カナリア日記

さいたま市南区(武蔵浦和)にある「カナリア音楽教室」のレッスン日記です。

「撮影秘話」

2011年05月31日 | 日々のこと・・・
昨日は全体像を書きました。
今日はズッコケ話し等など・・・


【シーン1】


そもそも、この作品で私が演じる役は、というと、お母さん役です。
女子高生のお母さん役です。
脚本に書かれてる年齢より実年齢は「10歳」も上でしたが
その辺りは大丈夫と予め判ってた上でのオファーでした。

母子家庭の「母と子」です。

今時は、このような御家庭でも、お母さんは小奇麗にしてると思います。
でも、師匠からの指示は「思いっきり地味にして欲しい」という物でした。

「服は地味なのを2パターン持ってきて」
と言われました。

「地味な服?」

さ~困りました。私は地味な服って持ってないんです
それで、自分の中で、目一杯「それ」に近いと思う服を持って行きましたが
簡単に却下されてしまいました。
(服は急きょ調達してきました。ぶかぶかでした


私が想像していた以上の母だったんです。
パートに通い、生活に疲れ果て、自分の身をかまう余裕が全く無い母




その日、私は仕事先から現場へ直行しました。
メイクをしたのは朝でしたので
夕方着いた時は、既に化粧崩れをしてました。
そのままで撮ったんですよ。
全く化粧直しをしないで

おまけに髪は無造作に一つに束ねられました。
ほつれ毛を何本か作られ、ありえな~い


私は、朝ゴミ出しに行くときだってこのような格好をした事はありません。
人様の前にお見せした事のない姿をさらしてしまいました
およよ~ん、です


まあ、お母さんをそんな「悲惨」な状態にするのは意味があっての事なのですが
ここまでとは・・・


そうは言いながら、私、全然平気でした
あの時は、完璧に「自分」を捨てていました





疲れてるから、子供に対してもぶっきらぼう、で無愛想

地で出来る、と言えば出ますが・・・




エッ?これって・・・
スクリーンに写ってる私は、全部不機嫌な顔?
「笑顔」のシーンは一つも無いんです

正直がっかり

多分、もしこれを私の事をよく知ってる人がみたら
絶対に私だとは判らないだろうな~と思います。
ある意味成功なのですが(苦笑)

「綺麗に撮ってもらう」なんて次元の物では全くありませんでした(爆)



【シーン2】


唯一屋外のシーン
マンションの全貌を写して、そこにパートから帰ってきた母の姿が・・・

この母、サンダル履いてます
私は、一番古いパンプスを持参したのですがそれも却下
その場でサンダルしか調達できなかったんです

ついでに言うと、バックは「PRADA」です。
柄物で無くて未だ良かったです
バックも調達できずそのままで撮りました。

バックからポーチを取り出すシーンがあるのですが
ロゴを見せないように持ちました。
(それでも見る人が見たら判ってしまいます

事前に一度も打ち合わせをしなかった、その「アバウトさ」が好きです
特に「問題」ではなかったので、これでいいと思いました(笑)


