SaltyDog

               by kaji

ヨーロッパ旅行記(16)

2006-01-20 | ヨーロッパ旅行記
ギリシャへ着いた。まずは宿である。おなかもすいた。 地球の歩き方に書いてあったドミトリー形式の宿を探した。場所はすぐにみつかった。部屋に入ると広めの部屋にベッドが5台置いてあった。まだ同室の宿泊者は居ないようだ。シャワーを浴びることにした。シャワールームは狭く、お湯がとてもぬるかった。それから海水に近い感じでわりとしょっぱかった。後からはいる人はどうやらお湯ではなくなり、水になるらしい。

 シャワーをあびて、さっぱりしたところで、ギリシャの町へ散歩に出かけた。 おなかがすいたので何か食べようかと思っていると小さな店を見つけた。スブラキという食べ物で、確か羊の肉のミンチだっただろうか、ウインナーソーセージ状に焼いたものをパン生地にくるんで食べる。歩きながら食べられるいわばファーストフード。これがすごくおいしかった。しかもギリシャは物価が安い。当時で日本のおよそ4分の1程度だったと思う。パルテノンの神殿にも行ってみた。5~6人の兵隊が縦にならんで歩き、国旗を降ろす場面に出会った。 パルテノン神殿までの通路にはおみやげ物売りがずらりと並んでいた。壷だとか焼き物のコースター、シルバーだとか、たくさん売っていたのを覚えている。
   
 ホテルに戻ると、カナダ人が一人とイギリス人が一人、それからあと1~2名同じ部屋に訪れていた。カナダ人の名はローズ。イギリス人の名前は忘れてしまった。 一晩明けた朝、そのイギリス人と行動を共にすることになるのだが、彼がどこの国の人なのか、わかったのは実はその後でのことなのだ。さらに彼が重度の精神異常者であることに、その後気づくことになる。

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