うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

やっぱり簡単に2024秋アニメ最終回感想③

2024年12月29日 06時18分17秒 | アニメ
昨日のガンチャンで、SEEDFREEDOMのエピローグカット、キララクとアスカガの2種が一気に見られたのですが、こんなに爆速で公開してくださって、本当に感謝です✨(T人T*)
ある意味この2つって遂になっているから面白いんですよね。
キララクは、ラクスがアコードなため、キラの心が読めてしまう。「大切なことはちゃんと口で伝える」とはラクスの弁ですが、心が読めてもなお、傍にいられる二人。
片やアスカガはあの破廉恥妄想について、お互い褒め合ったりして腹の探り合いをした後、結局カガリの追及に正直に答えたアスラン。
「心が読める」って、ここまで具現化じゃなくても、熟年夫婦とかものすごく気の合う友達とかだと、ある程度性格を読んで何を考えているのかわかる感覚として、体験できるものもありますし、一方、口にしないとわからないからこそ、言葉で説明要求(笑)するカガリ。正直に言ったら許してくれるのかと思ったら「そんなわけないだろう!」って(笑) でもそういう性格のカガリだと、ちゃんと知ったうえでアスランが答えているのがなんとも尊い(*´Д`)ハァハァ♥
どちらがいいのかは個人の感性ですけれど、相手を思う故に必死に考えることって大事だし、尊いと思います。二組とも幸せなエピローグでよかった(*´▽`*) ガンチャンで一か月くらい楽しめるそうなので、何度も通いつめそうです。

そして一方、今週もまた、ググっと最終回の嵐でしたね。
相変わらず見れなかった部分もあるのですが、取り急ぎ見逃し配信見ながらサクッと感想など。

『妻、小学生になる。』:漫画原作のアニメ化で、一足先にドラマにもなっていました。
主人公の妻であり、娘の母親であった新島貴恵 が10年前に事故死。10年がたっても新島父娘は母の面影が忘れられず、立ち直れなかったところを、ある日10歳の小学生の少女・白石万理華が家に現れ喝を入れる―――記憶も何もかも亡き妻であり母そのもので、貴恵が転生して現れた!と喜び、次第に元の明るかったころの家庭に戻っていく。しかし本来の万理華はネグレクト気味の家庭の育っていた。新島貴恵と白石万理華という二重生活が現在の本当の白石家の母にもばれて、一度は危機に陥るも、白石母がその事実を受け入れたことで、今度は元々の万理華に戻って貴恵の記憶を無くしていた。ショックを受ける新島父娘だったが、実は貴恵は生まれ変わりではなく万理華の魂に憑依していたことが判明。この世に未練(心配)を残したままではいけないと、新島父娘は貴恵を安心して成仏させるため、偽の父の婚約者を立てて彼女の協力も得て、貴恵がいなくても大丈夫だと見せつける。こうして貴恵は成仏し、娘は結婚。父は前を向いて歩きだした、というストーリーでした。
ベタなんですが、やっぱり泣かせられます💦 家族愛ってどんな形でも見せられると、やっぱり涙腺に来ますね。最近転生ものばかりなので、うっかりそうかと思っていたら、まさかの憑依だったという。でもお互いが一世一代の演技で持って母親を見送ってあげられた。父娘がようやく妻と母から自立できた証ですね。寂しさはあるけど円満解決でよかったです
『村井の恋』:漫画原作のアニメ化作品でした。教師であるヒロインの田中先生は、現実の男性からは見向きもされず、2次元の春夏秋冬くんを推している。ところがその田中先生に思いを寄せる生徒の村井君は、何故か春夏秋冬くんにそっくりで、猛烈にアタックしてくるストーリーでした。いや、キャラがみんな斜め上を行っていて、突っ込みどころ満載なのですが、二次元も現実も「一途な人間の押しには弱い」ということがよくわかりました(笑)
