カナリア日記

さいたま市南区(武蔵浦和)にある「カナリア音楽教室」のレッスン日記です。

お母さん達から学ぶもの・・・その2

2012年12月14日 | 「レッスン日記」


昨日は、幼児さんのママの素敵な笑顔について書かせて頂きました。
今日は、その第二段です


しんちゃんは、この春入会した年長さんです。
最初の頃、おかあさんの表情はとても硬かったです

初めてのお稽古でお母さんも緊張されてたと思います。
お母さんの一生懸命さがヒシと伝わって来ました。

でも、肝心のしんちゃんは、お母さんの気持ちは我関せず
レッスン室の中で、自由に飛び跳ねてました

それを見てるお母さんの表情は益々硬く・・・プラス
怒りと落胆の気持ちが表れてました

我慢できなくなり、子供をしかるお母さんに
「お母さんは黙っていて下さい」とお願いはしますが
黙ってはいられない気持ちはよく判りました。

あの頃、しんちゃんのママにはあまり「笑顔」はなかったです。


そんなしんちゃんが替わったのは意外と早かったです。

「弾けるようになってきた」のが一番の理由だと思います。

そして、弾けるようにしてくれたのは、私では無く
お母さんです。

家庭での練習を頑張ってくれました

しんちゃんのママは
私が「このようにやって下さい」とお願いした事を
すべてやってくれました。
ただ「やる」だけでなく、様々な工夫もしてくれました

グッズ等も、私が教えた以上の物を作ってくれて
アイディア満載
愛情一杯、でした。
それが、しんちゃんにしっかり伝わってました。
脱帽です


しんちゃんは「初ステップ」を受けます。
今週最後のレッスンをしました。

ちょこちょこ間違えてたけど
しんちゃんのママは平気でした

「この年齢で、一人で人前で弾くだけでも凄いと思います」
と私・・・(先生の言う台詞でないかな?

それに「そうですね」と同調してくれたお母さま


偶然なのですが
ステップ当日、しんちゃんの前に弾く子も家の生徒さんなんです。
たまたま曲も同じ。

その子は年中の女の子ですが
いわゆる「優等生」ちゃん
なんでも出来るスーパーガールです。
性格もいいです。

その子も初ステップですが、演奏は「完璧」です

しんちゃんのママに

「しんちゃんの前の子は、絶対に間違えないから
それを聴いていたら、しんちゃんも大丈夫だと思います」

と言ったら、しんちゃんママも
「聞いてて、曲を思い出すかもしれませんね」
と言って、笑ってました。

「ほんと、そうですね」
これ又先生の言うべきでない台詞を言いながら
二人で笑ってました


しんちゃんのママの笑顔、とっても素敵でした
ハットする程綺麗でした


しんちゃんのママはフルタイムでお仕事してます。

仕事の帰りに保育園に因り
しんちゃんと、1歳の妹と、沢山の荷物と一緒にやって来ます

それも、車の運転はしないので、自転車で来ます
雨の日もです

若いから苦にはならないと思いますが・・・
私も「あの頃」はそうだったと思いますが・・・

でも、その一生懸命さに、胸が熱くなります

しんちゃんのファースト・ステージ、楽しみですね




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