英語と書評 de 海馬之玄関

KABU家のブログです
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橋下市長を「応援」する理由-規定演技で合格点を取れなきゃ保守も反日もないですよ

2011年12月28日 15時22分44秒 | 雑記帳
⤴️ブログ冒頭の画像:記事内容と関係なさそうな「美人さん系」が少なくないことの理由はなんだろう? https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/c566c210ad11db94fc1d87a5fddcf58e ◆橋下市長、労組に庁舎退去要求へ…ヤミ専従調査も大阪市の橋下徹市長は26日、市役所内にある職員労組6団体の事務所に退去を求める考えを明らかにした。 . . . 本文を読む

天皇制と国民主権は矛盾するか(下)

2011年12月24日 10時07分58秒 | 日々感じたこととか
⤴️ブログ冒頭の画像:記事内容と関係なさそうな「美人さん系」が少なくないことの理由はなんだろう? https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/c566c210ad11db94fc1d87a5fddcf58e ◆天皇制の意味と射程-丸山真男の蹉跌丸山真男氏は、「超国家主義の論理と心理」(『世界』1946年5月号所収;『現代政治の思想と行動』(未来社・1956年-195 . . . 本文を読む

天皇制と国民主権は矛盾するか(中)

2011年12月24日 10時01分40秒 | 日々感じたこととか
  ◆国民主権の意味と無意味蓋し、国民主権の原理とは専断的な君主制の支配に対するアンチテーゼ、例えば、「王権神授説」に対する、すなわち、君主制支配に対する対抗イデオロギーにすぎません。よって、歴史的に専断的な君主制が地球上から(北朝鮮を唯一の例外としてでしょうか?)消滅してしまった現在、(北朝鮮の「臣民」の方々を除けば?)この本来の意味での国民主権のイデオロギーに存在価値はないのです。 . . . 本文を読む

天皇制と国民主権は矛盾するか(上)

2011年12月24日 09時50分25秒 | 日々感じたこととか
                 天照大神昨日、12月23日は、<2011年3月11日午後2時46分>の年の、今上天皇陛下の誕生日です。要は、というか、要さなくとも「天長節」。目出度い。試練の時節の中ではありますが、否、試練の時節であればこそ一層「目出度い」の感を強く深くしています。蓋し、日本の憲法において「天皇制」は必須の内容である。なぜならば、現在の法哲学の地平における憲法理解、すなわち、憲法 . . . 本文を読む

資料:英文対訳「大日本帝国憲法」④(予算と会計・改正・皇室典範・旧法の効力に関する経過規定)

2011年12月21日 21時18分17秒 | 憲法問題
第六章 會計Chapter VI. Finance第六十二條 新ニ租稅ヲ課シ及稅率ヲ變更スルハ法律ヲ以テ之ヲ定ムヘシ 但シ報償ニ屬スル行政上ノ手數料及其ノ他ノ收納金ハ前項ノ限ニ在ラス 國債ヲ起シ及豫算ニ定メタルモノヲ除ク外國庫ノ負擔トナルヘキ契約ヲ爲スハ帝國議會ノ協贊ヲ經ヘシArticle 62. The imposition of a new tax or the modification of . . . 本文を読む

資料:英文対訳「大日本帝国憲法」③(議会・執行および諮問の機関・司法の機関)

2011年12月21日 21時13分33秒 | 憲法問題
第三章 帝國議會Chapter III. The Imperial Diet第三十三條 帝國議會ハ貴族院衆議院ノ兩院ヲ以テ成立スArticle 33. The Imperial Diet shall consist of two Houses, a House of Peers and a House of Representatives.第三十四條 貴族院ハ貴族院令ノ定ムル所ニ依リ皇族華族及勅任 . . . 本文を読む

資料:英文対訳「大日本帝国憲法」①(告文・発布勅語・上諭)

2011年12月21日 21時04分50秒 | 憲法問題
⤴️ブログ冒頭の画像:記事内容と関係なさそうな「美人さん系」が少なくないことの理由はなんだろう? https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/c566c210ad11db94fc1d87a5fddcf58e 旧憲法、「大日本帝国憲法」のテクストを収録します。英文は、憲法起草プロジェクトの中心、伊藤博文の著書『憲法義解』(1889)の英訳本『Commentaries . . . 本文を読む

戦争責任論の妄想:高木健一『今なぜ戦後補償か』を批判の軸にして(下)

2011年12月20日 01時13分02秒 | 日々感じたこととか
  ◆国際法における個人の戦後補償請求権の内容 ここで再度、オランダ人戦後補償請求権事件控訴審判決から引用しておきましょう。国際法における個人の存在についての通説が簡潔明瞭に述べられていると考えるから。すなわち、「個人は、国際法においてその権利、義務について具体的な規定が置かれたときに、例外的に国際法上の法主体性が認められるにとどまるのである」、と。そして、判決をもう一つ。第2次世界 . . . 本文を読む

戦争責任論の妄想:高木健一『今なぜ戦後補償か』を批判の軸にして(中)

2011年12月20日 01時07分26秒 | 日々感じたこととか
◆戦争被害者個人の賠償請求権 高木さんは、「第一次大戦以前、すでに1907年のハーグ陸戦条約三条は、戦争規制条項に違反した軍隊を持つ国は、被害者個人に対して損害賠償(補償)をしなければならないと定めている。(中略)日本もこのハーグ陸戦条約に、1912年に加入している」(p.212)、「今日において、ハーグ陸戦条約三条は、人道法違反行為に対する損害賠償を請求する個人の権利を保障していると解釈するの . . . 本文を読む