英語と書評 de 海馬之玄関

KABU家のブログです
*コメントレスは当分ブログ友以外
原則免除にさせてください。

[再掲]コラム:「左翼」て何なの-教職員組合を例にとって

2024年07月04日 18時46分55秒 | リベラルメディア
 
 
May 04, 2017 06:56:47
 
 
 
日本に限定した場合、左翼さんは、おおよそ、

①キリスト教系の左派(→労農派→社会党→民主党)
②コミンテルン系の左派(→講座派(cf.岩波書店 or 朝日新聞)→共産党)
 
が二大源流です。而して、①の極左が「向坂逸郎派」であり、その一部は現在でも日教組・自治労・JR労組等々に<籠城>してはります。他方、①の右寄りが旧民社党であり現在はこれが「連合」の中核で、だから、【立憲民主党】の基盤です。
 
また、60年と70年の「安保」の際に、
既存の①②にあきたらない元気のよいお坊ちゃんとお嬢ちゃんたちが、順次、
③社青同(解放派等々)←社会党から
④どちらかといえば②から所謂「新左翼」各派
つまり、革共同(中核派・革マル派・第四インター)と共産同(≒所謂「全学連」各派のノンセクト諸派)の新左翼が生まれました。
 
で、この③④は日教組・自治労・JRに少なからずおられます。

ちなみに、②の系統は、教職員組合に関しては「総評」と「同盟」が合流して「連合」ができる際に、日教組からわかれて「全教」になり、現在に至っています。はい、それ、共産党系の「先生」たちです。
 

🍎うちの自慢の娘です🍎

アイドル「圏外」にすすみました❤

安田桃寧(↖意味不明に賢い)

 
だから、たとえば、<日教組>といっても内部は一枚岩ではないのです。実際、日教組組織率が高い都道府県も、大分・広島・山梨・北海道のように本当に左翼の強いところもあれば、一応、「みんなはいろうね」て感じでその中では自民党支持者が主導権を握ってるとこ(県名は政治的に自主規制!)、あるいは、ノンポリが主流(笑)の三重県とかもう目も眩まんばかり。
 
他方、たとえば、鹿児島とか青森・秋田といった保守王国の保守派がもともとが強い県では、逆に、日教組自体は(身を守るために?)極左になる傾向もある--「右が強ければ左も過激!」になる--反面、そんな県の学校では最左翼の活動家の先生が、日の丸とか9条とかのイデオロギー的なイシュー以外では――たとえば、ご自分の娘さんの進学大学は県外は認めんとか!――福井とか神奈川にもってくれば「ばりばりの封建的な人物」だったりします(笑) 
 
実際、ある日教組委員長さんは私の父の(福岡県大牟田市の公立中学校の)元同僚さんでしたが、その方は、当時の幼い私の目から見ても「ばりばり/ガチ」の封建的な九州男児の方でしたから。
 
 
 ・英文読解 one パラ道場:英語教材として読む安倍談話(英文全文)-【前口上-本編-余滴】
 http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/f169c76ce342703e5816dc9ce8b9e0f1
 
・『娘たちと話す左翼ってなに?』のあとがき書評
 http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/3d05b6b0134206bf3ba1845e199e65da

 

・Only yesterday☆ある九州の元公立中学校校長の回想
 https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/702a2aa00d2ef7a6ff7d38c125ee4f82

・完全攻略夫婦別姓論要綱-マルクス主義フェミニズムの構造と射程
 http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/32678755bd2656513241097aae7b6254

 

 

・読まずにすませたい保守派のための<マルクス>要点便覧
 -あるいは、マルクスの可能性の残余
 https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/385e8454014b1afa814463b1f7ba0448

・「左翼」の理解に見る保守派の貧困と脆弱(1)~(4)
 https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/2045fe3ac164014dde2e644c551d7c38

 

・天皇制と国民主権は矛盾するか
 https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/ab8562f81bec8c89bcb6be81547755e8

・「天皇制」という用語は使うべきではないという主張の無根拠性について(およびその続編)
 http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/402e7208ca4e007f8b3941069ce176d4

 

 

 
 今日も朝ごはん朝ごはん食べて英語頑張りましょう❗️
 

コメント    この記事についてブログを書く
« 暑いときには熱いもの❗ 暑... | トップ | [両陛下訪英国の思い出にもう... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

リベラルメディア」カテゴリの最新記事