ご訪問頂きありがとうございます。
さいたま市南区のピアノ教室
カナリア音楽教室の増田玲子です。
**************
ピティナ・ピアノコンペティション特級ファイナルが終わりました。
16時半~20時半迄の4時間「動画配信」で見ました。
今回特筆すべきことは、4曲中3曲が同じ曲だった、という事。
「ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番ニ短調OP30」です。
三人三様の演奏を聴かせて頂きました。いずれも素晴らしかったです、が、圧倒されたのは森川隼太さんの演奏でした。
未だ、高校一年生です。物凄いパワーでした。圧巻でした。
森川さんは関本昌平さんに師事されてます。関本先生は、2003年にこの「特級」でグランプリを受賞し、2005年のショパンコンクールで4位に入賞されてます。お人柄も温厚で、それがピアノの「音色」にも表れていて、演奏者としても指導者としても本当に素晴らしい方です。
お一人だけ違う曲を弾かれた山縣美季さんは芸大の一年生です。ショパンの「ピアノ協奏曲第二番ヘ短調OP.21」を演奏されました。
とてもとても美しい演奏で、途中で何度も涙が出ました。繊細で、温かくて、優しくて素晴らしい演奏でした。
☆
オンラインでは、聴いてる人たちの投稿が次々出てくるのですが、これも中々勉強になって、聴きながらちらちら読んでたのですが、この山縣さんの演奏への評価が凄く高かったです。「泣ける」と書いてる人多かったです。私だけでないんだ、と思いました。
このコンクールでは「聴衆賞」というのがあり、聴いてる人が、一番良い、と思った演奏に「一票」入れる事が出来ます。
その結果は・・・ダントツ1位が森川さん、次が山縣さんでした。ちなみに私は山縣さんに入れました。森川さんが多いだろう、と思ったのもありますが、山縣さんの演奏がやっぱり好きだったからです。
ここで朗報です。山縣さん、ショパン・コンクールに出るらしいです。真意の程は未だわかりませんが、チャットでも、「ショパコンに出てほしい」という声が多数上がってました。是非!期待してます。
お二人の演奏です、お聴き下さい♪
ですので、「2020 ピティナ特級ファイナル」検索でご覧になって下さい。
只、5時間半あります。