本書を手にしたのは本当の偶然でした。図書館の新刊本コーナーに並べらているのを見かけたから。本当にそれだけです。もちろん、英語教育屋さんの端くれとして新しい英文法書に興味がないわけではない。また、名著『英文法解説』(金子書房)の著者として、あるいは、現在、--使い勝手の点では『ロイヤル英文法』(旺文社)にやはり劣るものの--日本語で解説が読める最も秀逸な英文法書であろう『実例英文法』(オックスフォー . . . 本文を読む
どんな家庭にも会社にも<物語>がある。そして、国家や民族という<大きな窓>ではないそんな<小さな窓>からもかなり一般的で普遍的な<風景>が見えることもある。私はそう思っています。
私達の郷里、福岡県大牟田市には現在10個の動物病院がある。人口12万足らずの街に10という数字が大きいのか小さいのか、門外漢の私にはわかりません。けれども、大牟田市役所を始めこのエリアの幾つかの行政セクターに . . . 本文を読む
NHKの連続ドラマ「アンと花子」。複雑です。
東洋英和は大好きだし、村岡さんも好きだけど、
村岡訳の(部分訳というか妙訳の)『赤毛のアン』は訳書としては、
当時としても到底お話にならないレベルではないかと思うから。
これは、『あしながおじさん』の訳者として知られる、松本恵子(1891-1976)と、
村岡花子(1893-1968)の同時代性と両訳書の出来栄えの差を見ても歴然。
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仕事の連絡待ち。ぽっかりあいた3時間。
実は、今はこれ結構嬉しかったりします。マイブームがあるから、マイブームにちょうどいいから。
それは、
それは、
それは、「英作文」。英会話でもライティングでもなく---一応、「解答」(笑)が添えられている---英作文。岩田一男『英作文の基礎』(評論社・1972年7月!)なんかひっばりだしてきて、サクサクやっています。
自慢じゃないけど、英文ラ . . . 本文を読む
集団的自衛権に関する政府解釈の見直しが目前に迫ってきているようです。感慨一入。嬉しさ実感。しかし、「迫ってきているよう」ではあるが、ここのところ揺れ戻しという程ではないけれどその動きにブレーキがかかっているようにも見える。というのも、見直し反対論が党内多数派とも伝えられる連立パートナーの公明党、そして、自民党内慎重派の顔を立てて安倍政権も見直しスケジュールを些か遅らせ気味にしているようにも見え . . . 本文を読む