何とか風邪から立ち直ったかもしたですが、現在は風邪が移っちゃった家族の看護と介護に追われております💦
お陰様で全然年賀状もかけない;つД`)
ヲタ友の皆様には、毎年『もやしもん』の菌によるめでたい(?)年賀状を送っているのですが、今年は絵柄を考えている余裕もありません。
なので、普通の既製品の年賀状で行きます。
まぁ、別段楽しみにしている方もいないと思うので(私が楽しいだけ)、普通のがいいでしょう(笑)
そして、現在絶賛秋アニメも最終回が続いておりますが、TVのある部屋で母が寝込んでいる(※父に移さないように隔離中)ので、物理的にもアニメは見れないんですよね。録画のストックももうないので、最終回をちゃんと見てはいない物ばかりなのですが、途中までの感想を一言だけササッと書き残しておきます。(自己満足のためです)
『アクロトリップ』:某新潟県に引き取られた、無感動な主人公の女子中学生伊達千鶴子さんが、N市で活躍する魔法少女を見てハマってしまい、推し活しようとしたら、何故か悪の組織フォッサマグナの参謀になってしまった話でした。でも何のかんの言って、フォッサマグナも人が良いので、あんまり悪事してなかったですね。面白かったのは、元々悪の組織ありきで、その参謀だった人がクビになり、その復讐(というか腹いせ)で魔法少女をスカウトしてぶつけてきた、という逆転的な発想がそもそもの始まりだったということ。ちなみに正義と悪、というスタンスを取っていますが、持ちつ持たれつな関係でしたw
『カミエラビGOD.app』: 前作の『カミエラビ』の続編で、最終回で行方不明になった主人公ゴロー。その相棒だったラルが妹として現世に現れ、ゴローを探す傍ら、神と対峙していく物語でした。結局のところ、友人夫婦を救おうとして開発したアプリがAIで意思を持った存在が神様で、ラルの同級生が実は神様であることを伏して、人間たちの側で彼らの人生という物語を描いていた。ずっとそうさせようとしていたのに、前作の神様候補たちは逆らい続け、思うようにいかなくなった神がキレたところにゴローが復活し、神が描いた存在ではないゴローが、もう一度世界をやり直す=前回のカミエラビが始まる前の時間軸に戻った形で幕を閉じました。悲惨な幼少期(虐待にあっていた)を過ごしてきていたせいで、世界に見切りをつけていたゴローが、前向きに人生を歩み直し、前回のはっきりしない最後とは違って、明確にスッキリ終わってよかったです。
『百妖譜 第2期』:中国小説のアニメ化作品でした。1期目同様、妖怪の医師である桃夭と、お供の小坊主の磨牙、大蛇の妖怪の柳公子の3人が、百妖譜を探す旅をしながら妖怪やそれに関わる人間の闇(病)を治療していくお話でした。相変わらず腕は凄いのに金に汚い(苦笑)桃夭と、人の好過ぎる磨牙、一番人間の理性を持っている柳公子の掛け合いが絶妙でしたね。見るたびに、妖怪よりも人間の方が闇が深いのもこの作品ならではです。話の起伏が非常に富んでいて、面白かったです。
『きのこいぬ』:漫画原作のアニメ化作品でした。愛犬を失った絵本作家のほたるの家の庭に、何故か生えてきたきのこの耳をした犬。何故か二足歩行だったり、絵を描いたりタコ焼き作って食べたり、どう見ても普通じゃない犬なのですが、何故か受け入れてしまうほたるとその周辺の人々。やがて愛犬がいたとき同様に、ほたるの周りに人が集まり、ほたるもやがて前向きに生きるようになっていく物語でした。
何が不思議って、きのこいぬより、見つけて庭に植えたほたるのばーちゃんが不思議ちゃんでした(笑) 「返事するキノコよ♪」って、普通に受け入れるの凄いw でもそんなばあちゃんに育てられたから、ほたる君は絵本作家になれたんだろうな。みんないい人ばかりでほのぼのできましたv
『ネガポジアングラー』:オリジナルアニメでした。主人公の大学生:佐々木常宏が、FXで失敗し借金と余命2年の宣告を受けて、ひたすら人生から逃げ回っていたところに、釣り好きのハナや貴明に助けられ、コンビニでバイトをしながら釣りに誘われる。最初は全く興味なかった釣りに対し、次第に「大きなシーバスを釣りたい」という夢ができ、ハナたちの指導の下、釣りに興じていく。最後はお互い自分の人生から逃げていた常宏と貴明が「大物のシーバス」を一緒に釣り上げることで、逃げないで未来に進むことを暗に意図した、という作品でした。主人公のダメっぷりというか不運(でもほぼ自業自得)が凄すぎて、釣りでどう救われるのか?と思いましたけど、人生の目標になるものがあるなら、別に何でも構わない。今回二人にとってはたまたまそれが釣りだった、ということ。なので、終始不安は付きまといましたけど、人生何で道が開けるかわからない。むしろ些細なことでも目標が見つかるっていいことですね。病気のことは詳しくわかりませんでしたが、2年後に海釣りの約束を実現させていたので、ちゃんと病気と向き合ったのかも。よかったよかった。