で、本番です。
服も靴もよろよろだけど、なぜかバックはPRADAの母が(笑)
家路に着き、エントランスに向かうシーン
(こうゆうミスマッチが面白いです

「本番!」キューが出て歩きだした私
その時、私の目に
居住者の姿が2名飛び込んで来ました
同じく家路に着く方です。

カメラは遠くに設置してあったので
その方達は撮影中だという事に全く気付いていませんでした。


どうする?どうする?撮り直し?
と思いつつ、歩みを進める私
「カット」の声がかからない限りは続行です。

声はかかりませんでしたので
そのままリハ通りエレベーターに向かい歩みを進めました。

そこで「カット!!」

師匠も監督も、思わぬエキストラの出現に大喜び
凄く、良いカットが取れたそうです

止まらず良かった、と思いました。
止まってたら、私も師匠から罵声を浴びていたと思います。
その辺りの瞬時の判断力は未だ鈍っていなかったかもしれません(笑)
ホッ


もっとご紹介したい可笑しな話しは沢山あるのですが
今回はこの辺りまでで・・・



主人に
「忙しい忙しいと言っていて、なんでそんなの引き受けるの?」
と言われました
「お教室のため」
と、私
「?」
と、主人

そうなんです。
今私の起してる行動は全てお教室のため
ピアノの先生としてのスキルアップの為。。。と思ってます

今回も畑違いの場所で沢山刺激を頂きました。

先の「ヴォスクレセンスキー先生」の公開レッスンの後で
レッスンを受けた矢野雄太君がこのように言ってました

「素晴らしいアイディアを頂き感激しました」
と・・・

そうなんです、まさにアイディアですよね
レッスンに生かせるヒントを沢山得ることが出来ました
有る意味「セミナー」より役に立つかも?(笑)
しっかり生かします



追伸
撮影の前日、ステップからの帰り道
全く台詞を覚えてない私の練習に付き合って下さったのは20代のY先生
場所は、電車待ちの「浦和」の駅のホーム
凄い設定です
結構面白かったですよね
Y先生の女子高校生役は、年齢が近いだけあって板についてました(笑)
ありがとうございました



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今日から6月
気を引き締めて頑張ります


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「女優業復活(?)(笑)」

2011年05月31日 | 日々のこと・・・
昨日、突風が吹き荒れる中、
映画の撮影に参加してきました。

映画と申しましても、「ハリウッド作品」では勿論無く(笑)
学生達の手に因る物です。
私は、いわゆる「友情出演」です。
(イコール、ノーギャラという事です


私のかつての芝居の「師匠」が、現在大切に育てている生徒達
その子達の作品に出てくれませんですか?
とオファーを頂いたのは一か月程前
「5月はとても忙しいので無理です」
と、いったんはお断りしたのですが
私のスケジュールに全面的に合わせます!!
との事でしたので、一日くらいなら・・・と思い
5月、唯一空いていた、昨日の撮影、とあいなりました

監督・脚本・出演、全て学生です。

今回の現場で、私は、特に「監督」に注目をしてました。
18歳の彼がどのような「動き」を見せてくれるか
非常に興味がありました


監督の仕事は実に沢山あります。
特に、今回のようにスタッフが少ない場合は「なんでも屋さん」です。

全ての「流れ」を全部頭に入れてあるのは当然の事です。

一つのシーンを撮るのに
幾つもの「カット」を撮ります。
それらの物が全て一点で繋がってなければなりません。

しかし、この若干18歳の監督は、その辺りが未だ未だでした・・・

私の師匠であり、彼にとっては「大先生」から
幾度も怒鳴られてました。

「お前やる気あるのか!?監督降りるか?!俺が変わりに撮ろうか?!」
実際はここに書いたより何百倍も迫力がありました

「監督頑張れ!!」と心の中で言いながら
師匠の怒鳴り声を聞いている時
「今時、こんなに熱く生徒を叱れる先生は余りいないだろうな~」
と思ったら、叱ってもらえる彼らは幸せだな、と思いました


ちょっと頼りない監督でした
役者への「演技指導」をする余裕は全く無かったようでしたので
自分で勝手にやりました(笑)

そんな彼から「一箇所シーンの変更をします」
との言葉がありました。

3つのシーンを一つにまとめたい、という事です。
それによって生じる事は台詞も動きも変わってくる、という事です。


監督が「その場」で考えた台詞は、ハッキリ言って辻褄が合いませんでした
口は出したく無かったけど、作品はみんなで作る物です。
幸い(?)、師匠は電話を掛けに行っていなかったので
「よし、私の出番だ!」
と思いました