『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる2ndSEASON』:なろう系小説のアニメ化作品2期目でした。鑑定スキルをもって転生した主人公のアルスが、亡き父の跡を継いで領主となり、サマフォース王国王位継承権を争う戦いに参戦するのが今回の主なストーリーでした。確かに鑑定スキルは彼の最も役立つスキルなのでしょうが、前作から見続けて、一番の彼の武器は「人を信じる力」と「真心」じゃないかと思います。たとえスキルの強い人を引っ張ってきても、彼自身に魅力が無ければ自然と裏切る、離れていくことがあり得ますもの。領民も含めてリシアとの結婚式まで準備されるほど愛されている領主。今後もいい領主を目指してバリバリ鑑定してもらいましょうw
『MFゴースト2nd Season』:今回は前作続きの蘆ノ湖GPの決勝戦からスタートし、主人公の片桐夏向は馬力のないトヨタ86で、天候と運転技術をもって4位にまで上がる。一気に注目を浴びた夏向 だが、やはり彼の運転技術に対し86のスペックが追い付かず、エンジンの馬力を300まで上げたものの、ペニンシュラ真鶴 の予選で3位につけたものの、決勝前に、駅のホームから転倒しそうになった恋を助けようとして左ひじを負傷。これにより2速が入れられない状態でレースに参加。次々と後続車に抜かれてしまう、というところまででした。1シーズン目はとにかく無敵のドライビングテクニックで度肝を抜きましたけど、今回は悪条件が重なる中で、我慢のレース展開に。やはり危機的状況を補うのは、馬力もですけどそれ以上に計算されつくした運転技術ですね。この作品はイニシャルDの時から、車のポテンシャルの魅力と同様、あるいはそれ以上にドライビングテクニックを見せてくれるので、そのバランスが最高だと思います。3期目も楽しみにして待ちます。
『来世は他人がいい』:漫画原作のアニメ化作品でした。
主人公の染井吉乃は大阪のヤクザの会長の孫娘。その彼女に祖父が婚約者を勝手に決めてくる。相手は東京のヤクザ・深山組の総長の孫である深山 霧島。東京で彼に会うも、何を考えているのかわからない直ぐに暴力的になる彼とクラスからのいじめにあい、吉乃は大阪に帰ろうとするが、祖父から1年かけて振り向かせてみろと言われ、吉乃は腎臓を売って霧島とクラスメイトに啖呵を切る。まるで普通の女性との考え方の違う吉乃を見て、霧島は吉乃に惚れたと言って、今度は吉乃が求婚される日々が続く。一方でヤクザの島争いや裏社会の確執に何かと絡む霧島に対し、危なっかしさから見過ごせない吉乃は、自分なりのやり方で彼の回りに生じる抗争を抑えていく、というストーリーでした。
原作は最初読んだことが無かったのですが、CMで霧島を石田彰さんがCV担当されているのを見て、すごく興味が湧きまして見ていました。いろんなキャラを演じられておりましたけど、ここまで粗暴でそれで何を考えているのかわからないキャラって、石田さんの中でも珍しかったのではないかと。かえって新境地の石田さん声が本当に不気味に聞こえました💦 真面目な考え方のアスランと、真っ直ぐなのですが色々ぶっ飛んでいる桂さんと、本人は笑顔なのに何を考えているのかわからない霧島・・・本当に色々こなせる石田さん凄すぎでした。吉乃ちゃんはとても高校生に見えない容姿ですが、ヤクザの孫というだけじゃなく、あの霧島をもってしても予想の付かない行動に出るところが、霧島の心をくすぐるんでしょうね。割れ鍋に綴じ蓋みたい(苦笑)ですが、ある意味お似合い、というか、互いが互いでないと、抑えが効かない関係になりそう。ほのぼのした雰囲気で最後のシーンを迎えましたが、続編があるのかは謎。あれば見てみたいです。
『最凶の支援職【話術士】である俺は世界最強クランを従える』:なろう系小説にアニメ化作品でした。祖父と同じ最強の探索者になろうとした主人公のノエルには、最弱のスキル「話術士」しかなかった。その現実に打ちのめされながらも彼自身は自分の手足となる最強の探索者を集め、自身のクランを最強にする夢を持つ。そして奴隷や問題のある探索者たちをスカウトし、次第にノエルのクランは最凶の意味で持っても名が知られ始める。正式なクランとして認定させる試験にて、対戦相手は天翼騎士団・・・かつてノエルが所属し、仲間の裏切りがあったクランだが、ノエルたちは持ち前の頭脳と話術で勝ち残る。天翼騎士団は解散の憂き目を見るが、ノエルの目的はリーダーであったレオンのスカウトだった。やさぐれていたレオンを叱咤し、自分のクランに招くノエル。レオンはそこで自分のやり方がクランの仲間割れを招いた失態に気づき、ノエルのスカウトに応じる。そしてノエルの騙しと話術によって、最強の敵を倒し、クランのレベルを上げていくのだった、というストーリーでした。