『結婚するって、本当ですか?』:青年誌漫画原作のアニメ化作品でした。旅行代理店勤務の大原拓也と本城寺莉香は、ろくに話したこともない同僚ながら、アラスカへの転勤は単身者が候補だと聞き、転勤回避のために偽装結婚を莉香が提案。拓也もそれに乗ったまでは良いものの、コミュ障の二人が婚約している風を装わなければならない状態で、巻き起こすエピソードを描いた作品でした。最終的には「嘘から出た実」になるわけですが、あそこまでコミュ障&自分の世界を侵害されたくない二人が、いきなりあれだけの時間で本当に恋人になるのは相当無理があったように思えますが、結果良ければすべてよし、ということで。代わりにアラスカへ行くことになった黒川支店長、頑張ってください。にしても、原作ではモスクワだったはずですが、アラスカへ・・・時世とは言え、アニメにも影響出るんですね。←それが一番印象的だった。
『一人ぼっちの異世界攻略』: なろう系小説のアニメ化作品でした。クラス全員が異世界に召喚されたものの、出遅れた主人公に残されていたのはハズレ能力ばかり。しかしながら、それを組み合わせることによって幾つもの危機的状況を脱し、一人で気ままにレベル上げを果たす。やがて窮地に陥ったクラスメイト達を時に救いながら、最後は一つの街そのものも救ってしまう、というストーリーでした。なろう系なので、ほぼチートなんだろうな、とは思っていましたけど、残り物の能力で組み合わせながら自力で培っていくのは共感できました。でも一人ぼっち、といいつつ、殆どみんなと一緒じゃん!(笑)でもそれが人生ってもんです。
『メカウデ』: オリジナルアニメでした。主人公の天束燿がある日、メカウデという存在のアルマに着ていたパーカーを憑依されたことから、メカウデの世界を利用しようとするカガミグループと、それからメカウデを守ろうとするアームズとの戦いに巻き込まれていく話でした。いわゆる巻き込まれパターンのバトルアニメなのですが、メカウデなのに妙に人間らしいアルマと、情に厚い燿の二人の最初のドタバタ~段々息の合ったチームになっていく姿は、なかなかに見もの聞きものでした。アルマの声が杉田さんだったのが余計に似合っている(笑)杉田さんといえば、今公開中の銀魂で、ゆーきゃん(金さん)の演技を聞いて「アンタよりうまいから、この人主人公でいいじゃん」ときっぱり言い切った御母堂様の一声が話題になりましたが、あの母にしてこの人ありだな、という演技がこの作品でも見れて面白かったです♪
『齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定Season2』: 何故か邪竜扱いされてしまう草食系おじちゃんドラゴン(※本当にいい人柄)と、全く必要のない生贄だった思い込みの激しい最強の少女レーコ。今回も魔王討伐の旅の途中のアスガ王国で国王・ヴァネッサとその妹・ロゼッタ の王位継承権を巡る争いに巻き込まれてしまう。けどやっぱりよくわからんうちにレーコの思い込み力技で解決されてました(苦笑) おじちゃんドラゴンが人一倍精神的に苦労して涙を誘いますが、無事に解決できてよかったですね。大塚さんの渋くも苦労竜のお声が非常に似合っていて、聞きほれますw
『ダンダダダン』: 今期も大活躍のジャンプ+連載の漫画アニメ化作品。主人公のオカルトを信じない女子高生:綾瀬桃と、幽霊を信じないオカルト好きのオカルンこと高倉健の二人が、互いの信じないものを見せようとして、ターボババアに取られたオカルンの金〇を取り戻すべく、襲い掛かって来る各妖怪や宇宙人たちとのバトルを描いた作品でした。
今期で一番面白かったです!作品のノリや展開も見事なんですが、声優さんがやっぱり一番ピッタリ来てました。桃の声の若山さんとオカルンの花江さん、そしてターボババァの田中さんが見事すぎて✨ あと桃のばーちゃんが水樹奈々さんだったのもビックリ☆でもバーさんに見えない若さだからいいのか(笑)非常に痛快なのですが、愛羅のエピソードのアクロバティックさらさらのエピソードみたいに泣かせるものもあったりで、これは早く2期目が見たいです!夏まで待てん!!