脚本に手を加えてあげました。
ついでに、動きも付けてあげました。


「それでいいです、ありがとうございます」
と言った時の、監督の嬉しそうな顔
そこにいたのは、18歳の純粋な一人の青年でした

私は、ちょっとでも彼の役に立てる事が出来た。
そして、彼に「笑顔」を作ってあげられた
それだけで、この撮影隊に参加して良かったな、と思いました


そのシーンに関しては「一件落着」でしたが
その後も、全く予定通りに進まず(涙)

私の出るのは「2シーン」
でも、結局「1シーン」撮ってだけで時間切れになってしまいました
彼らの終電に間に合わなくなってしまからです。


さて、残りはどうするか・・・問題は私です。
約束した拘束は一日です。
当然、私も一日で終わると思ってました。
でもね、いやだ、なんて言える訳ないですよね。
後一日、お付き合いさせて頂く事になりました


帰りの電車は主役を努める女の子と一緒でした。
お人形さんのように可愛い子です
でも、ただ可愛いだけでなく、「きり」っとした物を持ってました。
非常に礼儀正しくもあります。

私にとっては生徒さんと変わらない年代です。
彼女の夢や、好きな事や、好きな人の事
沢山聞いちゃいました


この子にもう一度逢えるんだ、と思ったらとても嬉しくなりました


撮影中の爆笑秘話、秘蔵(?)メイキング話しは
「撮影風景」として書きますね
お楽しみに~


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NEOステーション2011年春季ステップ(その1)

2011年05月30日 | 「PTNA」関係
ステップ終了しました。
皆様、お疲れ様でした。

「その1」にはワークショップによる発表について書きます。

毎年、お昼休みの時間を使って行ってます。
聞いて下さるのjは
主に、次の会で演奏する生徒さんとご父兄です。




このようなアット・ホームな会場です。




MCをする先生が入念な打ち合わせをしています。

テーマは「リズムであそぼう」




この「四分音符」が色々に変化します♪




「八分音符」はどんな感じになるでしょうか?



最後は皆で「ブギ」のリズムで楽しくアンサンブル~♪
「リズム隊」の登場です(笑)






これらの写真を見て思いました。
「なんや、私より他の先生の方がノりノリで楽しそうやんか」
と・・・(笑)

素敵な先生達と一緒に楽しい発表が出来ました。

その他「本題」
生徒さんの演奏を聴いて感じた事
今後の「課題」については
改めて書きたいと思います。


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昌子先生、沢山の写真ありがとうございました。
先生の弾いてる所が写ってなかったですね(涙)











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ワークショップ、ステップリハ

2011年05月29日 | 「PTNA」関係
昨日はモーツアルト・サロンでの余韻が残る中
ステップでの発表のリハに向かいました。

今回、私がステーション代表のT先生から仰せつかった役目は
「発表をする先生達のテンションを上げる事」

今回「も」ですけど・・・(笑)



人前で発表する事って色々ありますが
今回のように、生徒さんや父兄と「楽しい時間を過ごしたい」
という思いが一番強い発表では
やはり何と言っても「ノリ」が大切です

皆の前に立って実際にやってる先生達が
心から「楽しいな^」と思わなければ
会場にいる人達には伝わりません



各々に役割があります

MCや演奏の先生は、やはり可なりの緊張があると思います
弾(はじ)ける事ができるのは、我ら「リズム隊」の5人のメンバーです!

只「叩く」だけではつまらないですよね

「監督(?)」からOKが出たので
思いっきり「振り付き」「踊りつき」ではじけました

T先生から「ブラボー」の言葉を頂きました。
私も、雄太君と同じに「ブラボー」貰えたよ(笑)



「増田先生、凄くいい!!
増田先生、バッチリ
皆な増田先生みたいにやって!!」

代表のT先生のお言葉は非常に嬉しかったです
この私でも少しはお役に立てそうかと・・・


今日は生徒さん達も参加されます
みんな頑張って下さい
先生もがんばりま~す(*^^)v

では、行ってまいります

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「ヴォスクレセンスキー先生公開レッスン」と「矢野雄太さん」