最初は純粋に探索者に憧れていた少年が、自分のスキルの低さに絶望し、ひねくれてしまった結果があの性格になってしまい、欲しいもののためなら手段を択ばなくなった非情さに、この主人公の性格に好き嫌いはあるかと思います。でも確かに間違ったことは言っていないことと、かつての仲間に対しても決して馬鹿にしたりとかしていないんですよね。バトルは話術士ならではの、頭脳戦で上手い切り返しをしていて、面白かったです。
『夏目友人帳 漆』:もはや語る必要なし、の人気漫画原作のいアニメ化も、今期で7回目でした。相変わらず人ならざるものを見ることができる夏目貴志 と相棒のニャンコ先生が巻き込まれる面倒ごとを1回1話で完結していくストーリーでした。
本当にこの作品は「怖い」「不気味」それでいて「優しい」「哀しい」「暖かい」が同居するので、いつ見ても新鮮なんですよね。特に今回はレイコさんが本当は人間の友人を得られそうだったのに、誤解から結局また一人になってしまった物語が切なかったです。あと、大体怖い・不気味な存在も、ちゃんと理由があって、彼らに向き合うことで解決に至ることが多いのも特徴ですね。払い屋さんたちは、依頼通りに有無を言わさず戦いますけど、貴志はそうじゃない。ちゃんと道理を見定めることが彼の最大の能力でもありますね。・・・最初の頃は本当に危なっかしい感じでしたが、最近はだんだん逞しくなってきましたw 是非ともまた続きをお願いしたいものです🐾
『精霊幻想記2』:なろう系小説のアニメ化第2期でした。
前回は主人公の天川春人が転生し、孤児のリオとしてこの世界に生を受けたものの、周りからの迫害に合い、苦しんだ中でも彼を救ってくれるセリアをはじめとした存在のおかげで、見事に王立学園を卒業し、最強の騎士になり、政略結婚させられそうになったセリアを救ったところまででした。今回は続きでハルト以外の現世の人間が転生してくるところからスタート。春人の幼馴染だった綾瀬 美春も転生してきており、彼らは岩の家で生活するも、外見を変えたハルトに、美春はリオが春人だとは気づかない。追ってから逃げるために郊外で暮らすハルト達だったが、ベルトラム王国の危機に王立学院のクラスメイトだったクリスティーナ王女やフローラ王女が危機に陥ると、リオである正体を隠しながらもハルトはフローラを救い出す。リオであることに気づいたフローラは、かつて誤解したまま物別れになったことを詫びようとするが、ハルトは取り合わない。今回の報償をとクリスティーナにせかされたハルトは、他の転移者がいないかを探すため、勇者披露のパーティーに招待して欲しいことを願う。そしてその場でハルトは天川春人として名乗り、美春はその事実に驚愕する、というストーリーでした。一作目が主人公がとにかく受難で、いじめられたりしながらも逆境に耐えしのぎ、その結果最強の剣士になったところまででしたが、何かとその分汚名も(ほぼ自らの意志で)着せられることとなってしまい、キャラデザと世界観の雰囲気とは裏腹に、非常に厳しい展開でした。でも当然それすら跳ね除ける精神力と剣技で、2期目はなろう系らしい安定の戦いっぷりでした。この作品も最終回の最後でハルトの正体が天川春人だと美春にわかったところで終わるという、非常にやきもきした終わりかたでしたので、3期目があるかな。あったら見たいと思います。
『嘆きの亡霊は引退したい』:なろう系小説のアニメ化作品でした。