『2.5次元の誘惑』:こちらもジャンプ+連載の漫画原作アニメ化作品でした。主人公の漫画研究(漫研)部部長・奥村正宗 の下に、新入生のヒロイン・天乃リリサが現れる。二人は漫画のキャラクターで「リリエル」の大ファンだったことから意気投合。リリサは趣味でリリエルのコスプレをしており、それが非常に可愛く原作イメージにぴったりだったことから、正宗は彼女のコス写真を撮ることに全力を注ぐ。やがて幼馴染でモデルの橘美花莉や担任教師で伝説のコスプレイヤー羽生まゆり をはじめ、イベントでコスプレを発表し、次第に人気レイヤーとなっていくストーリーでした。
最近のコスプレ人気を反映している作品ですね。企業と契約してそれだけで食っていけている人もいますから。ピクスドールもですけれど、ヲタクと恋愛は一見仲良くなっても恋に発展するのは難しい気がしますが、この作品を見るとほんのりいい感じに育っていきそうで、2期目も思いっきり見守りたいです♪
『株式会社マジルミエ』: こちらもジャンプ+連載漫画のアニメ化でした。
就職活動全敗中の桜木カナが、偶然出会った魔法少女・越谷仁美にスカウトされ、図らずも魔法少女のベンチャー企業である株式会社マジルミエに就職。しっかりとした読破能力と詳しい観察眼を就職活動で養っていたカナは、魔法少女として活躍していく、という作品でした。
魔法少女物の作品も必ず1,2つは毎期登場していますが、こちらはただ単に魔法少女が活躍するのではなく、企業としてちゃんと成り立っている様子が凄くよく描かれていて面白かったです。気になったのは、大企業の社長である古賀 圭と、マジルミエ社長の重本 浩司との因果関係。石田彰さんが、非常に嫌みな古賀社長の役が似合っていて、気になっていたんですが、途中で終わっちゃったので残念!と思っていたらこちらも2期決定! なかなかにしっかりと社会貢献や企業骨子が描かれていて面白いので、2期目も期待してます。
『ソード・アート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインⅡ』:おなじみSAOシリーズの外伝の2期目でした。今回はサードスクワットジャムで、主人公のレンと仲間のピトやM、フカと共に参戦するが、ルールで「裏切者」としてピトが選出される。巨大客船での死闘で、最後はレンとピトが一騎打ちとなり、レンが勝利を収める。その次の試合でもチームを組んだメンバーは7名の強力なNPCの敵が立て籠もる城の攻略にかかる。レンが最後の敵NPCであるジェイコブと対峙し、「なぜ、戦う」と問う彼に対してレンは「楽しいから」と応え、レンによりナイフを刺されたジェイコブは死の恐怖を感じながら息絶え、テストプレイは「LPFM」たちの勝利で終了する、というストーリーでした。
SAOの外伝ですけど、SAOはゲーム内の死がリアルの死に繋がるため、本当にギリギリの精神力で戦い抜くストーリーですが、こちらはその心配がないせいか、どうにも命のやり取りが気軽で、相手を殺すことにも躊躇が無いんですよね。今回の最後のジェイコブさんは傷病兵への治療の一環という話でしたが、やるかやられるかは、確かに一種爽快な感じがしますけど、あまりそれに慣れ過ぎた世界は命が軽視されないか心配です。特にピトフーリさんみたいな人は。たかがゲームかもしれませんが、その辺りは押さえておく場面も必要かもですね。
『ケンガンアシュラ Season2 Part1』: 青年漫画のアニメ化2期目でした。
「拳願仕合」という企業が雇った拳闘士たちが、企業の代表として巨額の利益を巡る賭け試合を描いた作品。主人公の十鬼蛇王馬はこの1回戦目で意識不明の重体に陥ったまま、2回戦が開始。各企業の拳闘士たちが戦う中、次の会長候補を巡って裏で暗躍が始まり、戦いそのものの意義が問われることに…というストーリーでした。
