カナリア日記

さいたま市南区(武蔵浦和)にある「カナリア音楽教室」のレッスン日記です。

ほんとに 「少子化?」

2010年04月30日 | 「レッスン日記」
「少子化」という言葉を良く耳にするようになってから、随分経ちますが
最近、本当に「少子化」なのかな?・・・と思います。

30年前、ピアノの先生を始めた頃は、殆どの生徒さんに兄弟がいました。

上のお子さんが入会すると大概下のお子さんも続けて入会され、教室としては、大変運営し易い時代でありました。

それが・・・15年程前でしょうか?
まさに「少子化」が叫び出された頃
非常に「一人っ子」が増えた、と感じました。

我が子も「一人っ子」ですが
今22歳の息子の「前後5年」ぐらいの年代がそうです。

一時は、在籍生徒さんの8割は「一人っ子」という状態でした。

それが、ここ数年で又変わりました。
現在は、1割以下です。

御父兄からも、最近「2人、3人と産む人が増えてきた」とお聞きしました。

レッスンの時も、なんだか「赤ちゃんに囲まれている」という感じがします

本当に「少子化?」
それとも、この地域だけの特徴でしょうか?


新しい生徒さん達の妹さんや弟さんの名前を覚えるのがちょっと大変



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素敵な「花束」

2010年04月29日 | 「大人の生徒さん」
22歳のAさんは、この春大学を卒業しましたが、就職せず、今、「お花屋さん」でアルバイトをしています。

「お花ってとっても可愛いですよ~」
と目を輝かせて言う彼女を見て
「あなたもお花に負けないぐらい可愛いわよ」
と思いました(笑)

「花束」が必要になって、彼女の働いてる店に行ってみました。

私の事に気づいたら
「わ~先生~」っと満面の笑み・・・
小学生のように「あどけない」笑顔でした

「花束作ってくれる?」と言ったら
「えっ?! 私でいいんですか?」と・・・

正直、未だ「見習い中」の彼女に頼むのは不安がありましたが、でも彼女に頼みたかったのです。この子がどんな「花束」を作るか見てみたかったんです

予算と、イメージを伝え、後は全て任せる、と言いました。

「判りました、頑張って作ります」と・・・

私は、そのまま別の買い物に行き、戻ってきたら・・・出来てました

「彼女の作品らしいな~」と思いました。
彼女が弾く、ピアノの音色そのもののイメージでした

熟練の花屋さんの物とは明らかに違いました。
でも、「素朴」で「好きだな」と思いました。

「素敵ね」と言ったら
「本当ですか?ありがとうございます」

と又満面の笑み

差し上げた方も非常に喜んで下さいました。

その事をメールで伝えたら
「良かったです!!」と・・・

彼女が何時までバイトしてるかは判りません。
他で就職するか、それともそのまま社員になるか・・・

いずれにしても、今後暖かく見守ってあげたいな、と思っています。

ピアノもとても上手になってきました
「花を愛する」彼女はとても「素直」な生徒さんなので、上達も早いです

ノーメークで髪の毛縛って黙々と働いてたAさん
若いって本当~に素晴らしいですね


御父兄の皆様、お花を買う時は是非彼女のいる店でお願いします
すぐ近くです




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「やばい!」と思える気持ちの大切さ

2010年04月27日 | 「大人の生徒さん」
20代のAさんは、4月に入ってからとても急がしそうで、中々レッスンの予約が入りませんでした。

1週目・2週目と続けて
「すみません、今週は駄目です
とのメールが・・・
「大丈夫?3・4週続けてになっちゃうよ」
とちょっと心配メールを・・・

3週目、やっと予約が入って、その時彼女は
「今週は絶対行きます。そうしないと今月やばいんで」と言いました。

そう、この「やばい」という気持ちが大切なんですよね

今、大人の生徒さんは、月2回の「予約制レッスン」にしています。
月2回は絶対に来る、という前提で「月謝制」でもあります。

以前は「ワン・レッスン制」もしてました。
でも、この「ワン・レッスン制」というのは大変な「曲者」です

習う側にどうしても「甘え」が出てしまいます

「今月は忙しいから1回にしよう」とか
「練習できなかったから今月はもういいや」とか
「今月はお小遣いが無いから来月になったら行こう」とか・・・

これでは全くやってる意味がなくなってしまいます

ピアノでもなんでもお稽古は「間隔」を空けては絶対駄目です。
特に「初心者」は・・・
習ってる意味が無くなってしまいます。

「間」が空くと、モチベーションが低下してしまいます
なんとなく「億劫」になってしまい
そのままズルズルと辞めてしまう事になりかねません。

結果を出さずに、今までのレッスン料を無駄にする事になります

ですから、あえて私は心を「鬼」にして
2回レッスンを「死守」しています

自分でやってる教室です。
どうしても1回しかこれなかった生徒に対し
「じゃあ今月は月謝半分でいいわ」とか
「今月分、来月に繰越で、来月3回してあげるわ」
と言うのは簡単です。

