カナリア日記

さいたま市南区(武蔵浦和)にある「カナリア音楽教室」のレッスン日記です。

「まなびぴあ」~♪動物の謝肉祭♪

2009年09月26日 | 「PTNA」関係
「まなびぴあ」での演目の一つ
「動物の謝肉祭」でナレーションをする事になってしまいました。

本当に「なっちゃった・・・」という感じです、汗

半ば「強引?」半ば「泣き落とし?」の依頼に
私もなんだか良く判らないまま
「やります」とお返事をしてしまいました。



「発表会」での♪謝肉祭♪は生徒さん同志に因る「連弾」
「まなびぴあ」の方は「2台ピアノ」に「弦」と「管」が加わります。


どちらが、大切というものではありません。
比べられるものではありません。

只、発表会は自分の責任で行うものですが
「まなびぴあ」は「国」の主催であり
音楽を担当する「ピティナ」の「威信」が掛かってます。
「重圧」という部分ではこちらの方があります。


今、手元にりっぱな「チラシ」があります。
実に豊富なプログラムになってます。

「謝肉祭」の出演者の名前には
「勉強会」のメンバーが何人か含まれています。
いずれの方も素晴らしい「演奏力」をお持ちの先生です。
(とても楽しみです)

そして、その最後に「ナレーター 増田玲子」と書かれているのを見て
「ドキ!」っとしました。

やっぱ本当にやるんだ・・・と思いました(苦笑)



本番に向けて、これから打ち合わせと練習が始まります。

これだけの「スタッフ」「メンバー」が揃っているので
間違いなく良い舞台になると思います。

生徒さん達にも是非聴きに来て頂きたいです。

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「ステップメッセージ」

2009年09月25日 | 「PTNA」関係
一昨日「ステップ」を受けられた生徒さんが
「アドバイザー」の先生が書いて下さった「講評(メッセージ)」
を持ってきてくれました。


ステップでは、3人のアドバイザーの先生が
一人一人に「メッセージ」を書いて下さいます。

一応「5段階評価」も付きます。

3人おいでですので、「評価」も「メッセージ内容」も三人三様です。
そこが又良い点だと思います。


会場では、演奏と同時進行で「ペン」を走らせていらっしゃいます。
聴いて→考えて→書く

小さい子の演奏はあっという間に終わってしまうので手を休める暇もありません。
大変な労力です。



改めて、Nちゃんに書いて下さったメッセージを読むと

私が、日頃のレッスンで、「弱点」だと思ってる点が的確に指摘され
良いと思ってる点は誉めて下さってます。

只、感想だけでなく、今後どうゆう点を注意したらいいかも書いて下さってます。
そして、何より「愛情」に溢れています。



ピアノのレッスンとは、個人的な物です
教える側の「主観」がメインです。
でも、別の先生からの評価を知れる事は
指導する立場の人間にとって、大変ありがたい事です。
このようなシステムは画期的な物だと思います。


今回の内容は、即発表会の曲に活用出来ます。
直前でしたが、受けて正解だったと思います。


生徒さん達には、どんどん「ステップ」に挑戦してほしいと
心から思いました。

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ステップ「南浦和地区」

2009年09月24日 | 「PTNA」関係
南浦和地区のステップに行って来ました。

今回は、発表会前と連休中という事もあって
当教室からの参加者は一名のみでした。

4年生のNちゃん。

Nちゃんは、この春引越しに因り入会されました。

其れまでの先生の所では、きちんとレッスンされてたと感じました。
何より、真面目で、素直なお子さんなので
きっと、伸びると思い、可なり高度なレッスンに切り替えました。

彼女は、それにしっかり着いて来てくれました。

ステップのご案内を出した時も、受けてみたいと直ぐ返事を頂きました。
前の先生の所ではなさってなかったようで、初めてのステップです。

発表会の曲もレベルの高い曲を渡してたので、若干不安はありましたが
Nちゃんは、ステップの2曲と、発表会の「ソロ」と「連弾」の
計4曲を同時進行で、しっかり仕上げてくれました。

