カナリア日記

さいたま市南区(武蔵浦和)にある「カナリア音楽教室」のレッスン日記です。

カリキュラム

2008年11月19日 | 「レッスン日記」
レッスン日の翌日
朝起きて、先ず私が向うのはパソコン
前日のレッスンの内容を生徒の父兄に送信する為です。


宿題の出来、注意点、新しい宿題のポイント
こんなお話してくれましたよ(学校の事、お出かけした事等等・・・)

一人づつ、テキストと照らし合わせながらの「解説」になるので、もの凄~く時間がかかります。

そのお返事が来ると、それに対し又コメントを送信・・・
メールで足りないと思ったらお電話を・・・


同時に、次回のレッスンの指導案作り

今週足りなかった点、覚えてなかった点を中心にどこにポイントを置いてレッスンするか。
時間配分も重要な要素

限られた時間の中で、いかに効率良くレッスンをするか

永年やっていても、テキストの内容を熟知していても
習う側は皆違うので
同じテキストであっても全く違う感覚を受けます


只、カリキュラムをこなす事を中心に置いてしまうと
それを消化するため、教え込む為のレッスンになってしまい
なんとも無味乾燥の味気ないレッスンになってしまいます

「遊び」の要素、一見無駄のような時間の使い方も子供にとっては大変必要なものです。

随時レッスンの中でカリキュラムの修正を行いつつ
常に「今」「今日のレッスンでこの子に必要な物はなにか?」
と考えながら勧めています。

ですから、宿題の大変多い週と、メチャクチャ少ない週があったりします。
決して思いつきで出してる訳ではありませんので・・・苦笑


結局、レッスン日の翌日は
復習・連絡・予習で半日は費やしています。

でも、O型の癖に、結構地道な作業は好きで
この時間帯は、私にとって、映画観るより好きな時間です。

結構出来たな~、今度何させようかな~
生徒さん達の顔が浮かび
それだけでとっても楽しい時間です。

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新入会のお友だち

2008年11月07日 | 「レッスン日記」
11月から、二人の新しい生徒さんが入って下さいました。
昨日は、その第1回目のレッスン


一人目は幼稚園の「年少」さんの、こう君
4月に一年生のお姉ちゃんが入会されました。

お姉ちゃんのレッスンの時いつもママと一緒に来てました。
とてもお行儀のいい男の子で
待ってる間、お教室の備品で遊んだりして、とてもいい子にしていました。

その、こう君が、自分からピアノをやりたいと言い出したそうです。
ちょっとビックリしたけど、とても嬉しいでした。


1回目のレッスンは私の方がなんかドキドキ
チョッピリ照れくさかった
こう君も少し恥ずかしそう・・・

幼稚園の帰りで、園服着て来ました
息子が通っていた幼稚園
懐かしかった~

ピアノに向い座っているこう君を見て、なんだか感無量
ついこの間迄、ママのお膝に座っていたのに

色塗りをしました。
2センチぐらいの丸の中を塗るのに、2分ぐらいかかりました
はみ出さないように、丁寧に丁寧に・・・
こんなに丁寧に色を塗る子は初めて見ました。

それを無言で見つめる、お母さんと私・・・
こう君のあまりにも真剣な姿に、二人共言葉を挟めませんでした。

塗り終わって、「フー」っと息を吐いたこう君、私達も・・・
只、色を塗るという作業にこんなに真剣に取り組む姿に
本当に感動しました、涙


こう君が、何を思ってピアノをやりたいと言ったのはわかりません
でも、その4歳の小さな胸で、何か感じるものがあったのでしょう
いじらしいではありませんか

初孫、という感じです、笑
孫は無条件にかわいいそうですね



もう一人は3年生のさやかちゃん
他所のお教室から移られてきました。

当教室では、経験者であっても、「レベルの1」からやって頂くようにしています。
遠回りのようで、実は近道「急がば回れ」です

復習しながら、解ってる点、不足してる点をチェックしていきます。

さやかちゃんは、とても賢いお嬢さんですし、相性もバッチリなので
上手くやっていけると思います。


お母様から早速お礼のメールを頂きました。

「昨日のレッスンはとても新鮮で楽しかったようで、又やる気が出てきたようです。
ママ、私またピアノが好きになった、と言って、手書きの音符カードとか見せてくれました。
帰ってからすぐ練習して、久々に積極的な姿を見てホッとしました」