主人公のクライ・アンドリヒは千変万化 の異名を持つレベル8の最強ハンター。幼馴染たちと結成したパーティ「嘆きの亡霊」のリーダーにして、帝都有数のクラン「始まりの足跡」のマスターなのだが、実は本人は自ら何かするわけではなく、勝手に面倒ごとに巻き込まれ、何もしていないのに、最強のメンバーたちが勝手に片づけてくれるので、最強クランになってしまった、というもの。宝物殿の「白狼の巣 」へ実力の見合わないティノを行かせたり、スライムっぽい生き物の襲撃にもサンドラビット研究家と遭遇したものの、シトリーが返ってきたことで犯人を捕まえられ、今日も何もせずに万事解決してしまうクライだった、というストーリーでした。
確かに「ものぐさ太郎」を地で行っている主人公でした。強くない、魔法も武術も回りが全部与えてくれるので、本人の力じゃないんですが、ある意味くらいが最強なのは『運』でしょうね。言ったことこと、行った先が本当に幸運にもその願った通り、あるいは悪いことでも好転する(殆ど他力本願)ので。ストーリー展開が予想の上を行っていて面白かったです。
『歴史に残る悪女になるぞ』:なろう系小説のアニメ化で、いわゆる「悪女もの」でした。
主人公は乙女ゲームの世界に転生したアリシア。ゲーム世界では悪女ポジションだが、凛として悪の道を貫く彼女の姿勢に惚れこんでいた主人公は、この転生に大喜び。立派な悪役令嬢になるべく努力と研鑽の日々を送るうち、ゲームの主要人物である「氷の王子」ことシーカー・デュークと親しくなり、彼から関心を寄せられる。しかし、デュークはゲームでは「聖女」の相手役であり、アリシアとは敵対する間柄だった。やがて、成長したアリシアはゲームの主人公である「聖女」ことキャザー・リズと出会う。リズとアリシアはゲームでは宿敵とも言える関係だったが、リズは親しげに接してくる。しかし、アリシアは靡くこともなく、クラスメイトから嫌われようとも徹底的に悪女の道を邁進する。ロアナ村を救い、国王兄弟の仲を取り持ち、最後はリズが使っていた聖女の固有魔法「魅惑」をも矯正させたものの、翌日デュークはアリシアのことを全く覚えていないのだった、というストーリーでした。
いわゆる悪女ものでも、原点的作品の「はめフラ」は、自分の死亡ルート回避のために懸命になる主人公(でも人たらしなのでみんなに愛される)でしたが、今回のヒロインはとことん悪女の道を突き進む―――人間って本能的に他者から嫌われることを避けるので、そのじょそこらの根性じゃ悪女にはなれないと思います。なので凄い根性座ったヒロインだな、と。でも結局は王子様に好かれるのも、主人公の生き方の結果ですから。悪女ものも沢山シリーズありますが、これもまた面白い作品でした。ただ、最終回の最後でヒロインのことをすっかり忘れている王子様に、一体どうなっているのかさっぱりわからないまま終了、という、非常にやきもきさせられたまま終わっているので、是非とも続編希望で!
『銀河英雄伝説Die Neue These』:おなじみ銀英伝で先行劇場上映の後のTVシリーズ化でした。今回はキルヒアイスが亡くなり、呆然実質のラインハルトがやがて皇帝を排斥。皇帝は同盟側に亡命してくる。一方ヤンは一時ハイネセン魔王迭されそうになるものの、イゼルローン要塞に無事戻り、攻撃を仕掛けてきた帝国軍を退けることに成功。来るべき帝国との決戦を予感したヤンは、ユリアンをフェザーンに向かわせる。フェザーン回廊からの進軍が本命とヤンとビュコック帝国は睨むも議会は了承しなかった。ラインハルトはロイエンタールに出撃命令を下し、イゼルローン回廊から侵攻。ヤンの率いるイゼルローン駐留艦隊との戦いとなるが、最初の戦いは引き分けに終わった。ロイエンタールは、事前の計画通りラインハルトに増援軍の派遣を求める。一方のヤンは本国のままならない決定に苛立ちを抑えきれなかった、というところまででした。
相変わらず、毎回制作のレベルが高くって、描き込みも非常に細かいですし、キャラデザもほぼ崩れないので、見る度に凄いとばかり感心してしまいます!やはり銀英伝は面白い。特にマモの演技といい、鈴村さんの演技といい、本当に素晴らしいと思います。かもしたは堀川亮さんのラインハルトと富山敬さんのヤンさんが超好きでしたので、キャスト替わるけどどうかな~と思って見始めていましたが、令和の銀英伝もキャストぴったりだと思いますね。年明けには続編の放送が決定しているので、早く続きが見たいです!
