昨年古希を迎えられた下向井龍彦先生より標記の新刊を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。
草創期武士の英雄的な存在である平将門・藤原純友が、なぜ天慶2年(939)冬に反乱を起こしたのか。その真相に政治史・軍事史の両面から、随所に図・表・写真を挿入しつつ平易な文章で論説されています。
偶然なのか何なのか存じあげませんけど……後者の人物につき、つい1ヶ月前に
寺内浩著『藤原純友―南海賊徒の首、伊予国日振島に屯聚す―』(ミネルヴァ書房)
藤原純友:南海賊徒の首、伊予国日振島に屯聚す (ミネルヴァ日本評伝選234) | 寺内 浩 |本 | 通販 | Amazon
が出版されているので、時間を見つけ双方の書を読み比べてみたいです。