という内容でした。

良かったなーと思いました。


新しい生徒さんとの新たな出会いは、私自身の新しい挑戦でもあります。

こう君、さやかちゃん、一緒に楽しくピアノのレッスンしましょうね
素敵な時間をありがとう
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バスティン先生、来日記念特別講座

2008年11月06日 | 講座で勉強したこと
ジェーン・バスティン先生の4年振りの来日記念講座が開かれました。

生徒さん達がいつも使用している
あの「バスティン」の著者の方です。

今回、一週間の滞在中、日本各地で公演をされますが
東京のチケットはあっという間に完売になったそうです

会場は大勢の先生方で熱気ムンムンでした。

ジェーン先生はかなりのお年になってらっしゃるはずですが
全く年齢を感じさせない
とってもチャーミングな女性です。


講座の内容は「パーティーA」から中級迄

「同時通訳」が付くので、普通の講座より時間がかかるはずですのに
短時間で、よくこれだけの内容を私達に伝えられる・・・とビックリしました。

感銘を受けたのは
これだけの先生なのに
常に、新しい指導法を考え、それを実践していらっしゃる事

これは、本当に見習わなければいけないと思いました。

いつも生徒達の事を考え、より良い指導を考えてらっしゃる点には、頭が下がりました。

その志を伝えるのは、指導者である私達です


温もりの有るお人柄、素敵な笑顔に接し
心がぽっとあたたかくなりました。


次回の来日、又楽しみにしております。
其れまで、もっともっと「いい先生」になっていられるよう努力します。


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「日芸祭」

2008年11月02日 | 日々のこと・・・
「文化祭」のシーズンです。


息子の通う「日大芸術学部」の「日芸祭」に行って来ました。

「日芸祭」は大ー好きです。

それは、「日芸」には様々な学部が有り、盛り沢山な内容だからです。

音楽・映画・演劇・美術・デザイン・文芸・写真・放送

プロ顔負けの音楽学部の演奏を聴き、短編映画を観、絵を鑑賞し、スタジオで写真を撮って貰い(笑)、テレビスタジオの凄いセットに度肝を抜かれ・・・
観るもの、感動する物が沢山詰まった玉手箱です

息子のデザイン学部インダストリア・デザイン学科では、「メカ展」をしてました。
息子は「近未来の戦闘機」とお得意の「ガンダム」の絵を展示してました

就活を控えてる3年生ですので
企業に提出する「ポートフォリオ」も何点か展示されてましたが
皆素晴らしい出来でした。

来年度の、インダストリアル科への求人も告示されてましたが
電通を始め、ホンダ・松下・ソニー・・・と凄い企業の名前が連なってました
どこかへ引っかかるか・・・???



クラスメイト達、みんないい子だったなー。
1学年、25名しかいないんです。その子達と4年間ずっと一緒に学んで行く訳ですから、凄い団結力と生涯通じての仲間になるだろうなーとつくづく思いました。


「日芸」の子達って、本当に明るいんです、素朴です、いい表情をしています、キラキラ輝いてます

それは多分、恵まれた環境の中で、自分の好きな事、やりたい事を学べているからでしょう。
日々の学生生活が充実しているから、あんなにも楽しそうなのでしょう

この中から何人未来の三谷幸喜が現れるかわかりません。
でも、彼らが、今自分の「夢」に向って学んでる彼らが
それを行かせる職に付ける事を願わずにいられません。

最近又経済情勢が不安定になって来ました。
日本の前途有る若者達が、きちんと職に付け、安定した生活が送れる国である事を
一人の親として、願わずにいられません。

屋外のロック・コンサートでノリノリになって踊ってた子達、模擬店で、一生懸命カレーを売っていた女の子、玉ねぎを切っていた女の子、親切に説明してくれた生徒さん。etc,etc・・・
みんなありがとう元気を沢山もらえました


毎年こんな体験が出来るのも息子がいればこそ
息子にもありがとう

あと1年・・・頑張れ
コメント (2)
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