英語と書評 de 海馬之玄関

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江川泰一郎「英文法の基礎」を巡る複雑な雑感

2014年04月29日 10時02分07秒 | 英語教材の話題
本書を手にしたのは本当の偶然でした。図書館の新刊本コーナーに並べらているのを見かけたから。本当にそれだけです。もちろん、英語教育屋さんの端くれとして新しい英文法書に興味がないわけではない。また、名著『英文法解説』(金子書房)の著者として、あるいは、現在、--使い勝手の点では『ロイヤル英文法』(旺文社)にやはり劣るものの--日本語で解説が読める最も秀逸な英文法書であろう『実例英文法』(オックスフォー . . . 本文を読む

小さな<窓>からも空は見える-日本再生のケーススタディーとしての福岡県大牟田市の高田動物病院の物語

2014年04月29日 06時50分20秒 | 雑記帳
どんな家庭にも会社にも<物語>がある。そして、国家や民族という<大きな窓>ではないそんな<小さな窓>からもかなり一般的で普遍的な<風景>が見えることもある。私はそう思っています。 私達の郷里、福岡県大牟田市には現在10個の動物病院がある。人口12万足らずの街に10という数字が大きいのか小さいのか、門外漢の私にはわかりません。けれども、大牟田市役所を始めこのエリアの幾つかの行政セクターに . . . 本文を読む

アンと花子--贔屓の引き倒しにならないことを切に祈る

2014年04月27日 15時56分05秒 | 雑記帳
NHKの連続ドラマ「アンと花子」。複雑です。 東洋英和は大好きだし、村岡さんも好きだけど、 村岡訳の(部分訳というか妙訳の)『赤毛のアン』は訳書としては、 当時としても到底お話にならないレベルではないかと思うから。 これは、『あしながおじさん』の訳者として知られる、松本恵子(1891-1976)と、 村岡花子(1893-1968)の同時代性と両訳書の出来栄えの差を見ても歴然。 . . . 本文を読む

マイブームとしての英作文:たまにはツィートしてみる、個人のブログだものね

2014年04月26日 08時47分50秒 | 雑記帳
仕事の連絡待ち。ぽっかりあいた3時間。 実は、今はこれ結構嬉しかったりします。マイブームがあるから、マイブームにちょうどいいから。 それは、 それは、 それは、「英作文」。英会話でもライティングでもなく---一応、「解答」(笑)が添えられている---英作文。岩田一男『英作文の基礎』(評論社・1972年7月!)なんかひっばりだしてきて、サクサクやっています。 自慢じゃないけど、英文ラ . . . 本文を読む

英文読解 one パラ道場:集団的自衛権の政府解釈変更はゆっくり急ごう

2014年04月02日 10時29分15秒 | 英文読解 one パラ道場
集団的自衛権に関する政府解釈の見直しが目前に迫ってきているようです。感慨一入。嬉しさ実感。しかし、「迫ってきているよう」ではあるが、ここのところ揺れ戻しという程ではないけれどその動きにブレーキがかかっているようにも見える。というのも、見直し反対論が党内多数派とも伝えられる連立パートナーの公明党、そして、自民党内慎重派の顔を立てて安倍政権も見直しスケジュールを些か遅らせ気味にしているようにも見え . . . 本文を読む