Part1ということなので、2シーズン目があること前提なのですが、いわゆる「刃牙」みたいなのがウジャウジャ現れては戦うのがメインです。最後はちょっと企業の思惑みたいなのが出てきましたけど、主人公が寝たまま終わった作品は初めてかも。続きは一応見てみようと思います。
『合コンに行ったら女がいなかった話』: 漫画原作のアニメ化作品でした。
主人公の大学生:常盤くんと浅葱くんと萩くんが、同じゼミの蘇芳さんに誘われて合コンに行ったら、女子はいたのだが、蘇芳さんをはじめ、藤さんも琥珀さんも男装の麗人で、女子らしい女子が誰もいないどころか、むしろイケメンとの合コン状態に。しかしながら蘇芳さんは常盤くんを。萩くんは琥珀ちゃんを。そして藤さんと浅葱くんは2次創作仲間(※浅葱君はよくわかっていないが、モデルにされたりベタやトーン貼りを手伝わされている)になり、何故かいい感じになっているという日常ストーリーでした。蘇芳さんを「プリンス」と呼び、憧れている女子が多い中、それでもやっぱり蘇芳さんからの想いに気づいていない常盤くん。是非このままいい感じで進んでほしいですわw
『アイドルマスターシャイニーカラーズ2nd.』: おなじみアイマスシャニカラの2シーズン目で、今回新たなグループメンバーが加わりましたが、珍しいことに今までマネージャーの言うことを素直に聞いて、楽しみながらアイドル活動をする子たちが殆どだったのに、今回は疑ってかかってみたり、TVのやらせ(口パク)に反旗を翻したり、結構な子たちが登場しました。でもある意味、今のこのご時世、美味しい話には疑ってかかるのも普通の反応ですし、プライドを傷つけられれば反抗するのが普通の感情です。なので、人形じゃないアイドル、という意味では新鮮な描写があったと思います。
『魔法使いになれなかった女の子の話』:オンライン小説のアニメ化作品でした。かつて魔法使いに助けられた主人公のクルミが、魔法使いになるために入った学院では点数が足りず、普通科の学生となってしまう。そこで出会った教師ミナミから、普通科の生徒たちも「魔法を使えるようになる」と教えられ、やがてクルミも古代魔法から魔法を使えるようになっていくストーリーでした。キャラクターも勿論のことですが、背景の書き込みもパステル調で、凄くほのぼのしている可愛らしい作品でした。殺伐とした作品が最近多くなっている中で、こうした息抜きできるような柔らかい作品があって、楽しかったです。
『Tunderbolt Fantasy4』:おなじみ台湾人形劇の4期目でした。今回は3期目からの続きで、魔界に降り立ってしまった浪巫謠が、父親である阿爾貝盧法に敵わず本当の魔族になる繭に籠ってしまう。一方魔界も秩序が無法と化しつつあり、魔族同士でも争いが起きる中、魔剣目録を再度収集するために殤不患は今一度、丹翡らと共に魔界に赴く、というストーリーでした。
今回の主役は西川ニキかと思っていたんですが、数話登場した後はずぅ~~~っと繭に籠ってしまうという。お陰で裂魔弦が大活躍でしたw そして意外な出生がわかったのが凜雪鴉。お軽い悪党(苦笑)が実は魔王の一部が人間として生まれ変わった者という。結構重い出生なのに、次の回ではもう飄々としているあたりがせっちゃんっぽかったです(笑)刑亥が今回は見事に退場してしまいました。で、結局事の解決には至っていなくて、次回は劇場版ですか。TVで見たかった💦でも見に行きます!西川ニキが活躍することを願って
『魔王様、リトライ!R』:なろう系小説のアニメ化作品でした。以前も一度アニメ化されてしますが、今回は原作に忠実に沿って描かれた感じです。