『多数欠』:漫画原作のアニメ化作品でした。
主人公の成田実篤らがいた世界である日突然「多数欠」という「皇帝が示した内容に対し、多数の方に入った場合、そちら側の人間が死ぬ」というネット配信が始まる。次々と家族や仲間が死んでいく中、最初の主人公:成田実篤たちは、特定条件によって与えられる「特権」と「権利」を施行し、実篤は自らの命を懸けて皇帝を倒すことに成功。しかし、今度は「女王」が現れ「多数欠」が再び始まる。次の主人公:王野頼音が「女王」の元にスパイとして潜入。そこで権利を執行して皇帝が復活していること。女王と皇帝は姉弟であり、如月家のきょうだいが集まるために、この多数欠が行われていることを知る。今度こそ世界を守るために、頼音や須藤良平らは如月家を倒しに向かう、というストーリーでした。
頑張ってみていたんですが、この「特権」と「権利」がいくつも出てきて、しかも誰が何を持っているのか変動するので、途中から何がどうなっているのかよくわからなくなってついていけなくなりました💦 とりあえずあんなに頑張っていた第一部主人公&ヒロインが命がけで倒したのに、また始まるの!?と思っていたら、実は「制止権」で生きていた、というのはわかりまして、そこだけはホッとしました。敵も懐に入ってみると、色んな事情があって、思わず感情移入しそうになる辺り、人間味もあってそこは共感できました。最後に皇帝くんが「人を信じてみたい」と、あれだけ残酷に人殺ししてきたのに、最後に着て頼音との友情が芽生えたら、人間らしさが出てきたというのがなんか物悲しいですね。最終回はどちらが勝った、と明確に示したわけでもなく、主人公側が反撃に出たところで終了、という、正直スッキリしない終わりでした。折角ならあと一話追加して決着まで描いてくれるとよかったのに・・・そこが残念です。
『やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中 』: ラノベ原作のアニメ化作品でした。主人公ジルは16歳にして天才騎士として名を馳せるも、婚約者に裏切られ処刑されることになり、無念の死を遂げる・・・かと思いきや、6年前の10歳の頃に戻る。再び婚約者から求婚されるも、破滅エンドを回避するために、その場にいた竜帝:ラーヴェ帝国の皇帝ハディス・テオス・ラーヴェに求婚してしまう。6年後には敵となるはずの彼が暴走しないように、ジルは彼を幸せにすると約束。ハディスも実はコミュニケーションが下手だが実は純朴で、料理が大好き。竜神ラーヴェの姿が見えるジルには竜妃の資格ありとして、彼と共にジルはハディスの国へと向かう。だが彼を疎ましく思う兄弟や叔父たちに命を狙われ、ジルは自ら剣を振るいハディスを守る。そんな彼女たちへの協力者も現れ、叔父を倒し、兄弟たちに認められてハディスは竜帝として即位することとなった。だが、ジルはこの争いの裏にジェラルドの妹・フェイリス王女が暗躍していることに気づく。フェイリスはジルが6年後の世界で処刑されると同時にこの時代にやってきたことも知っており、ハディスの妃の座を狙っていた。フェイリスの強力な力に、魔力切れのジルは敵わなかったものの、ハディスは無事に即位するのだった、というストーリーでした。
やり直し物も非常に最近メジャーですが、力はあるけど脅威過ぎるため振るえない皇帝と、年端も行かないながら最強の剣となるジルのギャップが面白かったです。強いし6年後の記憶があるからとはいえ、妙に大人びたジルですが、ハディスが作った料理を美味しそうに食べる様子と、健気に料理を作りまくる皇帝が、なんだか可愛いw ストーリーも起承転結の幅が大きくて、面白かったです。そして、この作品もフェイリスが真っ黒になってジルを圧倒したところで終わっているので、決着がつかないのが非常に気になりました。こっちの続き希望で!
