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さいたま市南区のピアノ教室
カナリア音楽教室の増田玲子です。
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「集中力」はどうやったら着くのかな?と思います。生徒さんによってかなり違いを感じるからです。
3分が限度な子もいますし、30分持続出来る子もいます。年令は関係ないです。
おしゃべりな子が集中力がないか、というとそうでもなく。30分持続してる子の中にもよくしゃべる子はいます。
2年生のRちゃんが、そうです。
Rちゃんは曲と曲の合間によくしゃべりします。が、その「おしゃべり」は「弾く事」を回避?する為にしゃべるのではなく、話したいことが「あふれ出てくる」ので、話してる、という感じです。
言葉をたくさん知っていて、話の組み立ても上手く、聴きやすいし、理解しやすいです。
内容も面白いです。
・・・で、いつまでもしゃべってるかというとそうではなく、「要点」を話し終えると、直ぐにピアノに向かいます。
その切り替えの早さが凄いです。
そして、さっきまでお話ししていたのに、ピアノに向かったとたんグッと集中して弾き終わるまで、ピアノの世界に入ってます。
その切り替えの早さに、いつも驚いてます。
レッスン時間の中でも「オン・オフ」がちゃんと出来てます。これはどうしたら身に付けられるのかな?と思います。
好奇心が旺盛で、物知りです。明るくて、楽しい子です。
ただ、私もそうですが、「好きな事」には集中できます。それは、お子さんも皆そうだと思います。ブロックでもゲームでも好きな事には集中できます。
ピアノも曲によって違います。
好きな曲、気に入った曲、には苦無く取り込める生徒さんは沢山います。でも、なんとなく苦手な教本や曲は練習する意欲がわかなかったりします。
しかし、このRちゃんは、なんでも「OK」なんです。どんな教本でもどんな曲でも、すんなり受け入れます。「ピアノが好きなんだ」と一言で言ってしまえば簡単なのですが、どうもそうでもないみたいです。特にピアノが好き、というのでもないです。つまり、なんでも「好き」なんです。
だから、どんな曲でもOKなんです。
キャパが広く、柔軟なんです。
好き・嫌い、ではなく、なんでも「素直」に受け入れるんです。
そういえば「いや」という言葉は一度も聞いたことないです。
「集中力」について書こうと思ってましたが、話がそれてしまいました。
「集中力」はなんでも「請けいられることが出来る力」じゃないかな、なんてふと思いました。
「好きな事」は自然と集中して出来ます。だから、なんでも「好きな事」にしちゃえばいいんですね。短絡的な考えかもしれませんが・・・どんな苦手な事、気の重い事でも、全てが嫌な訳ではないと思います。
ピアノもしかり、レッスンして生徒さんが集中できてないのは私のアプローチの仕方が不味いんです。その子なりのアプローチの方法があるはずです。
これまでも、その点は十分に分かって指導してましたが、今Rちゃんの事を書いてて、考えさせられました。
ブログを書くという事はこうゆうメリットがあります。
書くことによって「新しい」「気づき」が沢山あります。今日もそうです。
Rちゃん、ありがとうございました。