晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
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【平安あれこれ】小袿と十二単のこと

2022年05月16日 | 平安あれこれ

平安時代好きブロガーの なぎ です。


平安時代の姫君[女主人]はいわゆる十二単を着ていないことは知られていますが、通常は単(ひとえ)の上に袿(うちき)を重ねた姿。

礼装はその上から小袿(こうちぎ)を着ていたそうで。
一番上に着ることから上等の生地が用いられたのだとか。









そんな姫君(女主人)に仕えたり宮中でつとめたりする女性は、いわゆる十二単を着ていたのだそうで。

一番上に来ているのは小袿ではなく唐衣(からぎぬ)
後ろには裳(も)をつけて長くひいています。





個人的に後ろ姿が好き…(*´Д`)



小袿姿と十二単姿でそれぞれ並ぶと違いがわかりやすいかも?



小袿姿
 単+袿を数枚重ねる+[表着]+小袿

十二単姿
 単+袿を数枚重ねる+[打衣+表着]+唐衣


平安時代の打衣(うちぎぬ)や表着(うわぎ)の扱いについて私はよくわかっていないので説明は避けます




※装束は2009年に平安装束体験所さんで着装体験した時のものです。
(現在は移転されプランや料金設定など変更されています)
※装束を着ているのは私です。




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