『戦国妖狐千魔混沌編』:第一部の「世直し兄弟篇」の続きで、一部のラストに敵として登場した千魔混沌の魔神である千夜が主人公の2クールアニメでした。封印されたものの千夜だけ目が覚めた後、少年時は狂神に襲われ父を亡くした(※実際は不慮の事故で千夜が殺してしまった)月湖とともに真介に育てられ、修行を付けてもらい、5人組の無の民と対峙、撃退する。大人に成長後、山の神の元に向かい、野禅とも再会。最後は千本妖狐である迅火を救い出すために全てを救う者として力を完全開放。無数の腕と第3の眼をもつ異形の姿で戦い勝利する。最後は村に戻り、月湖と結婚。彼女の寿命が終えるまで共にあり、その後も真介同様、諸国を巡る旅に出る、というストーリーでした。
最初は敵として登場していたので、一体どうなるのかと思っていましたが、結局のところ力を持つものが、自身で善か悪かを選ぶことで、良きものにもなれば悪いものになることもある。力に振り回されるとどうしても逃れようとして悪に進むことが多くなる中、迅火も千夜も自らの力に勝った形ですね。無事に終わって何よりでした。
『マーダーズミステリー・オブ・ザ・デッド』:ゲーム原案のアニメ化作品でした。「バイオハザード」のように人間がゾンビに噛まれるとその抗原でゾンビになってしまう世界の中、タワーと呼ばれるまだゾンビが未侵入の場所に、主人公の記憶喪失な少女・ミコトと一人の男性・ワダがとあるビルに保護される。そこにはまだ未感染な6人の少女たちが自衛していたが、翌日ワダが何者かに殺されてしまう。犯人はこの7人の少女の中にいる。調査を重ねながら最終的に犯人と思われる人物を投票で決め、追放することとなったが、選ばれたミコトとリーダー格だった少女・蘭奈が置いて行かれる。しかし矛盾に気づいたミコトが脱出。彼女たちはみな、ワダがウイルスの抗体研究者で関りがあり、メンバーのるみなが実は抗体を作れたことから、彼女を巡っての争いになっていたのだった。実行犯は心棒者の夕。自らタワー内にゾンビを招き入れる。逃げる夕を追うメンバーだったが、最後は夕は車のキーをミコトに渡し、自らはゾンビの群れの中へ。残りのメンバーはゾンビのいない場所へと向かう、というストーリーでした。
全6話のためか、ちょっと駆け足気味な推理でした。でも久しぶりに倍をハザードをプレイしたくなりました。あれもゾンビから脱出のための謎を解いていくゲームでしたが、この作品も原案はゲームなので、プレイすると面白いかも。
『星降る王国のニナ』:漫画原作のアニメ化作品でした。主人公は孤児の少女ニナ。フォルトナ王国の巫女姫が事故で亡くなった身代わりに、同じ碧い瞳を持つニナがフォルトナ第二王子のアズールによって王城に連れて行かれる。王女らしい礼儀作法を教える間に、ニナとアズールはお互い惹かれるが、ニナにはガルガダ王国へ嫁ぐことが決められていた。ガルガダに向かったニナの前には第一王子のセトがいた。彼は他の王国の王女たちも冷酷にふるまい、精神を病む王女たちもいる中、予想外の行動をするニナに興味を持ち始める。ガルガダに来て暫くして、アズールが使者としてガルガダに赴く。その際セトはニナの侍女として仕えていたヒカミに暗殺未遂され意識を失う。しかしその場にはニナしかおらず、ニナはセト殺害未遂で投獄。寒冷地帯の収容所に送られることになってしまう、というストーリーでした。
王道の少女漫画ストーリーなのですが!ものすごく気になるところでTVアニメが終了。ちなみに二期はやるのかは情報なし。これやらないとすごく気になって仕方ないのですが、円盤の売り上げ次第ですかね・・・そうなると確立低くそうですが。あとは原作を読むしかないですね。辛い(ノД`)・゜・。
『さようなら竜生、こんにちは人生』:なろう系小説のアニメ化作品でした。