お母様からも
「先生の所で習い始めて、この半年の間に
娘の、ピアノに対する取り組み方が全く変わってきました」
とのお言葉を頂きました。

昨日は、可なり緊張してしまったようです。
でも、とても良い経験が出来た、と言って頂けました。


「南浦和地区」のステップの特徴は
毎年、「室内楽」のミニ・コンサートがある事です。

昨日も「ドビュッシー」や「サンサーンス」等
素晴らしい演奏を沢山聴けました。

参加しなかった生徒さん達にもお声を掛ければ良かったな~
聴かせたかったな~と思いました。

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「芝居の稽古」

2009年09月21日 | 日々のこと・・・
久~し振りに、芝居の稽古場に行って来ました。

以前習っていた先生から
「生徒のレッスンの相手をやって欲しい」と頼まれたからです。

稽古場にいたのは、女子高生
私は、そのお母さん役。


その場で台詞を渡され・・・
「母役だから、地のまま出来るから簡単」と思ったけど
随分さび付いてるようで、以外と苦戦しました、汗

やり難かったのは、相手の子のせいもあるのですが・・・
何しろ、「演技」を始めて間もない子で
はっきり言って「下手」で
芝居になってません。

こちらが、なんとか引き出してあげようと思っても
どうにも乗ってこず
すっかり調子が狂ってしまいました。

私の「演技」も素人に毛が生えた程度ですので
ピアノを教えるような訳には行きません。


そんな子に対してでも
その先生は、実に巧みに指導をしてました。

出来ない子の能力をどうやって引き出すか?

音楽と演劇は違いますが
「育てる」という意味での基本は同じです。

色々と勉強させて貰えました。

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観劇「おんなの家」

2009年09月20日 | 「舞台・観劇・コンサート」
連休ですね
秋に5連休があるなんて、ビックリです。
お天気も良いし、いい空気を吸いに出かけたいですね。


私は「芝居」を観に行ってきました。
「新派」は久しぶりです。

新橋演舞場(あの、タッキーも公演をした所です)
橋田寿賀子・作
石井ふく子・演出の「おんなの家」

このお二人の名前から想像出来る通り
実にベタな作品でした。

でも、涙有り、笑い有りで、安心して観れました。
たまには、いいもんだな~と思いました。


今回は、なんと「桟敷席」での観劇でした。

「桟敷席」とは、座席の両サイドの一段高くなった所に作られたもの
「歌舞伎座」にもあります。
ここ、憧れだったんです☆
でも、滅多に座れる席では無く、初体験でした。


専用の入り口から入ると、二席ずつに区切られていて
畳が敷いて有り、座椅子と白いお座布団
テーブルの上には、お茶の用意もして有り
そこだけ、異空間でした。

幕間には、「お弁当」を持ってきて下さって
凄く贅沢な気分を味わえました。


丁度「花道」側でしたので
「花道」を通る役者さんも間近で観れました。


ラストは「白無垢」姿の「花嫁」

しずしずと「花道」を歩く「花嫁」の美しさは感動的で、涙が溢れました。
あの女優さん、初めて観ましたが、本当に美しかったです。


「芝居」を観たいと思ったのは
発表会で「ナレーション」をするからでもあります。
全く異なるシチュエーションですが
舞台に立つ人間の「心意気」を肌で感じる事は出来
大変「貴重」な時間を過ごす事が出来ました☆

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「もう大丈夫」

2009年09月18日 | 「レッスン日記」
毎日が「感動」の連続です。

昨日の発表会の曲の練習で・・・



Hちゃん(小2)・・・初めて最後迄間違えずに弾けました。やったー!

Rちゃん(小2)・・・中々弾けるようにならず、ベソをかきかきのレッスンの日々が続きましたが、やっとクリアー。
           Rちゃん特有の「陶酔」しながら弾く姿をやっと見れました。

Nちゃん(小4)・・・発表会の直前に挑戦する「ステップ」の2曲が、信じられない程、完璧に仕上がってました。
           同時進行でよくぞ此処まで頑張りました。脱帽です。

Mちゃん(小4)Sちゃん(小4)・・・二人共、「癒し系」の綺麗な曲を弾きます。とても美しい「音色」で弾けるようになり、十分癒されました。

Sちゃん(小4)・・・一番心配してた生徒さんですが、この2週間で、別人のようになりました。
           二人三脚で頑張った日々が蘇り、演奏を聴いてて涙が溢れてなりませんでした。