2011年05月29日 | 講座で勉強したこと
金曜日のセミナー後のランチの席で、凛せんせいから

「れい子先生、明日のヴォスクレセンスキー先生の公開レッスン行かれます?
雄太君も出ますよね、私行くんですけど」と・・・

お隣にいらした奈津子先生からもすかさず

「私も行きますよ、雄太君は確か11時から」と・・・

エッ?!何それ?ヴォスクレセンスキー先生のレッスンを雄太君が受ける?
完全にチェックから外れてました。知らなかったです


翌土曜日の朝
昼のちょっとした時間だったら行けそうだな~と思いネットで調べたけど、すでに完売

がっくりしていたら、凛先生から、「チケット使って」との朗報が(笑)
公開レッスンは8時間に渡るので出入り自由な為
雄太君の時だけ、チェンジしてもらう事にしました。


慌てて支度して電車に飛び乗り、最寄りの駅に着いたら
改札で奈津子先生とバッタリ!!
更に、ヴォスクレセンスキー先生と通訳の先生ともご一緒になり
エレベーターに一緒に乗りました。
ドキドキ・・・

おまけに、会場に到着して、最初にお会いしたのは
福田専務理事。
この一週間に専務理事とは3回おあいした事になります(笑)



モーツアルト・サロンは本当に美しい所です。
奈津子先生の御隣に座っての聴講でした(嬉しい☆)


会場に現れた雄太君は、心持緊張している様子
木目調の2台のピアノの一つに腰をおろしました。

「ラフマニノフのピアノソナタ2番」

この演奏を聴くのは3回目になります。


演奏後、直ぐに先生から「ブラボー」の言葉が出ました

大変良いテクニックを持ってる
とても良く仕上がってる、という事もおっっしゃってましたが
それでも、細かい部分で多くの助言がありました。

18歳の彼の持つ「若さ」や「力強さ」に
メンタル的な物をプラスしてました。

みるまに、「色」が変わり「柔らかさ」が加わってきました。

「女性を泣かせられる演奏」に一歩近づけました、ね、雄太君(笑)



演奏中は、雄太君を、というよりもヴォスクレセンスキー先生の表情をずっと見ていました。
先生の言葉(通訳さんの言葉)を必死でメモリました。
そこには、雄太君に対してだけでなく
ピアノを演奏する上で大切な事が沢山ちりばめられていました


彼から貰ったメッセージには
「素晴らしいアイディアを頂き感激です!!」
と書いてありました。

「アイディア」・・・確かにそうですね☆


最後にヴォスクレセンスキー先生は雄太君に
「あなたの先生はだれですか?今いますか?」
と聞きました。雄太君が
「今日は来てません」
と答えると
「じゃあ、先生に伝えて下さい、あなたは大変いいピアニストです!!」
このようにおっしゃいました。
永瀬先生のお顔が直ぐに浮かびました(涙)・・・


凛先生、チケットの件、本当にありがとうございました。
先生がかように言って下さらなかったら
私は、このように素晴らしい機会を得ることが出来なかったです
お礼は、スイーツ食べ放題?(笑)


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今日はステップで~す

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「二本柳奈津子先生のセミナー」   と、その後・・・

2011年05月28日 | 講座で勉強したこと
今回の二本柳奈津子先生のセミナーの内容は
「スケールとカデンツ」・・・奈津子先生が監修された楽譜の紹介と
それに関連する、バスティンの「テクニック」の指導ポイント
更に、コンペ課題曲から「B級」全曲レクチャー

と、非常に中味の濃い物でした。
その素晴らしい内容の講座についての説明を軽く流して先に進みたいのは
その先が「長い」からです(笑)