でも、私はあえて言いません。
厳しいようですが、それが「本人」の為だからです

3週目、なんと来たかAさん
「先生、来週なんですが・・・29日しか空いてないんですが・・・
祭日ですけどいいですか?」と・・・
「祭日だってなんだって構わないわよ」と私・・・


一生懸命な生徒さんにはなんとしても時間を工面してあげたい、と思うのは、指導者側の当然の気持ちです



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「魔法にかけられて」

2010年04月26日 | 「大人の生徒さん」
「魔法にかけられて」・・・ディズニー映画のお話しではありません。
大人の生徒さんのレッスンをしていて、ふとその題名が浮かびました。

20代のTさんのレッスンで「同音連打」の課題がありました。
これ、以外と難しいです。
特に初心者の場合、頑張って弾こうと思えば思うほど力んでしまいます。
Tさんも非常に苦戦してました。
とにかく「脱力」しかないのですが・・・
手を変え、品を変え、「脱力」の練習をしました。

今、大人の方にはCD付きのテキストを使用しています。

今回の「同音連打」の課題曲は2曲ありましたが
1曲目は「癒し系」2曲目は「ジャズ風」の伴奏がついてました。
これは、非常に判り易いです。

同じ「同音連打」でも「奏法」は変わってきます。
伴奏を聴くことによって、イメージが沸いてきます。

Tさんも、私のアドヴァイスによって弾いてるうちに
どうやらコツを掴んだよう。

だんだん笑顔になり
とても楽しそうに&気持ちよさそうに弾けるようになりました。

その表情を見ているうちに
「先生って魔法使いみたいだな」と思いました。

「魔法の言葉」によって弾ける様にしちゃうんです。

かぼちゃが馬車になったように
シンデレラがお姫様になったように・・・

「魔法にかけられて」この映画も大変お勧めです。

女の子はみんな「お姫様」にあこがれますよね☆
Tさんのように20代になってもそれは替わらないと思います。

お姫様になれたような喜びと心地良さを感じて欲しい
「夢の世界」を体感して欲しい。
ピアノのレッスンは生徒さんにとってそんな時間であって欲しいです☆



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「お仕事」と「子育て」の両立頑張って下さい!!

2010年04月25日 | 「レッスン日記」
君のお母様から、レッスン曜日の件で相談されました。
お仕事に復帰される事を考えていらっしゃるそうです。

出産前になさってらしたお仕事。
子育ての為退職されたものの、是非復帰したい、今しなかったらもう出来ないのでは?と思われたそうです。

その気持ち、非常に良く判ります。
私も、臨月迄働いておりましたが、間を空けるのが不安で直ぐに復帰しました

仕事を始めるに辺り、君のピアノの日を最優先に考えたい、君が誰よりも先生を信頼してるので、ピアノだけはどうしても続けたい、との事で、日程の確認のお話しでした。

未だ早いかな~?、子供が可哀想かな?・・・と悩んでいらっしゃいましたね

それは当然ですよね。

私も同じでした

子供に淋しい思いをさせ、泣かせ、それでも続ける必要があるか?と、自問自答の繰り返しでした

でも、私は続けたかったんです

子供の後ろ姿に幾度となく手を合わせ、「ごめんね」と心の中で誤る日々でした

でも、子供は判ってくれる、と信じてました

お母さんが一生懸命働いてる姿を理解してくれると思いたかったです

君のママには

「先生のようにお仕事されてても、息子さんはあんなに素敵に育ってますもんね」と言われました。

大した息子ではありませんが、少なくとも母親が仕事を持ってた事はマイナスにはならなかったようです

だから、君のママも心配ないですよ。

私の何百倍もお子さんに対して「真剣」に取り組んでいらっしゃるのは、日頃のお付き合いで十分に感じてます。
本当に愛情深くお子さんに接していらっしゃっています。
そのお姿は頭の下がる思いです。

