ご訪問頂きありがとうございます。
さいたま市南区のピアノ教室
カナリア音楽教室の増田玲子です。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
年中のモモちゃんのレッスン、凄かったです
今月入会して3回目のレッスンです。
体験レッスンの時「ピアノアドヴェンチャー」に全く興味を示さなかったので、「ピアノドリーム」と「プレリーディング」の2冊にしました。
前回は「ピアノドリーム」を綺麗に弾いてきました。そして、今回は「ピアノドリーム」は一切弾かず「プレリーディング」のみ延々と弾いてました
☆
「プレリーディン」は10年以上使用してますが、幼児さんで、ここまで「美しく」「繊細に」弾いた子は始めてです
元々は「テクニック」の本です。「指ならし」の本です。
「ぶんぶんぶん」や「ちょうちょ」など、小さい子なら誰でも知ってる曲の「歌詞」に「指番号」がふってあるものです。「音符」は書いて無いです。
ですから、「1~5」の数字が読め、各々の番号が「どの指を使うのか」が覚えられれば弾けます。
* 一般的な「初級のテキスト」は、1~3の指で弾く曲が続きます。
* 日頃あまり使わない「4と5」の指も早い段階から動けるように練習する
* 譜読みをしないで「知ってる曲」が弾けるので楽しい~練習時間が延びるetcetc・・・
主に、ピアノ初心者がピアノに慣れ親しむための教材です。
☆
・・・が、思ってる以上に難しいようで、「片手」でなんとか弾けても「両手」で「同じ動きをする」のに苦労するお子さんが意外と多いです。
そんな中、年長のももちゃん、3回目のレッスンは、30分間、ずっと「プレリーディング」を弾いてました。
ハッとしたのは、その「音色」の美しさでした。
☆
ももちゃんの目はずっと「楽譜」を見ています。一つ一つきちんと確認して、それを脳から指に指令してます。その間の「時間」が「短い」のも突飛すべき点です。
いい加減に、とか「勘」で、弾いてないです。
「ちょうちょ」は良く知ってる曲です。知ってる曲ですと、逆に「感覚」で弾いてしまい、勘が外れて間違えて「弾き直し」をする事が多いですが、ももちゃんはどうやら「勘」では弾いてないです。「見て」「理解」して弾いてます。だから「弾き直し」がないんです30分間「一回」も無かったです。
丁寧に弾いてるから「音」もとても綺麗です。
一緒に見ていたお母さんもそれを感じたようで、二人で感動しつつ驚いてました。
お兄ちゃんが既に習ってるのでお母さんも違いが分かったと思います。只、お兄ちゃんより妹の方が凄い、と言うのではなく、お兄ちゃんはお兄ちゃんで素晴らしい「感性」を持ってるので、全くタイプの違う二人のこの先がとても楽しみになりました。
兄と妹の連弾、何年後かの発表会で実現させたいです