セミナーの後に待っていたのは参加された先生方による親睦会でした。
奈津子先生を含め、16名の先生方が集まりました。



水色のお洋服が奈津子先生
その向こうが私です。


飛び入りでピティナの福田専務理事もご参加下さいました



なんと、専務自ら「写真係り」をかって出て下さいました。


セミナーもそうでしたが、こちらも近年まれに見る盛り上がりを見せました。
先生達の素晴らしいパワーが結集しました!!
(「やかましい」ともいいます(笑))
なんとなく幹事のようなお役をする事になりましたが
同じピアノの先生でも、今までにない、「異色の顔合わせ」で
それが非常に面白く思えました。


2時間、「食べる」よりも「がなり」続け・・・
レッスンのある先生方は後ろ髪をひかれつつ、慌てて退散されました。


残ったメンバーは奈津子先生含め5人
とっても素敵なオープンカフェで
ケーキを頂きながら更にしゃべる事3時間





奈津子先生は、10時からしゃべりっどうし。

突っ込んだ話、マジな話し
腰を落ち着けて奈津子先生とたっぷりお話しが出来ました。

「二本柳音楽教室」の秘密のベール(?)の中味も
ちょっと見えましたで(笑)


6時に奈津子先生と別れて夜の部に向かったのは4人
そのまま巣鴨に腰を落ち着けて
11事過ぎまで語り明かしました

皆さん、お集まり下さいまして本当にありがとうございました。
これからも、どうかよろしくお願いいたします。

昌子先生、諸々の手配、ありがとうございました。


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「今まで食べた中で一番美味しかったケーキ」

2011年05月27日 | 「レッスン日記」
年中さんのちーちゃんのママがケーキを焼いて持ってきて下さいました。
ちーちゃんからのお手紙もついてました。





手紙には
「今度からはがんばります!!
と書いてありました。





この言葉の意味するものが判るのは
私と、ちーちゃんのママだけです。
物凄~く大変な事があった、というわけではないのですが
ちーちゃんのママも私も、同じようにちょっと悩みました。

そして、二人の出した結論が・・・偶然(?)にも全く「同じ」だったんです。
前向きな結論でした。

更に、そのことを考えていた時間が全く同じ「時」だった事が
後で判り、ビックリしました!!
以心伝心ですね。


まあ、色々な思いを込めて作ってくれた、このケーキです。
もう、見ただけで、涙が出て来ました。



レッスンの後、息子と二人で頂きました。
息子はそのケーキを見た瞬間

「こんなの作れる人がいるんだ」と驚いてました。
スミマセン、母はもう20年くらい、ケーキを焼いてません。

そして、食べてみて更にビックリ
もの凄く美味しかったんです。

息子は
「やばいくらい美味しい」
と感動してました。

彼は、先週体調を崩してから、余り食べられなくなってました。
でも、久しぶりに食べてる姿を見てとてもうれしいでした。二重の喜びがありました。
ちーちゃんのママ、本当にありがとうございました。

これからも頑張ります!!




これからセミナーなので、取り急ぎ・・・絵文字なしです。
みんなの為に、今日もしっかり勉強してきます!!

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幼児さんのお母様達へ熱いエールを送ります

2011年05月25日 | 「レッスン日記」
幼児の生徒さんのお母様方を拝見していると
「なんて一生懸命なんだろう」
と、胸を打たれる事がしばしばあります

本当に一生懸命なんです
「健気」です。

それはそうですよね。
大切なお子さんに、初めて習い事をさせるんですもの
(個人という部分では、ピアノが初めて、という方が殆どです)
そして特に「ピアノ」の場合は
お母様の「夢」や「憧れ」や特別な「思い入れ」もあります

ですから
「何となく、ならわせようと」
ではなく
「是非、ピアノを習わせたいです!!」
という気持ちでいらっしゃる方が殆どです

でも、そう気持ちが強ければ強いほど
ともすれば真剣になり過ぎてしまい
お子さんに負担をかけてしまう事が無きにしも有らずです

勿論家庭での練習は大切です
でも、幼児さんでは、まだそのような「土俵」に立てない子もいるんです。
又、お教室での態度もしかりです。



幼児さんのレッスンは、「おかあさんといっしょ」です。
下のお子さんも一緒の事が多いです
(今、家の生徒さんは全員妹か弟さんがいて、一緒に来てます)