そんなお母さんですもの、絶対に上手く行くと思います

「妻」であり「母」であると同時に一人の「女性」としてきっと充実した日々を送る事が出来ると思います。

私が息子の進路の事で落ち込んでいた時、私の尊敬する先生から頂いた言葉を贈らせて頂きます。

「今起きる事は全てベストである、ベストなタイミングで起きてる」
私に勇気を与えてくれた言葉です


君ママ、頑張って下さい
心から応援しています



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Hちゃん、意地を見せる

2010年04月24日 | 「レッスン日記」
5年生のHちゃんはとっても大人しいお嬢さんです。

小さな声で恥ずかしそうにお話します。ホワ~ンとした感じです。

イメージでは「テディ・ベア」のよう、お教室に飾っておきたいぐらい可愛いです。

その性格に因るのだと思いますが、ピアノに対してはいたって「マイ・ペース」
頑張って練習して凄く上手になりたい、と思うタイプではありません。

そのHちゃんがお友達を紹介してくれました。
いわゆる「親友」という間柄のようです。

こちらのお嬢さんはHちゃんと一転、非常にハキハキしていて、バイタリティーのある女の子です。

ピアノは初めてですが、非常に勢いがあります。
もしやHちゃんを抜いてしまうのでは?と一抹の不安を感じました。

これはHちゃんの為には絶対に避けたい事です。

Hちゃんに言いました。
「多分無いとは思うけど・・・もし抜かされちゃったらちょっと悔しいよね?」と・・・

Hちゃんは、珍しくはっきりと言いました。
「悔しい、プライドがある」と・・・

Hちゃんの口から「プライド」なんて言葉が出てきたのでビックリしましたが、これは良い事だし、当然、そう思って欲しいです。

翌週、明らかに練習してきたと思える演奏を聞かせてくれました。
「意地をみせたね」と言ったら、嬉しそうに笑っていました。

友達同士って難しい部分があります。

特に5年生ぐらいだと、ちょっとした事で「親友」になったり、又「絶交」したり・・・
非常にコロコロ変わる時期ですよね。

ま~同学年で後から入った子が先に進んでしまう、というケースは良くありますが、「親友同士」だったらそれは極力避けたいです。

せっかく同じお教室になったのですから、仲良くレッスンが出来るような状況にしてあげたいです。

お互いが切磋琢磨して良い方向に向かえるようにきちんと考えてあげる必要があります。

まあ、Hちゃんも「やる気」が出てきたようなので大丈夫だと思いますが(笑)

その内、二人で「連弾」をしましょうね。
きっと「息の合った」演奏になるでしょう。

いつまでも「親友同士」でいてね☆



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「嵐」の曲をCDに合わせて演奏

2010年04月22日 | 「レッスン日記」
副教材として「嵐」の曲をやってる6年生のちゃんが、彼らの曲をCDにコピーして持って来てくれました。

改めて彼女が自分で買ってきた楽譜を見たら、全て「オリジナル・キー」になってました。

「やったー」と思いました。

つまり「オリジナル・キー」とは、実際に「嵐」が歌ってる「キー」です。
当然CDに録音されてる曲もその「キー」になってます。

楽譜に因っては、難しい「キー」では無く、簡単な「キー」に転調して書かれてるものが多いです。特に「初級用」の楽譜は大概「ハ長調」とかになってます。

彼女が買ってきたのは「中級用」でしたので「転調」はしてありませんでした。
これはある意味ラッキーです。
なぜなら、CDに合わせて一緒に弾けるからです

実際私も何曲か弾かせて貰いました。
知ってる曲は一曲も無かったですが、「気分はノリノリ」でした


ちゃんにも
「このCDを多いに活用しな、特に左手の伴奏パターンは非常に参考になるはず。」と話しました。

念のため・・・ちゃんのレッスンでは「嵐」ばかりやってる訳ではありません(汗)

以前にも書きましたが、あくまでもこれは「スランプ気味」だった彼女の救護策です。
成果は出ました
「スランプ」から見事脱し、メインの「クラシック」も「起動」に載ってきました。

これも全て「嵐」のお陰です
「嵐」・・・ありがとう☆

新曲♪モンスター♪聴きました



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「ピッカピカの園服」

2010年04月20日 | 「レッスン日記」
年少さんになったくんが、初めて「園服」を着てレッスンに来ました。

いつもは「園バス」で通園ですが、レッスンの日はお母様が園にお迎えに行き
そのままレッスンに来るようにした為です。

真新しい園服を着たくんは、もうりっぱな幼稚園生。
ちょっと前迄、ママのお膝でベソをかいていた子とは別人のようでした。

テキストも「ミッフィー」の2巻に入りました

「今日から2に入るよ」と言ったら。
「きゅうきゅうしゃだ、楽しみにしてたんですよ」とお母様。

「ミッフィー・シリーズ」は3巻からになりますが
付属のCDには「1~3」迄の音源が全て入っていて
くんは、いつもそれを聴いていて
2巻の一曲目の「きゅうきゅうしゃ」を凄く楽しみにしていたそうです。