ここにきて、「私の役目は終わった・・・」と思いました。
  
この半年間、膨大な時間をかけ、必死に取り組みました。
そこにある「思い」は
「自分に恥じない演奏をして貰いたい」というもの。
「諦めずに、精一杯努力してもらいたい」というもの。

今週のレッスンで、その目的は達成されました。
此処までくれば、もう大丈夫です。
後は、本番でその成果を発揮してもらうだけです。


夕べ、我が家では、早々と「乾杯」をしました(笑)
私も久々に多弁になり、和やかな食卓になりました。

私の「叱咤激励」に着いて来てくれた皆本当にありがとう。
そして、ハラハラしながらも支えて下さったお母様達、本当にありがとうございました。


あと、もう一息です☆

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昨日のレッスンで・・・

2009年09月17日 | 「レッスン日記」
昨日のレッスンで、皆の発表会の曲が粗完璧に仕上がったので
とてもホッとしました。


中でも目を引いたのは、6年生のY君。
驚く程、素晴らしく仕上がっていて心から感動しました。


「ソロ」の曲は凛々しく、躍動的に
苦手だった速いパッセージも完全に克服し
終盤の「アダージョ」では、その美しい響に、鳥肌が立ちました。

「連弾曲」も完成してました。


このソロの曲は、「音校」に通ってるお姉ちゃんが
4年生の発表会の時に弾いた曲です。
2年の学年の差は有りますが
完全に、あの時のお姉ちゃんの演奏を越えてました。

それまで長~い事
ピアノの上手なお姉ちゃんの影に隠れていたY君ですが
やっとお姉ちゃんを超えられた事が、私にとって感無量の思いでした。


Y君との出会いは、彼が生後10ヶ月の時
お姉ちゃんのレッスンに付いて来ていて、未だハイハイをしてた頃からです。

大きくなったな~☆


Y君の新学期時の「目標」は
「6年生の最後の合唱祭で、ピアノの伴奏者に選ばれる」
というものです。

「Y君、この調子だったら選ばれるかもね」
と言ったら、照れ屋のY君は「ニヤニヤ~」と笑ってました。

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「チビッコ・モーツァルト?」

2009年09月15日 | 「レッスン日記」
今日は在籍中のある生徒さんの事を書かせて頂きます。


H君は2年生の男の子です。去年の春入会されました。
レッスンを開始して直ぐに「この子はちょっと違うな」と感じました。

幼少時の「モーツァルト」のような印象を受けました。

例えば
レッスンの時に私が何気無く弾いたメロディーを
翌週来た時にちゃんと覚えていて弾いてくれたり
間違えてる箇所を指摘すると次は絶対に間違えなかったり・・・

頭が良く、大変「感」の良いお子さんだと思います。

「賢い子」と言えば
過去に、「開成中・高」から「東大の医学部」に入った生徒さんがいました。

K君は「開成中」受験の直前迄、レッスンに通って来てました。
勿論、ピアノも弾けました。
頭の良い子はなんでも出来るんだな~とつくづく思いました。

H君は、さらにK君の上をいってると思います。


コツコツ「努力型」のK君に比べ
H君は「感覚派」です。
可なり良い「耳」と、「勘の良さ」を備えています。
これは、正に持って生まれた物だと思います。


只、そうゆうお子さんの指導には、留意しなければならない点があります。
やれば直ぐに出来てしまうので、基礎が疎かになりがちになってしまうという点です。

ですから、今H君には2種類の教材系を渡してます。
つまり、弾けたら直ぐ「丸」にしてどんどん進ませる物と
基礎をみっちりやるものです。

「基礎」は「ブルグミューラ」等を使用してますが、実に簡単に弾けてしまいます。
でも、本人には
「この本は直ぐ丸にしないよ、1曲に一ヶ月かけるよ」
と予め言ってますので
「未だ、ダメなの~?」と言いつつ、そちらは諦めてコツコツやってます。


H君のもう一つ目を見張る点は
とにかく「楽しそうに、嬉しそうに」弾くという点です。

以前書いた「愛情物語」の「タイロン・パワー」と同じです。
弾いている内に、嬉しくって思わず「顔がほころんでしまう」という表情です。
こうゆうお子さんは始めて見ました。