この
「おかあさんといっしょ」
というフレーズは大好きです。
なんでも「おかあさんといっしょ」なんです
それが、この時期、とても大切なことなんです

でも、「お稽古」の場合、マイナス面もあります
下の子がぐずったり、うるさくする事
又、お母様が何かと口を挟んでしまう場合です。

プラス面は
レッスン内容をしっかりみて、お家での練習時のアドヴァイスが出来る
でも、これより大切な事は
リズム等を一緒に楽しくやれる事
そして、もっと大切な事は
私とお母様とコミュニケーションが取れる事です。

私は、幼児さんのレッスンは
私と生徒さんとの「1対1」のレッスンで無く
お母さんを含めた
「1対2」のレッスンだと思っています。

なんといいますか・・・
今のお母様達の年齢は、「カナリア音楽教室」の初期の頃の生徒さんの年齢と
完全に同じなんです。

「あの可愛かった生徒達が、母親になって戻ってきた」
そんな感覚なんです

ですから、お母様達をみてると
その幼児期~学童期~思春期の様子が目に浮かぶようなんです。
こういう言いかたは、御父兄にとって大変に失礼な言い方かもしれませんが
とっても「可愛い」んです。
だから
「なんとかしてあげたい」
という気持ちにとってもなってしまうんです。

ですから、一生懸命すぎてるな、苦しくないかな?
と思うと、手を差し伸べたくなります。

間違ってるな、と思った時には、はっきりと「苦言」も言います。
私は、生徒には「甘すぎる」ようですが(笑)
お母様には厳しいかも(?)しれません
でも、そうゆう人間がいてもいいのでは?と思ってます。

結局
幼児さんを伸ばすには、先ず「お母さん」からなんです。
(小学生からはちょっと違いますが・・・)
導入期に大切なのは、お子さんだけでなく、お母様もなんです。

幸い、今のお母様達は皆さま本当にご理解して下さってます。
それは、同じようにお子さんの成長願ってる人間同士の「気持ち」が
通じ合ってるからだと思います。

どうか肩の力を抜いて、長い目で見守ってあげて下さい

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誰かとおしゃべりたくなったらいつでもメール下さい
一緒にご飯でも食べましょう~ね

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「さすが姉と弟」・・・連弾で「裏技」を見せてくれました(笑)

2011年05月24日 | 「レッスン日記」
発表会では何組かの生徒さんが連弾をします。
連弾って、普段のレッスンでは中々出来ません。
でも、みんなは連弾が好きなんだな、とつくづく感じてます。
ソロより一生懸命練習してます。
教室来て、先ず最初に譜面台に乗せる楽譜は連弾の方です。
もう弾けてるのに・・・

全て、生徒さん同士の連弾です
(親子も一曲だけあります)

初めて合わせをしたのは中1と小4の姉と弟
曲は「インザ・ムード」
応用6の課題曲になってる曲です。
ノリノリでとても楽しいアレンジになってます

最初に弾いてもらった時に「」と思いました。

バッチリだったんですよ。
完璧に合ってたんですよ。
でも、普通弾き始める時ってどちらかがカウントしますよね
子供同士だと「せえの」なんて言ったりもします。

でも、「何も」なかったのです。
「声」も出て無かったし「体」も全く動いてなかったです。
それなのに、イントロで二人が「ユニゾン」で入る所が
完璧に合っていたんです