前世は偉大なる竜だったが、その力故に畏怖され戦いにより敗北。その魂が人間のドランとして転生し、辺境の村人として生活していた。そこに現れたラミアのセリナと出会い、さらに剣士であるクリスティーナと知り合ったことで、村の周囲の森での異変を調査。これにより魔物たちが森に住まうエルフの元へ侵略していることを知る。ドランたちはエルフたちと協力し戦う中、ドランは竜の力を発現させ、異界で敵勢力を圧倒して鎮めた。ドランの魔力を知ったエルフをはじめとする導師たちはドランに魔法学院への入学を勧める。最初は悩んでいたドランだったが決意し魔法学院への編入試験を受ける。ドランが学院に行くと知り、セリナは元の目的であるお婿さん探しの旅に戻ろうとするが、ドランの誘いで自分の眷属として、共に魔法学院に向かうこととなった、というストーリーでした。
なろう系だけあって、更に最高位の竜だったこともあって、戦いに関しては全く不安なく見ていられました。ただ、前世の記憶が残っているせいか、微妙に人間離れした感性(笑)を持っていたり、少し抜けたところがあったりで、憎めない主人公でした。この後の物語はまだ続いていますが、アニメは二期やるかな?でもここのところ不穏な状態で最終回を迎えている作品が多いので、なんか安心できてよかったです。
『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』:人気作家漫画のアニメ化2期目でした。今回は3次選考とU-20代表との試合がメインでした。
日本フットボール連合はブルーロックの存在を否定したため、絵心は3次選考を突破した35人に急遽プランを変更しブルーロックのメンバーでチームを組み現U-20と試合をすることとなったと伝えられる。トライアウトによって潔は選考に残るも、玲王は敗北。その中で独断が過ぎる士道はメンバーから外され、代わりにU-20代表の糸師冴に引き抜かれ、U-20の一員として参戦することとなった。前半は何度もU-20の猛攻を食らい、糸師冴に1点取られるも 、凛のプレイから凪のシュートで同点に追いつく。更に凛が前半終了間際に一点入れてリードで終了。しかしU-20も士道のペナルティエリアからのゴールで追いつかれ、さらに追加点を許してしまうが、ブルーロックも潔の裏に潜み続けた馬狼がゴールを決め同点に追いつく。この試合の中でどうしても兄に勝ちたい凛は冴の圧倒的サッカーセンスに追いつかず、やがて盲目的に一人で切り込んでいく。U-20を相手に身体を張った凛。だが残り時間2分でボールを奪った冴は圧倒的な速さでブルーロックメンバーを抜いていく。最後に対峙した凛でさえかわそうとしたところ、冴の技に凛の足が届きボールをはじく。こぼれ球を一気に潔がシュートし、これが決勝点となってブルーロックの勝利となった。ようやく兄に届いたと思った凛だったが、兄が認めたのは潔だった。潔は「最後のシュートは二人で決めたものだ」というが、凛は潔と「敵だ」と認定する、というストーリーでした。
相変わらず才能の塊みたいな選手ばかり(そういう選手を集めたから当然と言えば当然)で、マジシャンプレイの数々が凄すぎるのですが、アニメとして凄くこのボールさばきの部分が細かく描かれているので、違和感なくスーパープレイとして納得できてしまうところが凄いと思ってます。U-20との試合で仲間意識みたいなのができたかな、と思ったのですが、やっぱりみんなバチバチ(笑)で、特に凜は最初は見向きもしなかった格下の潔が兄に認められたことで、猛然とライバル心を燃やしはじめました。天辺にいた人が、実はいきなり足下を掬われたアレですね。ずっと一番のポジションにいると、今度は挫折した時に心が折れるか燃えるかなんですが、燃えないと更に上には行けない訳でして。ただ忘れちゃいかんのが、サッカーって「チームプレイ」なので、そこが欠落しているブルーロックで、どう選手が成長していくのか、今後もシリーズあったら見続けたいですね。