性格も申し分ないです。


勿論、皆其々です。
そして、教室では、皆平等です。

でも、H君が今後どのように成長していくか
もの凄く楽しみな生徒さんである事は間違いありません。

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「VFX」を初体験しました

2009年09月14日 | 日々のこと・・・
VFX(ブイエフエックス、視覚効果)とは
Visual Effects(ビジュアル・エフェクツ)の略で
映画や特撮ドラマで現実には見ることのできない画面効果を
実現するための技術のことを指します。

撮影現場での効果をSFX(Special Effects、特殊効果)と呼ぶのに対し
撮影後に付け加えられる効果をVFX(視覚効果)と呼びます。

現在の映画では、必ず使われている技術です。
それの制作課程を見せて頂きました。


見せて下さった方は、実際に数々の邦画や
長渕剛やGLAYのコンサート等を手がけてらっしゃるクリエーターの方
映画大好き人間の私は超ワクワクしました。

昨年劇場上映された「東京大空襲」の「ワン・シーン」を使用しました。

橋の上にいる群集が炎に包まれる、というシーンです。
これは、実写では絶対に撮れないシーンです。

先ず、PCに実写を取り込み、それを何回も何回も繰り返し編集します
そして最後にそこに炎を入れます。
簡単に言ってしまえばこれだけなのですが、実際はとても難しい作業です。

取り込むだけでなく、色彩・明暗・バランスetc・・・
全てに微調整をします。

PC苦手の私には、気の遠くなるような気がしました。
そのプロの方でも
このシーンを真剣に作ろうと思ったら、丸一日かかる、とおっしゃってました。


膨大な時間と根気の要る作業です。

映画は「撮影」より「編集」の方が大変
という事は良く耳にします。

エンドロールにズラズラ~と並ぶ、クリエーターの方々の名前
現場に携わってる人の数も凄い人数ですけど
編集の人の方がもっと多いかもしれません。


クリエーターという仕事は
その分野の知識・技術のみならず
多方面へ常にアンテナを張ってないと勤まらない職業だと思いました。

それは、「ピアノ教師」でも全く同じですね☆

中々味う事の出来ない貴重な体験が出来ました。

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ある生徒さんとの想い出

2009年09月13日 | 「レッスン日記」
発表会が近付くと必ず思い出す生徒さんがいます。

Aちゃん…


Aちゃんは幼稚園の時に入会しました。

実は、Aちゃんには、やや障害がありました。
一見してすぐにそれと分かりました。

小学校入学時にも「特殊学級」を勧められましたが
御両親の強い希望で普通のクラスに入学されました。

私の言う事はちゃんと理解出来るし、お話しもちゃんと出来ます。

只、身体能力は可なり低く、他の生徒さんが一回で出来る事に十回はかかりました。
ですから進み方は非常に遅かったですが
Aちゃんはいつもニコニコと、とても楽しそうに通って来てくれてました。


4年生の発表会の時に、どうしても弾きたい曲がありました。
私は可なり難しいと思いました。
でもAちゃんの希望も叶えてあげたく、その曲に決めました。

しかし、一向に弾けるようになりません。

それで、発表会の一ヶ月前から、毎日教室に来て貰いレッスンをする事にしました。
お家での練習だけでは無理だと判断したからです。

私も毎日仕事が入っていたので、その間を縫ってのレッスンでしたので
10分しか出来ない日もありました。
それでもAちゃんは一日も休む事なく、一ヶ月間毎日通い続けてくれました。
ある意味二人の「根競べ」でした。
Aちゃんが来るのだから私も休む訳には行きません。

そして、ついに発表会では、一ヶ所の間違えもなく、見事に演奏をしました。

舞台の袖で手を合わせ、祈りながら見守っていた私ですが
あの日の感動と安堵感は忘れる事は出来ません。


以来
中々弾けるようにならない生徒さんがいて私自身が挫けそうになった時は
いつも、Aちゃんとの事を思い出すようにしています。

Aちゃんは、今24才になりました。
あの5歳の時の純粋な「笑顔」は変わらぬまま
とても素敵な女性に成長されました。

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