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英語と書評 de 海馬之玄関

KABU家のブログです
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法とは何か☆機能英文法としての憲法学

2010年04月21日 15時21分50秒 | 日々感じたこととか
すべての法学は「法とは何か」の問いへの回答である。これが、私の恩師の一人、八木鉄男先生から教えていただいたことのαでありωかもしれない。今、私はそう考えています。而して、本稿は「法とは何か」という問い自体を一瞥するもの。すなわち、「法とは何か」の問いを遂行するためのベースキャンプの設営の試みです。そもそも「法とは何か」という問いはどんな解答/回答を要求する問いなのでしょ . . . 本文を読む

キムヨナ擁護は人情だろうけど、捕鯨問題に飛ぶのは欧米を味方につけたい姑息と火病、鴨

2010年04月20日 10時27分13秒 | Weblog
キム・ヨナへの「審判買収説」に反論?ユーチューブの動画が話題に 11日に、動画専門サイトYouTubeに「How A Repeated Lie Becomes Truth:嘘も続けば真実になる」というタイトルの動画が掲載された。韓国では「キム・ヨナに対する悪意的な報道と誹謗(ひぼう)に対して真正面から反論した」とし、話題を呼んでいる。 バンクーバー五輪後、日本のネット上では「審判買収説」「整 . . . 本文を読む

書評☆劇画-教祖物語(おやさま物語)

2010年04月19日 14時33分56秒 | 書評のコーナー
本書、原作・服部武四郎/作画・中城健雄『劇画 教祖(おやさま)物語』(天理教道友社・1991年1月)は、全一巻1113頁の大作、天理教の教祖(おやさま)・中山みき様の伝記(第1部~第3部)と、教祖がお姿をかくされた明治20年2月18日(1887年)以降の天理教の苦難と発展の歴史(第4部・第5部)を描いた漫画です。些か読みにくい、例えば、『稿本 天理教教祖傳』『稿本 天理教教祖伝逸話篇』(ともに天理 . . . 本文を読む

民主党政権の誕生は<明治維新>か<建武新政>か

2010年04月18日 09時57分27秒 | 日々感じたこととか
民主党政権は、政権奪取の高揚感からか、今般の政権交代を「明治維新」になぞらえ、而して、鳩山政権に至らぬ所が散見するとしても(というか、目を皿のようにして捜しても「至らぬ所」しか見当たらないのではありますが)、再度、自民党に政権を渡すなどという「時計の針を戻すようなことをしてはならない」と当の鳩山氏ご自身が述べておられる。蓋し、本稿は民主党政権誕生の歴史的性格を論じた随想です。■明治維新と建武新政民 . . . 本文を読む

文化帝国主義を理解するための好材料としての<The Cove>

2010年04月17日 13時02分12秒 | 表現とメディアの話題
ドキュメンタリー映画The Coveにアカデミー賞が授与されて40日あまり、日本でもこの初夏には上映されるそうです。もちろん、現行憲法上、日本では表現の自由も営業の自由も保障されており、反日映画であろうが、人種差別主義的な映画であろうが法に抵触しない限りそれを上映することは自由でしょう。それに、日本の素晴らしい漁村の景色も紹介されていて、その面では懐かしささえこの映画には感じないではないですか . . . 本文を読む

密約と民主主義の正常な関係(上)

2010年04月16日 16時36分01秒 | 日々感じたこととか
些か旧聞に属しますが、所謂「米軍艦船による核持込密約」を俎上に載せた海外報道を紹介します。而して、この記事を批評する私の切口は「密約と民主主義」。蓋し、本編記事タイトルでも想像できると思いますが、私は「すべての密約が民主主義の理念から見て否定されるべきだ」とは考えません。このことを念頭に置きながら当該の海外報道を読んでいきたいと思います。 紹介する報道の出展はNew York Timesの&rdq . . . 本文を読む