ね、枯れ木が、今、開花し遷化する。何とし幸福だ。東泉院の住職の違偈だ。愚昧の伊豆ボケ老人の偈・・・足下返見重々恥山 黄泉門鬼不入恥塊・・・足元を見たら恥を重ねた山の上だった。黄泉の国の門番の鬼も恥の塊に驚いて入れてくれなかった。ので違偈にならなかった。・・・・・?
ヤマカガシが顔をだしたので、今年、畑に顔を出さないのはマモちゃんだけになった。朝見たときの模様と午後の体色が違っていたが、首の黄色い模様と水遊びの得意な蛇はヤマカガシだ。二年生になった。昨年の一年生のときよりは大きさは二倍は成長した。モリアオガエルのオタマジャクシを狙っているらしい。マムシより強い毒をもっているらしいが、毒牙が口の奥にあるので被害は少ないという。噛まれた場合、マムシと違い血清が少ないらしい。