『魔王2099』:ラノベ原作のアニメ化作品でした。主人公で500年の眠りから覚めた魔王・ベルトール=ベルベット・ベールシュバルトは、世界が様変わりしていることを臣下のマキナから聞く。既に自分の生きていた時代と違う理に、ベルトールはVチューバ―として職を得ようとする。しかしかつての家臣で、この世界システムの中心を担っていたマルキュスが魔王に宣戦布告し、マキナを攫う。ベルトールは同じくこの世界に来ていた不老の勇者・グラムと、この時代でベルトールを何かと助けてくれるハッカーの高橋の力を借りてマルキュスの元へ戦いに挑み、配信者数=信仰力を得て勝利するのだった。続いて秋葉原魔法学園 に向かったベルトールたちは山田・レイナード=緋月と出会う。秋葉を治める御三家のレイウナード家の当主だが、ゲーテツ家の当主で魔法学園の理事長トラートの思惑によりその身に六大神の一柱、『幸運と不運』を司る女神 メルディアが憑依する。未だグラムへの想いが忘れられないメルディアはベルトールと対峙。だがグラムとの共闘で無事に緋月を開放することに成功するのだった、というストーリーでした。
この時間帯にいろんなアニメが重なって放送されていたので、なかなかじっくり見られなかったのですが、とにかく500年も眠っていたのに、魔王様、滅茶苦茶現代社会への順応性高すぎ!(笑)配信とかあっという間に受け入れてましたね。多分魔力だとか以上に、この順応性の高さと、元々敵ながらも相手を受け入れられる度量の大きさがものを言ったのではないかと。このまま邁進して欲しい人材でした(笑)
『BLEACH 千年血戦篇-相剋譚-』:ジャンプに連載されていました人気漫画原作のアニメ化、最終決戦の第3章で、霊王を巡る、零番隊とユーハバッハ親衛隊との戦いで、遂に零番隊がユーハバッハの力の前に倒れてしまう。一護も霊王宮に到達するが、ユーハバッハは一護を操り霊王に致命傷を負わせる。そしてその力を自分のものに吸収する。霊王が消えると尸魂界そのものが滅びてしまうため、浮竹が霊王の身代わりとして力を費やし何とか完全崩壊を防ぐ。その間に瀞霊廷を覆っていた『見えざる帝国』を形成していく。石田に下層に落とされた一護たちは、 突然現れたネリエルやグリムジョーらと共に、ユーハバッハが新たに作り上げた真世界城に向かう。同じく護廷十三隊隊員たちも浦原の作った門を通り、真世界城へと向かい、更木とマユリ、享楽ら隊長と夜一が滅却師たちと対決し、活路を開いていく。ようやくたどり着いた一護たちは石田と対峙。しかし石田は一護たちに地上へと帰る門があるから帰るように忠告し、これまでの行動は全てはユーハバッハを倒すためのものであり、その力を間近で見た結果ユーハバッハを倒す手はないと判断し、真世界城を破壊して道連れにしようと考えていることを明かす。しかし、ハッシュヴァルトが現れ、彼の能力で企みを看破された為に戦闘になる、というストーリーでした。
うん、石田君が一護たちを裏切るとは思っていなかったですが、ここまで犠牲を出す前に、何とか共闘できなかったのかな~と思ってしまう。でもユーハバッハの懐ギリギリまで入り込まないと、一人でやるつもりである以上、仕方のないことだったのでしょうね。敵を騙すにはまず味方から、ですから。ともかく、BLEACHは伏線の回収も見事な作品ですし、これだけ時間をかけて制作されているので、アニメもキャラデザが崩れたりすることもなく、背景の書き込みも凄い(毎回壊れた建物とかガレキを一個一個描いていると思われます。バンクが無いので)ので、非常にレベル高いです。次回で本当に最終章かと思うのですが、早く見たいような、終わっちゃうのが寂しいような・・・でもバッチリ見納めるので正座待機で待ってます!(`・ω・´)ゞ 

 
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