主人公の大野晶が、自作のゲームのラスボスであるキャラクター・九内伯斗 として異世界に飛ばされてしまう。以降管理者権限でチート状態のスキルで持って事件を解決していくストーリーでした。チートキャラなので倒される心配はないのですが、意外と魔法耐性が脆弱だったり抜けてるところもあって憎めないキャラでしたね。でも殆どの悪事は魔族とかではなく、人間(主に神の加護を受けていると、大手を振るっている連中)が人間や魔族に酷いことをしていたので、やっていることが概ね「いい人」でした。結構痛快でした。
『青の祓魔師 雪の果篇』:今回の青エクは、シュラと雪男が主役のお話でした。八郎太郎編では、シュラがヤマタノオロチである八郎太郎から代々子を成すために強制されていたものの、燐と雪男の活躍で契約が破棄となり、シュラは無事に正十字学園に戻ってくる。一方で己の出生に常に疑問を抱えていた雪男は、遂に母親の正体を知ろうとするところまでに手が届く。しかし、養父である獅郎の出生やサタンの正体を知り、自己の存在に悩みを深めることとなり、周囲の人間を自分の勝手で傷つけてしまうことに疲れ拳銃自殺を図るが、サタンの妨害によって失敗。メフィストを銃撃し拘束されるが、燐が皆の協力を得て雪男を救いに来る。一方メフィストが撃たれたことで人工虚無界の門が開き、悪魔が進出してくるのを、燐と雪男は仲間と共に止める、というストーリーでした。
今回は二つとも切なかったです💦特に雪男が。燐は明確にサタンの能力を受け継いでいることで、ある意味アイデンティティーを得ていたけれど、雪男はしっかりしつつも自分の正体について、ずっと不安定な足元にいて、それが今回崩れたみたいです。しっかり者ほど脆かったりするので、今度こそ兄弟腹を分かち合って一緒に戦えるとよいですね。
『君は冥土様』:漫画原作のアニメ化作品でした。訳があって、一人暮らしの主人公の高校生・横谷人好 の元に突然現れたメイド。楚々としておとなしい彼女は実の正体は裏社会で恐れられた殺し屋だった。しかし、前の主に人好の家を紹介され、メイドとして雇われることに。だが彼女は物心ついたときから殺し屋として生きてきたため、生活全般の普通を知らず、人好が少しずつ教えながらメイドの仕事に取り組んでいく。彼女に「雪」と名を与えた人好と、雪の回りには同じ殺し屋のグレイスや人好の妹の李恋も集まって、次第ににぎやかに楽しい生活を送っていくストーリーでした。
殺し屋のヒロインですよ、ヨルさんを思い出しますが、命のやり取りの話があったのは一回きりで、それ以外はほぼ常識を知らない雪さんが、人好に教えてもらって、次第に人間らしい感情や感覚を身に着けていくほのぼの系でした。・・・でもとんかつソースの舐め過ぎは要注意!(笑)
『パーティーから追放されたその治癒師、実は最強につき』:なろう系小説のアニメ化作品でした。主人公のラウストは「ヒール」しか使えない治癒士で、前回のパーティーを追放されてしまう。しかし実はそれ以外の能力は卓越しており、迷宮の知識も半端ない。そこに新米冒険者のナルセーナが、指導者を探していたため、初心者対応ということでラウストが指名される。そして二人は迷宮をはじめとする冒険に出て、ナルセーナは徐々に力を付ける一方、「使えない治癒士」と下げづまれていたラウストの真の実力を知り、ますます彼を尊敬することになる。他にも仲間たちとパーティーを組むことになった二人は、ギルドが隠していた迷宮のモンスターが溢れ、街に攻め入ってくる危機も何とか力を合わせて脱していくストーリーでした。
なろう系なので、主人公がチート能力を持っているだろうとは思っていましたが、あからさまな力ではなく、いわゆる全方面に対応できるという意味での万能さで、そのせいか割とストーリーも無理がなく、淡々と受け入れられた感じでした。不自然さが無いのがむしろ良かったですね。