おはようございます。
さいたま市のピアノ教室
カナリア音楽教室の増田玲子です。
***************
ピアノ教師は日々試行錯誤しながらレッスンをしてますが、「悩んでる」事の中で可なりのウエイトを占めてる物に、生徒さんに「読譜力」をつける事、が上げられると思います。
「なんで読めないのかな~?」と悩んでらっしゃる先生は沢山いらっしゃいます。私もそうです。読めない事には、先に進めません。
レッスン中「一緒に譜読みをする」それだけで終わってしまうレッスン程勿体ないものは無いです。
「いかに早く読めるようにさせるか」それが、ピアノ教師の「指名」とも言えます
読めなければ「弾けない」→読めなければ「家で練習出来ない」→中々弾けるようにならない→ピアノが嫌いになってしまう
この悪循環です。
そうならない為に、あれこれ「作」を練ります
勿論、何の苦労もなく「読める」子達も沢山います。でも、そうでもない子が以外と多いのが現状だと思います。
平仮名を読めなければ読み書きが出来ません。
足し算が出来なければ、計算が出来ません。
ただ、ピアノの楽譜は「音譜」を覚えたから弾ける、というものではありません。
そんな簡単なものではないんです。
楽譜は「左から右」に書かれてます。。。「ぶんぶんぶん」の最初は「ソーファーミー」です。
楽譜では「右」に向かって書かれてるのに、実際弾く「ソーファーミー」は左方向に向かいます。これが、落とし穴なんです。
この動きがちゃんと理解出来ず反応出来ない子が、読譜に苦労してる子です。
そこで、このテキストです。
「待ってました!」という感じです(^O^)/
著者は「二本柳 奈津子先生」
これまでも、奈津子先生は御自身のセミナーで、このテキストの内容に近いお話しをして下さっていて、私も少しずつレッスンに取り入れさせて頂いてましたが、この楽譜が出版された事に因り、更に実践し易くなりました
ドリル形式になってます。セミナーでも皆で一緒に行いましたが、以外と難しいです(・・;)脳をフル回転しました (笑)
一年がかりでこのテキストを執筆して下さった二本柳奈津子先生、ありがとうございました
又、奈津子先生と共に 苦しんで下さり本書を世に出して下さった福田優子先生、ありがとうございました
読譜で苦しんでるのは生徒さんだけではありません、お母様も、そして我々指導者も・・・
きっと、このテキストがみんなを幸せにしてくれる、と信じています
にほんブログ村
ランキングに参加しています。ご協力よろしくお願いいたします。