1巻の曲をCDに合わせて全曲弾いてもらいましたが
本当に弾けるようになってたのでお母様も嬉しそうなお顔をしてらっしゃいました

この3ヶ月、最初はピアノに座るのも嫌がって
本当にゆっくりゆっくり進むレッスンでしたが
ちゃんと進歩してる事を実感して下さったと思います。

くんは、未だ幼稚園に行くのを嫌がって愚図る日が有るそうです。

うちの子もそうでしたよ
着替えさせようと思うと「いやだ!」と言って部屋の隅で泣いてましたよ
と言ったら、お母様は少し安心されたご様子。

くんにも
「先生のお家のお兄ちゃんも、最初の頃は行きたくないって泣いてたよ
でも直ぐに慣れたよ、お友達も出来るし
くんも大丈夫だよ」と言ったら、ニッコリしてました

これからの成長がとっても楽しみです


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今年の「コナン」は面白い!

2010年04月19日 | 映画
「コナン」・・・初日に行って来ました。
今年の「コナン」は非常に良く出来てます

何と言っても「黒の組織」が出てこなっかのがいいですね。
私、嫌いなんです、彼らが出てくるストーリー
不気味だし、話しがややこしくなるし・・・

今回は「一話完決
昔の「コナン」に戻ったみたいで、オールド・ファンには非常に嬉しかったです

今年も家族三人での鑑賞となりました。
我が家にとって「コナン」は「大切な存在」です。

TV放映は1996年から
息子が2年生の時。毎週一緒に楽しみに見てました。

劇場版は1997年から
全14作欠かさず鑑賞してます。

こんな大きくなった息子ともう来年は一緒に行かないだろう・・・
と思いつつ
今年も22歳の息子と3人で行けました

一緒に行くと、その「感想」を聞くのも私の楽しみの一つです。

今や「その道」を目指すようになった息子の目線は、素人の私とは又違います。
「観察力」が全く違うんですね。

私が見逃してる細かな点もしっかり見てます。

そんな彼も、今回は素晴らしい出来だ、と言ってました。
こうゆう作品を観ると、自分の「モチベーション」も上がる、と・・・

去年のはストーリーは難しすぎました。
今回のはとてもわかり易いので、お子さんが見ても、お父さんやお母さんが見ても十分に楽しめると思います

ゴールデン・ウイークに是非お勧めします


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「物知り」Nちゃん

2010年04月16日 | 「レッスン日記」
2年生のNちゃんは非常に「物知り」なお子さんです。

レッスンに来ると、色々なお話しをしてくれます。
Nちゃんの頭の中には、私に伝えたい事、聞いて欲しい事が山のように詰まっています。

自分が体験した事、学校で習った事、どこかで習得した知識、内容は様々です。

驚くのは、その「記憶力」の良さ。難しい言葉もしっかり覚えています。

大体、「言葉」を沢山知ってるお子さんは「頭の良い」子が多いです。

Nちゃんの場合も「ベース」がしっかりしてるから、どんな物も全て吸収出来てると感じます。

「先生、これ知ってる?あれ知ってる?」と聞かれます。

知らない事が多いので「わからない」と言うと、説明してくれます。
実に手短に、判り易く解説してくれます。

私は、それらを、Nちゃんのレッスン帳に即座に書き込み、後でPCで再度調べてみます。非常に勉強になります。

性格も申し分ないです。

昨日幼児さんのお母さんと電話でお話ししましたが、その時そのお母さんが

「先生の教室にNちゃんっていますよね、最近良く公園で会うんですよ、会うと必ず声をかけてくれて一緒に遊んでくれるんですよ、いいお子さんですね、大ファンになっちゃいました。」
と言ってらっしゃいました。

生徒さん同士は発表会の練習などで面識があります。
Nちゃんは知ってる顔を見かけたので声をかけてくれたんでしょうね。Nちゃんらしいです。

私の知らない所で、生徒さん同士の「輪」が出来てる事は非常に嬉しいことです。
そして、教室の生徒さんの事を褒めて頂けた事もとても嬉しい事です。

年齢に関係なくみんながお友達になれる、そんなお教室が理想です。

Nちゃん、遊んでくれてありがとうね。
K君も、K君のママもとても喜んでいましたよ。


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