「どうやったんだろう?」
とても不思議に思いました。

もう一回出だしを弾いてもらいました。
「やっぱりわからない・・・」


お姉ちゃんが「種明かし」をしてくれました。

お姉ちゃんの「指」をほんの少しだけ「浮かす」
それが「合図」だそうです。

「ほ・ほ~」・・・

弾く前に「1234」と言いたくなかったそうで
この方法を考えたそうです。

それにしても・・・凄いな、と驚きました

流石姉弟ですね
喧嘩もするでしょうけど、息はバッチリ合ってます

前回の発表会の時は「動物の謝肉祭」のオープニングを弾いてくれた二人
今回は「連弾」の「トリ」を飾ってくれます


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私もその「技」をつかってみよう


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「矢野雄太」初リサイタル

2011年05月23日 | 「舞台・観劇・コンサート」
日本を代表する若手ピアニスト「矢野雄太さん」が初リサイタルをされました。

長野県で行われた為、生憎私は伺えなかったのですが
その時の様子を、彼を育てた永瀬まゆみ先生からお聞きしました。
是非ご紹介させて頂きたいと思いました。
私の言葉因りも、永瀬先生のお言葉の方がきっと正確に伝わると思いますので
一部抜粋して記載させて頂きます。



*   *   *   *   *   *   *   *   *   *   *   *



昨日の雄太君の初リサイタルは素晴らしかったです!感動しました!遠いところを聞きに来て本当によかったと思いました。

お客様がまだ駆け出しの学生ピアニストの演奏会にどれだけいらして下さるか内心心配していましたが、会場は開演前から、満席の超満員。最後列の通路に椅子を数十脚、目一杯並べて対応しました。

私の講座にたびたびいらして下さり、レッスンもしたことがある地元先生方がたくさんチケットを売って下さったようで、思いがけず会場でいろいろな人にご挨拶され驚きました。

本当に沢山の方々のお力添えで、こんなに素晴らしいピアニストとしての第一歩を踏み出せて頂けたことを心より雄太君やご家族とともに感謝しています。

当初は地元先生が自主企画で行って下さろうと思っていたようですが、市の文化事業担当者に雄太君のDVDを見てもらったところ、素晴らしいから是非、市の文化事業の一環として行いたいということになったそうです。

本人が自主企画で行うリサイタルがほとんどの中、公共事業として開催して頂けるなんて滅多になく、大変名誉なことだと思います。その点でも雄太君は大変素晴らしいスタートを切らせていただいたとつくづく有り難く、その凄さを実感しています。

演奏は、一部は、音は素晴らしく、引き付ける魅力は抜群でした。いつになく緊張しているようでしたので、休憩時間に楽屋に行き、パワーを入れ声をかけました。

二部は見事な演奏!感動で涙が出ました!本当に成長し、ピアニストとして聞いていただくに相応しいオーラのある彼ならではの演奏でした!ブラボー!

アンコールも平均律第一番プレリュードから始まり、二曲めのジャズ風アレンジのモーツァルトトルコマーチでは拍手がなりやまないくらい大ウケでしたクラシックばかりではなく、こういったジャズっぽい曲も熟せるのが彼の魅力の一つだと実感。拍手がなりやまないため、かなり躊躇していましたが(その姿がおばさんから見るとカワイイ(笑))プロコも久しぶりに披露してくれました!

雄太君も予想外だったようで、アンコールは二曲しか予定していなかったようです。

ホールは大変新しく響きもよく、彼のよさが存分に発揮でき、いらして下さった皆さんに大変喜んでいただけました。私も雄太君の成長した姿が本当に嬉しく、これからも彼の成長を末永く見守っていきたいとまさに勇気とパワーを貰ったリサイタルでした。

とにかく、とても貴重な素晴らしい一日でした!
皆さんから送って下さったお花、大変綺麗で、雄太君のお母様は勿論、親戚の方々からも大変感謝のお言葉を頂き、皆さん、そのお花の前で記念撮影していました。添付写真はそのお花です。有り難うございました!





お二人共本当に素晴らしい笑顔です。
見ていると、私も嬉しくって涙が出て来ます

ご本人からは
「いろんな事が学べてすごく勉強になりました。 ありがとうございます(^o^)」
との言葉を頂戴致しました。

雄太君、素晴らしい第一歩踏み出しましたね
本当に嬉しく思ってます

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